この斜面を走る市道?の一番奥にあるどん突き集落、遥か下界に大塔中学校のある宇井の家並みを見下ろす。
前回紹介の飛養曽(ひよそ)集落を突き抜け、杉林を抜けきると目の前が大きく開けた引土の集落に出逢う。
集落の入り口辺りには辺鄙な山村集落には不似合いなほど立派で大きい信称寺。
この寺は珍しく住職家族が常住していて整備清掃が行き届いている。
この集落もやっぱり10軒程度の民家がポツポツ・・
見晴らしは良いが、人が立って作業を行うのは困難なほどの急斜面には、ジャガイモやショウガの様な根菜物が作られている。
赤い屋根がまるで積み木のように見える民家。
ここから先に集落は無く、ここはまさしくドン突き集落、向こうに見える山を越してもまだまだ山が繋がる紀伊半島のど真ん中。
景色も良く自然いっぱいのこの集落も、やっぱり余所者は入り込みにくい。
撮影2011.7.30