多武峰談山神社から、明日香へはつい最近まで徒歩のみでしか行くことの出来ない処でしたが、2010年、石舞台脇を走る県道155号線が全線開通、明日香と多武峯を一気に結びつけた。
その道路工事の補償か??新しい道路わきにスペースが設えられ簡素ながら立派な地蔵堂が建ち、三体の地蔵石仏と他に数体の小石仏が祀られています。
中央に立つ地蔵石仏は大きく
約2mの舟形光背、大きな錫杖に宝珠の定形地蔵
鼻下、口元の切られたような混石が気になります・・・、像高158cmと等身大、穏やかな落ち着いた顔容で室町後期の造立。
左脇の地蔵は総高約1mの永禄地蔵・・・。
たすき掛けの様な石瑛筋が気になる左脇の地蔵は総高約150cm丸顔、童顔
永禄地蔵の1年前の弘治三年銘を持つ。
しかしこの界隈こうした大きい地蔵石仏が多すぎるような??
撮影2006.6.24