橋本屋吉次郎電子日誌

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SSDにヒートシンクを取り付ける

2022-01-21 | パソコン
パソコンの記憶媒体として、長い間HDDが使われてきましたが、近年、より高速なSSDというメモリーが現れました。
ただしHDDもますます大容量化、低価格化しており、コスパ的魅力は失っていません。よって、自作11-1号機では、SSDは速度重視のOS・プログラム記録用、HDDは容量重視のデータ記録用に使い分けています。

現在のSDDのトレンドは、M.2とよばれるタイプで、板ガム程度の基板をマザーボードに直接差し込んで使用します。

M.2は、それまでのmSATA SSDに対して、書き込み・転送速度が速く、コンパクトであるという利点があります。

ただ、速度が速いので、その分消費電力と発熱量も増加する傾向にあります。
さらに、M.2 SSDには本体温度が高すぎると、温度を下げるために「サーマルスロットリング」という保護機能が働いて、性能が低下してしまうことがあります。

よって、多くのM.2 SSDには放熱用のヒートシンクが付いています。
あるいは、マザーボードの中にはM.2スロットにヒートシンクを付けているものもあります。

ところが、今回、私が自作用に選んだパーツには、コストカットのためヒートシンクが付いていませんでした。
SSDのメーカーであるWESTERN DIGITAL社のページには、低発熱であると書かれていましたが、大丈夫でしょうか。

今は寒いので問題なく動いてますが、夏になると心配です。
そこで、ヒートシンクを購入して取り付けることにしました。

SSD用ヒートシンクにもいろいろあり、金属だけのものから、ファンがついたものまであります。
その中から、取り付け易そうなものを選びました。


AINEX M.2 SSD用高性能ヒートシンク・工具セット BA-HM02 ¥980


SSDは、CPUファンとグラフィックボードの間にあり、発熱しやすいパーツに挟まれているので、熱対策をしておいた方がよいでしょう。



ヒートシンクの取り付けは工具も不要で簡単です。


まず、鉄製の台座を用意して、


シリコンパッドを貼り付けます。
2種類の厚さのシリコンパッドが用意されていますが、両面実装のSSDは表裏とも0.6mm、片面実装のSSDは表側に0.6mm、裏側に1mmのシリコーンパッドを使います。ちなみに、私のSSD(WD Black SN750 SE WDS500G1B0E)の裏側はただの印刷された板であり、片面実装です。


上にSSDを置き、


さらに、もう1枚のシリコンパッドでサンドイッチします。


最後に、アルミ製のヒートシンクを上からパチンと押し込み完了です。

あとは、マザーボードのスロットに差し込み、+ねじで固定して終わりです。


これで暑い夏も無事乗り越えられそうです。


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2 コメント

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Unknown (T2)
2022-01-21 04:51:34
SSDってこんなんなんですか・・・板ガムサイズ???
昔のHDDって小さな弁当箱みたいなんじゃなかった???
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板ガム (橋吉)
2022-01-21 06:00:57
>T2さんこんにちは
はい、HDDは今でも弁当箱です。
少し前のSSDはタバコサイズになりました。そして板ガムになりました。
板ガムといっても、ホントこの上に乗っているチップ2つで事足りるそうです。
返信する

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