奈良公園近く、ちょうど大仏殿裏の住宅地に残る奈良県指定文化財の民家です。
五劫院の通りを挟んで筋向い細田歯科の新しい大和棟の建物と並んで旧細田家住宅の茅葺き民家が建っている。
昭和46年、県指定文化財になり、細田家から奈良市に寄贈、同48年に奈良市の所有となっっているらしい??
しかし現在一般公開されて居る様子もなく、門扉には南京錠が掛けられ雨戸は固く閉められ、生垣の外より撮影するしかない。
東側は棧瓦の落屋根、西側は急な角度の大和棟の切り妻
17世紀末から18世紀初頭に建てられたものとされ、奈良市内の農家住宅の中では最も古いものの一つといわれている。
奈良市内の真っ只中に、こうして残って居る貴重な茅葺き屋根の民家です。
撮影2013.3.7