橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

熊川宿

2012-10-23 | ツーリング

小浜ツーリングの続編です。

愛知から小浜へは、
名神→北陸道→敦賀IC→国道27号→小浜
というルートをナビは指示すると思いますが、
名神→北陸道→木之本IC→国道303号→国道218号→国道27号→小浜
と走った方が信号も少なくながれも良いため、はやく到着できるようです。

このうち、国道218号・27号は古くから若狭と京都を結ぶ主要道であり、若狭街道とも鯖街道ともよばれています。

ここを通るたびにみかけるのが、


鯖街道の宿場町で伝統的建造物群保存地区に指定されています。
今までは、帰路を急いでいたり、バイクに積んだ鯖が傷むのが気になるのでパスしておりましたが、この日は余裕があり、立ち寄ってみました。



周囲は山に囲まれており、街道に寄り添うように宿場町がつくられています。

土曜日でしたが観光客で劇混みというほどでもなく、歩きやすかったです。


街道に沿って前川という水路が流れています。



ここの良いところは生活感が残っているところです。
宿場町の中には外見のみ江戸時代風にしてありますが、観光客相手の商売はあれども住民の姿が見えず生活感を感じさせない、まるで映画のセットのような薄っぺらさを感じさせるところもあります。

熊川宿には電気のメーターがあったり、


エアコンがあったり


住民の車がとめてあったりと人々が生活している息吹があちらこちらで感じられます。



唐箕(とうみ)
米や豆のもみがらやさやを風力を利用して取り除く道具です。
しかし、表通りに出してあるのはわざとらしいなあ。

観光客ではなく地元の人向けの店もちらほら見かけました。
新聞販売店


とうふ店


酒屋


旭ツバメ学生服?


駐在所



旧逸見勘兵衛家住宅
伊藤忠商事2代目社長伊藤竹之助の生家
このように江戸時代風の建物もあれば、明治・大正・昭和を感じさせるものもある様々です。



新築中の住宅
どんな家になるのでしょうか。



茅葺きだった屋根はトタンに換えられています。
茅も手に入りにくいだろうし、共同作業でしていた吹き替えも人手が集められないだろうから、こうなるのでしょうね。


子守り石
子供がここに乗って遊んでも、不思議と怪我をしないのでこの名がつきました。
宿場をつくるときからここにあり、歴史を眺めてきたことでしょう。


御蔵道
近江国に近かった熊川宿には小浜藩の御蔵が設けられました。
船着場に着いた米はこの道を通って蔵屋敷まで運ばれました。

そば屋だ!

 熊川宿 ひのきや
 住所:福井県三方上中郡若狭町熊川39-25-1
 営業時間:11:30~14:00 16:00~19:00
 定休日:月曜・火曜


福井といったらコレ!
橋吉は、腹がが満たされても嗜好品として食べます。


京都が近いので、にしんそばもありますね。
しかし、京都価格の約半額!


                   おろしそば
かやくごはんがついて550円
福井独特の黒くて平ぺったいそばです。
硬くしまっており、噛むほどにそばの香りを楽しむことができます。
おろし大根は辛く刺激的でわさびは要りません。
越前のおろしそばは花かつおがのせられているのが定番ですが、ここではありませんでした。

陽気が良いので、帰り道は北陸道木之本ICをパスして、一般道で帰りました。
何気なくメーターを見るとちょうど24,000kmに達する瞬間でした。
と、ほぼ同時にVランプが「ピカー!」


パチスロならば大当たり確定、至福の時間の始まりなんですが・・・
近々、Vベルトを交換しに行かなあきません。

コメント (18)
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