【チェンジペダルについて】
カブのチェンジペダルはシーソー式です。
逆シフトですのでつま先を踏み込むとギアが上がり、かかとを踏み返すとギアが下がるわけです。
以前から、なぜ一般のバイクにもシーソー式ペダルを付けないか、疑問でした。
蹴り上げる動作が無くなるので、通勤用革靴でも乗れるのに・・・・
で、実際に使ってみての感想ですが、
逆シフトは問題ありません。最初こそとまどうことはありましたが、今は体がしっかり覚えてくれました。
しかし、ギアを下げる動き、すなわちかかとを踏み返す動作は、けっこうしにくいです。足の形を想像してみてください。足首を支点にすると作用点がつま先の場合は両者の距離が長いのでてこの原理で簡単に上げ下げできますが、作用点がかかとの場合、支点からの距離が短いのでアクションを大きくしなければならないのです。
【カブ110のギアチェンジ】
では、どうしてカブのペダルはシーソー式なのか。
もちろん、いろいろなお仕事用の靴に対応するためですが、
もうひとつの理由は、あまりギアを下げる必要がないからです。
たとえば、60km/hぐらいで走っていて交差点を左折するとします。
普通のMTバイクの場合は減速した後、クラッチを切ってギアを何速か下げ、さらにクラッチをつなげてコーナリングしますね。
カブ110は、ギアはそのままでアクセルワークだけでいいのです。
4速のままでも、低速から粘り強く吹き上がるのでギアを落とす必要はありません。
前が詰まっているときは1速落とし、歩行者がいて停車するときは2速落とすのみです。
私流の乗り方ですが、信号で停止する際も止まるまでギアを落としません。
走行中は4速リターン式ですが、停車中はロータリー式になります。
4速で走っているときにつま先で踏み込んでもギアは変わりませんが、停止中はニュートラルにはいり、さらに踏み込むと1速になります。
カブ110は自動遠心クラッチなので、クラッチレバーがありません。
よって法律上はAT限定免許でも乗ることができます。
しかし、アクセルワークはMT車と同じなのです。
ギアを上げるときは、いったんアクセルをもどすのです(その分、発進時にはスクーターに負けてしまう)。
でないと、ギクシャクしてしまいます。
AT免許の方は慣れるまで時間がかかるかもしれません。
【2段クラッチとギア抜け問題】
さらに、カブ110は2段クラッチを採用しています。
これは発進用と変速用の2つのクラッチを使っているとのことですが、構造はよくわかりません。
ただ、おかげで変速ショックはやわらいでいるようで50ccカブのようにガツンといったショックはありません。
カブ110のギア抜けを非難する人がいます。
シフトアップしたときにしっかりギアが入らず、もとの変速に戻ったり、ニュートラルになったりするのです。
私も購入後すぐ体験しましたが、現在はほとんどおきません。
個体差もあると思いますが多くは構造的問題ではなく、シフトチェンジの仕方の問題だと思うのです。
2段クラッチに関してはこちらのページに解説されています。
http://ww22.tiki.ne.jp/~phalsail/houchi/c110p.htm
このページの模式図は構造的には正しくないと思いますが、イメージ的には大変わかりやすいです。
つまり、今までのカブのギアは、おおざっぱに入れることができるのに対し、2段クラッチはしっかり踏み込んで入れないと中途半端にしかハマらないのです。
変速する際はペダルをしっかり踏みましょう。
イメージ的には「タッ」ではなく「タン」です。
こんなイメージです。
チャンジ、キア、変色、ガブ、もとに変速に、誤字だらけです。新しいバイクに浮かれていてはいけません。
はあ~~、来週土曜までに治るのかなあ
ご指摘ありがとうございます。ひどい文章で申し訳ありませんでした。やっぱり、長文は苦手です。いつものように写真に数行のコメントをつける形がよいようです。
中止になった3月のうどんツーも昨年の蒜山もご都合がつきませんでしたね。思うに西は方角的よくないのではないでしょうか。目的地を東にすると吉かも。
わらひのは、オイルドロドロ・・・
それにしても、カブというバイクは、とことんお仕事仕様に研究尽くしてますねー。
今、えのさん達とカレーうどんを食べて、四国のホテルに戻ってきました。
上機嫌の私は、このシーソー型ペダルは前後ともつま先で踏めば楽なことを、こっそり教えて差し上げます。
昨日、Ninja250rをレンタルして8時間耐久テストしてきました・・・止まると、ニュートラルに戻る・・・MTを実際に乗っている人が「こうあって欲しい!」を実現したのが「カブ」ということの様な気がします。
まさに名車ですよね・・・。
写真を撮る前に洗車しました。ただ、エンジンや足回りも新車のうちにコーティングしていくと汚れがつきにくく・落ちやすくなるので○です。
