北関東城廻りツーリング2日目です。
朝目が覚めると、外は・・・・・・雨・・・・・・・やっぱり・・・・・・
週間予報ではずっとこの2日間は晴れの予報でした。
しかし、初日夜、ホテルのテレビを見ると、関東全域雨100%の予想!
「はずれてくれ」
「降り出しが遅れてくれ」
という思いも天に届きませんでした。
どうしたものかと悩みましたが、とりあえず雨の中安全運転に心がけ、八王子城に行ってみることにしました。
駐車場
今回写真は、雨中、防水対応のスマホでとったものです。
画質が著しく悪いですが、あしからず。
管理棟
ここで日本百名城のスタンプを押します。
復元工事が行われているようです。
御主殿跡まで行くのに川や堀切を、幾度も渡り、それぞれに橋が架かっています。
この橋は、昔、木製だったのでしょうね。
こちらは木製で復元されていました。
大手門跡
大手道
曳橋
御主殿跡にかかる木造の橋、いざというときは破壊して敵の侵入を防ぐわけですが、
巨大です!右下のパワーショベルと比べてみてください。
5列縦隊ぐらいできそうです。
曳橋から御主殿、虎口
八王子城は小田原城の支城です。
戦国時代、この地の軍事拠点は5kmほど北東にあった滝山城であった。
しかし、1569(永禄12)年、武田信玄軍に落城寸前にまで追い込まれた結果、滝山城の防御体制が不十分であることを痛感し、八王子城に移転したと言われています。
これは平山城から山城への移転であり、時代の流れに逆らっている点が疑問でした。
しかし、現地に立ってこの迫力を見て納得
中世の山城を利用して、巨大な要塞をつくったわけですね。
御主殿虎口
石段も踊り場もすべて石が敷かれているのは八王子城独特です。
御主殿を下から見たところ
御主殿入口
内部は整備工事中でした、
1590(天正18)年、小田原征伐の一環として八王子城は豊臣秀吉の軍勢に加わった上杉・前田・真田連合軍に攻められました。
このとき、城主の北条氏照以下家臣は小田原城に駆けつけていたので、八王子城はあっけなく落城してしまいました。
小田原城開城12日前のことでした。
八王子城はさらに山頂付近にいくつかの曲輪を配置する山城ですが、この日は雨天につき山道を登るには不安です。
さらにここまで、誰とすれ違うこともありませんでした。
人もマムシも・・・・
そんな中で万が一のことがあっても多くの人に迷惑をかけるだけなので、今回はここで撤退することとしました。
10月20日にはガンダンス施設もオープンします。
機会あったら、再訪したいと思っています。
ともかく、これで日本百名城、中部・近畿につづいて関東制圧です。