Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

大女に息を止められそうになる

2010-07-30 | 
夏を惜しみながら、湯船に浸かった。窓を閉め切って出来るだけ温まるような入り方である。アルコールも飲まずに、風呂に浸かって身体を芯から温めると、一気に疲れが出た。温くてもそうだが、最近は就寝前に風呂に入ると殆ど筋ジストロフィーであるかのような脱力感で体が痺れて、まるで金縛りのようになって眠りに入る。動こうと思っても体が動かないあの状態である。火事があっても、誰かに襲われてもあの状態ではもう駄目である。

そして朝になって襲われた。女である。相手は大柄の金髪女性であった。どうも私は彼女のところに居候のような按配で、寝室に寝転んで彼女が見繕いをして夜のパーティーに出かけるのを覗いているのである。なんだかんだと、寂しいなとかほざいたのが最後、彼女に襲われた。

まるで此方の急所を掴んでいるかのように口づけをしてくるのである。「ああ、止めてくれ」とかも言う暇もなく、豊満な口で口を塞がれて仕舞った。またまた彼女の口元の柔らかさが異常で、殆ど鼻までを塞がれる感じでタップリとそのマショマロのような口の周りを押し付けてくるのである。こちらは殆ど息苦しくなるのと同じぐらいに、そのあまりのすべすべ感とか吸い込まれるような感じに、息が止まるほどなのだが、とても心地良く、また全身から力がフーと抜けてふにゃふにゃになってしまうのであった。

結局また、起きようと思っている意志に拘らず、馬乗りになるばかりの彼女を思いきって蹴り飛ばすぐらいでないとベットから這い出せなかった。もうこうなると夏の疲れを通り越して、全身虚脱というほかないような状態である。
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