安倍政権の秘密保護法の問題がFAZの第一面で取り上げられている。日本の大新聞ではどうだろうか?ここでは、国家主義政権である安倍政権がそもそも尖閣紛争のVIDEO投稿事件を受けたこの機密法を受け継いでの法案可決には、その背景として来年以降の憲法改正による国に対する国民の権利の制限があると指摘される。
所謂ホイッスルブロワーなども十年以内の刑を受けることになるために、東京の外国人報道協会のペン氏なども「ジャナーリズムの責任遂行を脅かす。」と日本の法曹関係の錚々たる歴々と共に警鐘を鳴らす。更にあまりにも曖昧な法案に対して連立与党の公明党のまやかしの修正案を非難して、国会前の反対行動には20人も集まっていなかったことを驚愕として伝える。
そして、ここでは軍事秘密などに止まらず、フクシマ処理においても本当の情報が、その国会調査などの疑問がもはや埋められることなく、責任も全て秘密にされる予想が示されている。もはや、記事にあるように日本の報道などは信じられないのは当然として、こうして真実を伝える我々の情報源や情報提供ですら安倍政権などにすれば十分にブラックリスト入りであり、山本太郎参議院議員ではないがもはや皆がしょっぴかられてもおかしくないことになっているのである。三百万人規模の抗議行動が起こらないようではもはや日本は民主主義体制とは言えない。ドイツでは先の福島の余震で四号機が崩壊することの危惧から速報が流された。日本ではどうだったろうか?また福島の人のみならず都心の人々も棄民にされるのだろうか?情報は一部の者に握られるようにするのが今回の法の作成者の魂胆なのである。これを許す民など世界のどこにもいまい。山本太郎の言う通りである、99%の主権者に正統性があるのだ!
夏時間が終わって日曜日最後のパン屋の帰りにリムブルク城へと向かった。何時もの走る場所とはそこから反対方向であるが同じぐらいの距離であろう。冬型になる変わりやすい天候の青空を背景に居城が浮き出して美しかった。途上の文化波ラジオは、大衆写真紙ビルトの伝えるところとしてオバマ大統領がメルケル首相の2004年からの通話盗聴の報告を受けていたことを伝えていた。もはや少々の謝罪ぐらいではドイツ国民は納得しないであろう。安倍政権のように全ての秘密はホワイトハウスに通じて国民には知らせないのとは訳が異なる。この程度の報道すらできない日本の大メディアとはなんであるのか?まさに前記のFAZが伝えるように、「日本記者クラブが牛耳る大メディアによって批判的ジャーナリストや外国メディアの伝える真実は隠される。」のである。
廃墟リムブルクを散策しながら、スパイヤーのその強権も感じつつもその歴史の懐深さを考えずにはいられなかった。このような辺境とも思われる場所ですら、これほどの権威や文化が存在して、そして今に至るその歴史の流れはただものではない。「美しい日本」などと戯けたことを言う男が権力を握っているその国の歴史を見れば、まさに今の日本の程度の低さが浮かび上がるのである。山本太郎ですら日本から脱出したいと考えているというのも無理もなかろう。
参照:
Japan will Geheimnisverrat schärfer bestrafen, FAZ vom 26.10.2013
間違った国策と呼ばれるもの 2013-10-11 | 文化一般
大洋を臨む福一の神話 2013-09-12 | 文化一般
Fuck you, everybody! 2011-12-06 | マスメディア批評
所謂ホイッスルブロワーなども十年以内の刑を受けることになるために、東京の外国人報道協会のペン氏なども「ジャナーリズムの責任遂行を脅かす。」と日本の法曹関係の錚々たる歴々と共に警鐘を鳴らす。更にあまりにも曖昧な法案に対して連立与党の公明党のまやかしの修正案を非難して、国会前の反対行動には20人も集まっていなかったことを驚愕として伝える。
そして、ここでは軍事秘密などに止まらず、フクシマ処理においても本当の情報が、その国会調査などの疑問がもはや埋められることなく、責任も全て秘密にされる予想が示されている。もはや、記事にあるように日本の報道などは信じられないのは当然として、こうして真実を伝える我々の情報源や情報提供ですら安倍政権などにすれば十分にブラックリスト入りであり、山本太郎参議院議員ではないがもはや皆がしょっぴかられてもおかしくないことになっているのである。三百万人規模の抗議行動が起こらないようではもはや日本は民主主義体制とは言えない。ドイツでは先の福島の余震で四号機が崩壊することの危惧から速報が流された。日本ではどうだったろうか?また福島の人のみならず都心の人々も棄民にされるのだろうか?情報は一部の者に握られるようにするのが今回の法の作成者の魂胆なのである。これを許す民など世界のどこにもいまい。山本太郎の言う通りである、99%の主権者に正統性があるのだ!
夏時間が終わって日曜日最後のパン屋の帰りにリムブルク城へと向かった。何時もの走る場所とはそこから反対方向であるが同じぐらいの距離であろう。冬型になる変わりやすい天候の青空を背景に居城が浮き出して美しかった。途上の文化波ラジオは、大衆写真紙ビルトの伝えるところとしてオバマ大統領がメルケル首相の2004年からの通話盗聴の報告を受けていたことを伝えていた。もはや少々の謝罪ぐらいではドイツ国民は納得しないであろう。安倍政権のように全ての秘密はホワイトハウスに通じて国民には知らせないのとは訳が異なる。この程度の報道すらできない日本の大メディアとはなんであるのか?まさに前記のFAZが伝えるように、「日本記者クラブが牛耳る大メディアによって批判的ジャーナリストや外国メディアの伝える真実は隠される。」のである。
廃墟リムブルクを散策しながら、スパイヤーのその強権も感じつつもその歴史の懐深さを考えずにはいられなかった。このような辺境とも思われる場所ですら、これほどの権威や文化が存在して、そして今に至るその歴史の流れはただものではない。「美しい日本」などと戯けたことを言う男が権力を握っているその国の歴史を見れば、まさに今の日本の程度の低さが浮かび上がるのである。山本太郎ですら日本から脱出したいと考えているというのも無理もなかろう。
参照:
Japan will Geheimnisverrat schärfer bestrafen, FAZ vom 26.10.2013
間違った国策と呼ばれるもの 2013-10-11 | 文化一般
大洋を臨む福一の神話 2013-09-12 | 文化一般
Fuck you, everybody! 2011-12-06 | マスメディア批評