初心者でも使いやすいのは間違いなくスクーターです。カブの方は使いこんでいくうちに徐々に馴染んでいく(バイクが?体が?)気がします。
抜群のツーリング日和になって何よりでした。
「前後ともつま先での操作」は、やってみたことありますがそれほど楽に感じませんでした。操作ミスにもつながるのでヤメています。
初めてリターン式に乗った時はとまどったものでした。
カブのシーソー式は馴れれば便利なのでしょうが、この年齢になると、混同しそうで、体内安全装置が警告音を鳴らしています。
11-11さんのコメントと大して時間が変わらないということは夜の散歩はされていないのでしょうか。
バイクは女性と同じで最後は「だって好きなんだもん」理論も何もふっとんで片付いてしまうと思います。その日が来るまではフォーサイトを大切にしてください。
法律上はクラッチレバー(自動車の場合はペダル)がなければギアがあってもAT限定免許で乗られるはずです。しかし、カブの運転はMTしか乗って事のある人は時期になれるでしょうが、ATしか乗って事のない人はしばらくとまどうかと思います。
Ninja250rをレンタルされたのですね。購入前に乗ってみるのはとても良いことだと思います。ただ、レンタルできる車種が限られているのですよね。megelliなんて絶対にないだろうし・・・
カブはずいぶん長い間ロータリー式だった気がします。購入前はコレが不安でした。あやまって1速に戻ってしまうと後輪がロックしてしまうので・・・。新聞配達のおじさんに聞いたら走行中はリターン式で停止するとロータリーと答えてくれたのですが聞いたときは意味がわかりませんでした。
16歳で初めてカブに乗った時から今現在もカブに乗って配達業務をしていますがかかとを使った事はありません。
ずいぶんあとで知った事なんですが取説にはかかとで操作となっていますね。
昔のホンダCS90なんかはクラッチ付き4速でありながら前側はゴムのペダル、戻し側は鉄の平型になっていましたね。後側を金ノコで切ってる人もいました。DAXもそうでしたね。
シフトアップ時の踏み込みも新車の時から確実な操作をしてしっかりあたりをつけておくのがいいでしょうね。
60km/hぐらいで走っていて交差点を左折するとします。>
一速落として入る方がエンジンにはいい様な気がします。コーナーリングの安定性も。
でもカブって万人に受け入れられるまさにスーパーカブですね。
そうそう、以前のバイクはカブ以外にもシーソー式ペダルがついていたような覚えがあったのに、どうして今のバイクについていなかったのか疑問に思っていたのです。
確かにしっかりギアを落とした方がエンジンには良いでしょう。結局のところずぼらに運転しても受け入れられるスーパーなカブですね。
カブの前シフトペダルの下につま先入れちゃったり、マニュアル車をクラッチ握らないで1速に入れちゃったり。
MTなのにクラッチ握らなくて大丈夫と思うことは時々ありますね。つま先を入れることはありかもしれません。でも、入れてもどうってことありません。そんなおおらかな気持ちで乗るとカブは楽しいです。
社外品でつま先側を蹴り上げるのも可能としたシフトペダルが販売されています。コレを使えば普通のバイクのようにかかと部分を使わなくても運転できます。しかし、逆シフトのままなので、余計に混乱するような気がします。
カブ(50です)に乗ったのは高校生の時だったので全く忘れていましたが、記事を読んでいたら、そうだ!ギア抜けってあったよな。と、急に懐かしく思い出されました。でも、ギアチェンジ方法はもう忘れてしまったので、いま乗ったらきっとギクシャクすることでしょう。
シーソー式は、アメリカン系のバイクにはいいかもしれないと思います。
1→N→2→N→3→N→4→N→5
…なーんて悪口言われたりしますが、私のは抜けたりしたこありません♪
「抜けたりしたこありません♪」
↓
「抜けたりしたことはありません♪」
おそらく、最初の15分くらいはギクシャクするのではないでしょうか。しかし、それでも乗れてしまうだろうし、じきに慣れると思います。私はMT式四輪に乗るとそんな感じです。
たしかに、アメリカンにはイイかも。シーソー式ペダルに取り変えることは難しいことではないと思います。にもかかわらずそういったカスタマイズも見れれないところみるとやはり使いづらいようです。
昔のバイクやおんぼろ中古バイクだとギアぬけなんてけっして珍しいものではなく、乗り手の方がそれに対応する技術を身につけていったものです。それから比べればねぇ。
T2さんのコメントから遊びに来ました。
スクーター+カブという事に共感しまして^^
私のカブはどうも1980年代の物らしく
バイク屋で「貴重な純日本製だよ」と
言われた高齢車です。
また伺わせていただきますので
今後ともよろしくm(__)m
早速、ブログを拝見させていただきました。なるほど、似たような境遇?ですね。今後ともよろしくお願いします。