京都西山西国33番札所で知られた善峰寺麓に有った茅葺き民家。
麓、洛西ニュータウン方面からチャリにしてはきついヘアピン上りを駆け上がり、集落の一番奥手にこの茅葺き民家が建っていた。
僕がここを訪れた時、ちょうど屋根職人が棟まで登って補修中・・。
見た感じ、どうも全面葺き替えでなく、部分補修の様な感じ。
この先にもう民家はなく、来た道はこの奥濃い緑の山へと消えていた・・・この日は暖かかったが山の遅い梅がようやく綻びだしていた。
四方に棧瓦庇を突き出し、入母屋造りの大きい屋根を載せている。
見たところ、この家は昔ながらの農家のようで、現在もそのままを引き継いでの佇まい・・・。
しかし、屋根へ登っている人もかなりの老人・・・・街からそれほど遠くないのに子供の声は聞こえて来ない。
撮影2014.3.17