開運地蔵の名で呼び親しまれて居る、その実、小さな「不動磨崖石仏」です。
上野名張バイパスの国道368号線、安場交差を越え、名張方面に本の少し走ると、左手に弥勒寺への案内看板、左手に斜面を登る林道入口が見える。
車を入口広場に捨置き林道斜面を登ること10分ばかり、途中、不動尊取書かれた石柱も有り、やがて左手谷へ降りる参道を5分程・・・、目の前に高さ5~6mの滝行場が見える。
水しぶきが飛び散るのと昼でも暗いような滝壺では、肉眼での確認は難しいのですが・・・、確かに一目見たときは僧衣を纏う地蔵磨崖に見えます。
滝行場と云えば不動明王がセット、滝行場にまさか地蔵菩薩は有るまい・・・・・・おまけにあんな石柱まで建っていて。
暗い上に望遠、おまけに横着にも手持ち撮影・・・やっぱりご覧のようにブレブレ状態。
近づけないので良くは解りませんが・・・・像高約40cm、舟形光背には火焔をあしらい、右手には短い剣を持っているように見えます。
どうしてわざわざ地蔵尊に似せた不動明王が必要だったのかが不思議です・・・・まあしかしそれも有りか。
撮影2011.4.24/2011.1212