愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

名張市美旗中村 大福寺一石六体地蔵

2013年07月08日 | 石仏:三重

三重県名張市、一大新興住宅地の「桔梗が丘」の東北端、昔ながらの村道脇に大福寺があり、その境内に半円形の一石六体地蔵がある。

大福寺は広い墓地を前に、新興住宅開発で?新築なった真新しい建物が並ぶが・・・、境内向かって左奥、無縁塔の集積前に一基の 一石六体地蔵が置かれて居る

幅約1.5m、高さ約70cm、頂部を半円形に整形した花崗岩に縁取りをし・・・・、

彫り沈め中に蓮台に立つ六体地蔵を中肉彫りで刻み出す。

一石六体地蔵は伊賀、名張地方では普通に見かけますがこう言う半円形の物は珍らしい。

一方、近く美旗の旧初瀬街道は今でもその街道筋を明確に残し、古い町並を良く残している。

撮影2011.12.12/2012.5.20