橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

エア抜きに挑戦

2022-03-01 | SR400
休日になったので、エア抜きを実践してみました。


リザーバータンクの液面が水平になるようバイクの位置を調整する。
SR400の場合、センタースタンドよりもサイドスタンドを使って立てた方が、リザーバータンクが水平に近くなりました。


ブレーキフルードは、塗装に対して攻撃性が強いので、タンクにレジャーシートをかぶせて養生しておきました。


リザーバータンクのキャップを外します。
プラスネジ2本外して金属性の蓋を外すと、


その下にプラスチック製の、さらに下にゴム製のダイヤフラムがあるので、これを外します。


両者が負圧でくっついており、いっしょに外れました。



このあと、ウエスでリザーバータンク周辺を養生しました。


エア抜きするついでに、フルードの交換をしようと思います。
シリンジ(注射器)で古いフルードを抜き取りました。


醤油差し(左)に入っているのが新しいフルード、ペットボトル(右)内は7年ものの熟成されたフルードです。
色が全然違いますね。


新しいフルードを入れます。
満タンちょい下まで入れます。


キャリパーのブリーダーのゴムキャップを外します。



メガネレンチを取りつけます。


ブリーダーに密着するようにシリコングリスを塗り込んだ後、透明チューブを取り付けます。


透明チューブの反対側には、自作ワンマンブリーダーを接続します。


ニップルのボルトを緩めます。


自作ワンマンブリーダーのレバーを繰り返し握ります。
このとき、ブレーキレバーは触れてません。
最初の数回は、変化が見られませんでした。
おそらく、空気は抜けていたと思いますが・・・


その後、フルードを含んだ泡が出てきました。


やがて、気泡(空気)の割合はだんだん少なくなってきました。


このとき、チューブはいったん上向きにしておくことがコツです。
空気は上に抜けるからで、こうしておけばフルードがキャリパー側に戻ることがあっても空気が戻ることはないのです。


だんだん、気泡は小さく、少なくなってきました。
ほとんど見られなくなった頃には、フルードも新しいきれいな色に変わっていました。
そこで、ブリーダーのボルトを締めて終了です。

仕上げに通常のエア抜きをしました。
通常の方法というのは、ブレーキレバーを数回引きます。
ブレーキレバーを握ったまま、もう一方の手でブリーダーのボルトを一瞬開けて、すぐに閉めます。
これを繰り返します。
イメージ的にはこんな感じです。

これを繰り返します。

数の子の粒みたいな気泡が数個出ましたが、やがてそれも出なくなりました。
なお、このときチューブの先には、自作ワンマンブリーダーではなく、空のペットボトルの中に入れてあります。

最後に、車体を左右に軽く傾けてブレーキレバーを握り、リザーバータンク内に気泡が出ないか確認しました。
これは、リザーバータンクにつながっているバンジョーボルトに空気が残っていることがあるからです。

あとは、ブリーダーボルトを増す締めして、パーツクリーナーで拭いて、ゴムキャップをかぶせます。




フルードをMIN~MAXまでいれ、リザーバータンクのダイヤフラムとキャップをつけます。


念のため、キャリパーとハンドル周りにパーツクリーナーかけ、拭き取って終了です。

初めてでしたが、YouTubeを見て予習しておいたおかげで無事完了できました。


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2 コメント

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Unknown (T2)
2022-03-01 05:07:29
お酢とラー油???
上手くいってヨカッタ♪
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まさに (橋吉)
2022-03-01 06:33:59
>T2さんこんにちは
まさにお酢とラー油
しょうゆさしは、たまたま百均で見かけただけだったんですけど、使いやすかったです。

エア抜きは、ネット見ても、みなさんけっこう苦労されているようで、自信なかったのですが、うまくいって良かったです。
返信する

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