まるで異界にでも迷い込んだ様な錯覚に陥るところ・・・・・六字名号板碑と地蔵石仏が累々と並び立つ。
多武峰から明日香に下る新道、西口集落への進入口と対面する旧道脇の高台にその場所は在る。
勿論何の説明板も案内も無く旧道からも目につかない・・、進入路さえも定かでなく斜面をよじ登るような・・・・。
一見、寺跡のようでもなく古墓のようでも無く・・・、まるで六字名号板碑と地蔵石仏の陳列場??
六字名号板碑は向かって右が一番のっぽで約2.5mの天正2年(1574)、中央は約2mの永禄3年(1560)、左は天文21年(1552)・・・・
名号板碑の背後に並び立つ大型の三体地蔵にしても・・・
向かって右から、ほぼ等身大の天正4年(1576)・・・
ほぼ等身大、元亀3年(1572)の造立
ちょっと年号までは読み取れないが、ほぼ同時期の等身大・・
お盆近くのこの時期に有っても、殆ど手付かずのここは一体なんのだろう??
それにしてもここは異界への入り口のような??
撮影2011.8.7