橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

高知城

2017-02-05 | お城巡り(日本100名城)

愛媛・高知の城廻りの旅3日目です。
高知市内のホテルを出発し、朝9時前に高知城のある高知公園駐車場に駐車しました。
駐車料金は、1時間まで360円、30分延長毎100円です。

あいにく、未明から降り出した雨は、本降りになってしまいました。
 

関ヶ原戦の功績により徳川家康から土佐一国を拝領した山内一豊は、1601(慶長6)年、高知城を築き始めました。

おりからの雨で一豊公も泣いています。
 

いきなり、高知城のベストショットです。
追手門ごしに天守が見えます。
 

板垣退助氏も泣いています。
 


高知城の石垣には多数の石樋(いしどい)が設けられています。
石樋は排水設備のひとつで、城内の水を外に流すためにつくられています。
また、その際に石垣に直接当たらないようにするため(直接石垣にそって流すと地盤がゆるんで崩壊を促進してしまうため)、少し突き出た形状になっています。
雨量の多い高知城ならではの特徴です。
活躍する姿が見えて良かった?

側溝も活躍しています。
 

石垣の様子
 


杖も用意されていますが、さほど上り下りはたいへんではありませんでした。

三の丸鉄門跡
 
 


詰門
階上は登城した武士の詰め所になっています。


三の丸


天守が身近に見えてきました。
しかし、ここからも紆余曲折しなければいけないのは他の城と同じです。


二の丸


二の丸から詰門を通って本丸へ


本丸から見た西多聞櫓


天守と懐徳館(本丸御殿)
現存天守であるだけでなく、御殿をはじめ本丸の建物がすべて残っているのは高知城だけです。
開館時間:9:00~17:00
休館日:12/26~1/1
利用料:18歳以上 420円,18歳未満 無料
入場券売り場で日本百名城スタンプを押印することができます。


本丸御殿正殿上段の間
お殿様が座る場所ですね。
左に見える襖は武者溜といって警護の者が詰めています。いざというときはここから飛び出してくるのです。

なんと、高知城では武者溜の裏側が見られるのです。
裏側まで見られるのは私の知る限りではここだけです。
 

天守最上階からの眺め
北側
 


日の丸が掲げてある広場が二の丸
本丸への通路でもある詰門と多聞櫓も見えます。
手前に見える高欄(手すり)は高知城独特のものです。

三の丸
 


東側
右手前に大手門が見えます。


南側


鉄砲狭間はGun Portsと訳されていますね。


本丸黒鉄門


鐘楼
時を告げるために太鼓櫓がおかれている城はよく見かけますが、鐘楼はめずらしいです。

ここにも石樋があります。

 

武者返しもあります。
 

帰路は山内一豊の妻がお見送りくださいました。
 


高知県立高知城歴史博物館
平成29年3月4日開館予定です。

開館後にまた訪れてみたいです。
ひろめ市場で飲みたいし・・・(昨夜は土曜ということもあり満席でした)

このあと、桂浜の坂本龍馬記念館に向かいました。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 宇和島城 | トップ | 土佐神社 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タケ)
2017-02-06 17:38:14
こんばんわ
いよいよですね、しかし橋吉さんが城の説明をされると全く違うものに思われます・・・
私など何度も行っているのに、へぇ~と思いながら見てしまいます、何度行っても漠然と、広いお家、掃除が大変、くらいしか思いつきませんからね(笑)
3月は私も長男の引っ越しで行くのですが、行ってみよかな、天守北側の風景には次男のアパートが見えます、子供らにとっても、高知は第二の故郷になりそうです、ひろめ市場はいつ行っても満員でうざいですね夜の帯屋町をぶらぶらするのも楽しいですよ
返信する
新しい発見 (橋吉)
2017-02-07 06:07:33
>タケさんこんにちは
高知城は3回目ですが、くるたびに新しい発見をします。これは他の城も同様で、数多くの城を見ているうちに、だんだん目が肥えてきたためだと思うのです。好きこそものの何とかです。

夜は、かつおのたたきで1杯やりました。ただ、酔ってピントが合わなくて・・・・

高知市は今でも、高知県の文化・経済・交通の中心地でかつ、海や山に近いステキな街です。ここで、学生生活を送れたのは幸せだと思います。
返信する

コメントを投稿

お城巡り(日本100名城)」カテゴリの最新記事