愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

桜井市 下(しも)県道脇の石仏 

2011年08月10日 | 石仏:奈良

談山神社からの帰り道、多武峯より聖林寺のある下(しも)の旧街道筋まで駆け降りる途中・・・

車窓左手の小さな空き地に石仏が居並ぶのを見てSTOP・・・・ここは何処、これは何??。

県道拡幅工事で邪魔になったのか?はたまた工事中にでも掘り出されたのだろうか??中心には磨崖で有ったものを切断したと思わせるような地蔵石仏。

傍らには梵字仏や小石仏・・・まだこの地に祀られて余り経たないのか??まるで取って付けたかの様でどこか馴染まない。

高さ幅共に1m強程の自然花崗岩、その表面に約50cmばかしの舟形光背を彫沈め、中に小さく可愛い定形地蔵を彫り出している。

像は略式化の進んだ近世仏の様に見受けられるが、ここに来る前には何処でどうしてたのやら??とちょっと気になる地蔵さんです。

撮影2011.5.4