Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

聖週間から復活祭にかけて

2014-04-22 | 
聖週間は、月曜日と土曜に走ったろうか。水曜日と木曜日に登って、復活祭日曜にも走った。沢沿い二回に、八キロコース一回になる。沢沿い往復は17分、2800歩の土曜日と八キロコースで13分、2018歩、35分、4100歩、降りてきて53分、7100歩であった。

なによりも足腰に堪えるのは木曜日の疲れと、手を振る右ひじが痛むのでバランスが崩れているからだろう。あまり楽しく走るというのではないが、曇天で出かけて帰る頃になると青空が出てきたのは良かった。

土曜日は、いつもよりは遅かったが、その足で肉屋に向かうと既に行列が出来ていて、三十分待ちという印象で引き返す人が続出した。汗を掻いていて、肌寒く風があったので身体の冷えが堪えたが、出直す気持ちのも無かったので十五分ほど粘った。

九時過ぎなだけにまだ色々とあり、シュヴァールテンマーゲンの玉をイースター卵の代わりに購入した。パン屋ではラムの形も購入したので揃った感じだ。

バーデン・バーデンの祝祭劇場は昨年までと違って、日本からの旅行団らしき人たちやフランス人などの国際的な雰囲気が出てきた。残念ながら、準備期間が短かったためにプッチーニのオペラでお茶を濁して評判も良くは無かったが、ヨハン受難曲の映像は記念碑的な意味を持つだろう。

木曜日に牡鹿塔に出かける前に当地の地場産業の靴のマーケットに立ち寄った。丁度二年前に購入した家履きが壊れたからだ。その時の記事に二年年もって呉れたらと書いてあるので、まあまあだろう。ボンドでくっ付けてもう一つは使えたであろう。そして同じ商品を見つけたが、今度は色違いもあり、メードインジャーマニーが消えている。価格も35ユーロに値引きされているので、同じぐらいの耐久力があれば受け入れられる。今度はサイズを一つ落として42にしてみた。快適性には問題なく綺麗に足が納まった方がサイドの剥がれかけた場所に負担が掛からないかと考えたからだ。生憎気温が下がってきているので靴下がないと寒い感じがするので、冬用の家履きもなかなか片付けられない。

バーデン・バーデン祝祭劇場からの帰り、受難曲のライヴ中継に続いて昨年話題となったザルツブルクでのマーラーの交響曲六番の中継録音が流された。通常の80分台の演奏時間に比較して優に90分を超えるということで全部は聞けなかったが、概ね理解した。一楽章が特に遅いテムポで、そのために二楽章にアンダンテを於いた演奏だが、もう一つ収まりも悪かった。二楽章と三楽章の入れ替えにはここでいとど話題になったことがあるが、あまり成功例ではなかった。遅い一楽章の特徴は、なるほど声部間の対位法的な扱いがよく見えるが、それほど密度が高まった感じがしないのは和声とのバランスの悪さに違いない。だから三楽章のスケルツォも小ぶりになってしまいそれほど感心しなかった。SWRの放送管弦楽団の演奏としてもそれほどで気が良いとは思わなかった。それならばなぜあれほどまでに新聞等で絶賛されたか?やはり存続への後押しと言うことだったに違いない。



参照:
とてもちぐはぐな一週間 2012-05-19 | 生活
耐え忍ぶ愛の陶酔の時 2014-04-21 | 音

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