橋本屋吉次郎電子日誌

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高天神城

2019-03-09 | お城巡り(続日本100名城)

諏訪原城からクルマで30分ちょっとで、大東北公民館に到着。


大東北公民館
所在地: 静岡県掛川市下土方267番地の1
開館時間: 9:00~17:00
休館日: 月曜日,年末年始(12/28日~1/4)
続日本100名城のスタンプは、1階事務室前のカウンターに設置してあります。

高天神城の歴史が案内されています。

「高天神を制するものは遠州を制する」といわれた要衝のため、たびたび合戦の舞台となります。
古くは、この地を治めていた今川氏の支配下でしたが、滅亡後は徳川に代わります。
そこに、武田信玄が侵攻し始め、息子の勝頼がついに奪います。
もちろん、徳川も黙って指をくわえているわけはなく、取り返しにかかります。
この時は、補給路を断って長期戦となりました、高天神側は降伏しようとしますが、これを認めず、悲惨な殲滅戦となりました。
一説には、信長の指示によりわざと長期戦に持ち込んだとされています。
この戦いを見て、武田勝頼の支援を不安に感じた武将がつぎつぎと見限り始めたとか・・・

高天神山遠望

登城口は2つ
南にある大手門側、北にある搦手側です。
どちらも、駐車場が整備されています。
私は大手門側を選択。


駐車場


現地案内板1
全貌がよくわかります。


現地案内板2
歩いて廻るにはこっちの方がわかりやすいです。


いよいよ登城開始


登城というより、登山
ハイキング程度の装備は必要です。


天然記念物の大スギこの城の歴史を目撃してきたのでしょうか。


追手門跡


着到櫓跡
敵が来襲したとき、鐘を打鳴し、戦闘態勢に配置するように指示した場所と言われています。


通行止めになっていますが、本丸方面から向かう道があるので大丈夫です。

三の丸

周囲は土塁で囲まれています。


三の丸からの眺め


三の丸から山道を登り、
一段高いところに御前曲輪と本丸があります。


本丸東側にある御前曲輪
山城跡には珍しい顔出しパネル発見


1934(昭和9)年、ここに模擬天守がつくられましたが、1945(昭和20)年、落雷によって焼失してしまいました。
一説には、ここに陸軍が駐屯していたのですが、目立ちやすいので建築者自ら爆破したとも言われています。


元天神社
西の丸にある高天神社は元々この場所(本丸と御前曲輪の間)にあったようです。ここに天神宮があったことから「高天神城」と呼ばれるようになったそうです。


本丸


本丸からの眺め


本丸虎口
枡形となっています。


的場曲輪


井戸曲輪
名の以来となって、かな井戸
鉄分を多く含む水なので、この名が付いたそうです。
現在では、高天神社の境内になっています、


北側駐車場のある搦手に通じる石段

登って最初に目に付くのは狛犬です。

天神様ですから、牛の像も置かれています。


石段の上に西の丸がありました。


西の丸跡には社殿が置かれています。

西の丸の北へ

袖曲輪

二の丸


本間・丸尾兄弟戦死の址
1574(天正2)年、堂の尾曲輪を守備していた本間・丸尾兄弟は、武田軍の銃弾に当たり討死にしました。。


堀切


高天神城
掛川市上土方嶺向
見学所要時間40分

コメント (2)
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