愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

高島市新旭町 森神社の石造宝塔

2013年06月24日 | 石塔:石造物

昔流に云えば・・・前回紹介の針江集落の西隣り村の鎮守に有る宝塔です。

この辺りの地域では何処に行ってもこうした石造宝塔にぶち当たる・・・・まるで犬も歩けば状態です。

今でこそ住所表示に森の字は使わなく成ってしまったが、以前は新旭町旭字森という標示だったようで、この森神社という社名も納得出来る。

神社は在所道、辻の一角に南面して建ち、家並の中に在っても緑多い神社です。

そんな神社境内への南東入口脇に西面して建っている。

古風な石造宝塔は花崗岩製の高さ約2.15m、基礎石向かって右側面には輪郭をの中、格狭間を作るが主部塔身には何の装飾もなく、首部は一段。

上に載る屋根部は比較的重厚で下部に二段の斗拱部を持ち、屋根上の相輪部は何処も同じように一部欠損。

鎌倉時代中期の造立と言われ、旧新旭町の文化財に指定されて居た。

撮影2011.12.4