橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

慣らしツーリング

2014-10-01 | ツーリング

慣らし運転の必要性についてはいろいろなご意見があるようですが、SR400のマニュアルにはこのようにかかれています。
 

なお、5速、4000r/minで90km/h弱になります。
高速道路を使えない速度ではありませんが、自制心がない私はついつい開け過ぎちゃうだろうから一般道のみ選んで走ることにしています。

一般道の快走路となると・・・

自宅から北西へ、岐阜県養老→関ヶ原→滋賀県木之本と向かうルートがあります。
この日は珍しく、ノープランでこのコースを向かいました。

24年前、中古のセローを買いました。
初めての中型バイクです。
うれしくて用もないのにこのコースを走ったことを思い出しました。

道の駅 伊吹の里にて休憩
 

木之本に着いたら、あちらこちらで「黒田官兵衛博覧会」の文字が目に付きます。

ちょうど会場の前を通りかかったのでのぞいてみました。
 

このしぶい建物のいわれです。
 

木之本と黒田官兵衛・・・いまいちつながりが薄いような気がしませんか。
七本槍で有名な賤ヶ岳はこの近くで、官兵衛もこれに参加していますが、それほど目立ったわけでもなく、
息子松寿丸は人質として長浜城におりましたが、本人ではないし・・・

実は黒田家は近江国伊香郡黒田村(長浜市木之本町黒田)の出身だそうです。
しかし、ある落ち度が原因で室町将軍の怒りを買い、領地没収、浪人の身となったそうです。
そして、諸国を放浪した後、官兵衛の祖父が御着の殿様に召し抱えてもらったということだそうです。

もっとも、この説には異論もあるようです。

黒田官兵衛博覧会に話を戻します。
長浜城と木之本と2会場で開かれており、長浜城は歴史館、木之本は大河ドラマ館と区分しているようです。
したがって、こちらには歴史的資料や文化財はありませんでした。
ただ、大河ドラマで使われて小道具や衣装が展示されており、「軍師官兵衛」フリークにはたまらないかもしれません。

さて、この後ですがどこへ行きましょうか。
今庄まで行って、蕎麦を味わおうかとも思ったのですが・・・
やっぱ、下道だと辛いかな?

ということで国道303号経由で変えることにしました。

岐阜市に向かうこの国道は、山地を抜ける緩やかなカーブで構成され、交通量も少ないので実に気持ちの良い道路です。
近隣のライダーもよく知っているようで、多くのバイクが走っていました。
 


ヘッドライトに写りこんだ雲を撮りたかったのですが、なかなか難しいですね。

途中、道路案内板を見て、いつか行ってみたいと思っていた場所に寄り道することにしました。それは、


徳山ダムです。
多目的ダムとしては日本最大であること
ダム建設に伴い徳山村全村が水没して地図から消えたこと
ダムの必要性について大きな論争が起きたことなどから建設するまで、地元では大きく取り上げられてきました。

とにかくスケールが大きいです。


 

でも、きれいですね。

 

少し走って藤橋城にも寄ってみました。


かなり立派な天守閣です。
城マニアの私にはたまらないところなんですが・・・

南北朝時代に「杉原砦」といわれる砦がこの地にあったとされています。
しかし、詳しい場所も規模もまったくわかっていないのです。
すくなくとも、天守閣なんて絶対にないのです。


実はこのお城、町営のプラネタリウムなのです。
1階がプラネタリウム、2階が星の展示室、3階が旧藤橋村の歴史と民俗の展示、4階が展望室となっています。
プラネタリウム上映開始まで展示を見て、展望室まで登ってみました。

四方山に囲まれ見通しは良くありません。
 

プラネタリウムの上映時間は30分、飽きずに楽しく見ることができました。
思いの外おもしろかったです。

隣接する天文台
 

道を挟んだところにある藤橋歴史民俗資料館


徳山ダム・杉原ダムによって沈んだ集落より移設された民家が展示してあります。

 

中に入ることもできます。
 

駐車場脇にあるあまご茶屋にて昼食をとりました。


あまご丼 900円
見た目も味も卵とじカツ丼のカツがあまごに変わって感じです。
カツ丼よりはヘルシーかも・・・
小骨がないのはいいかも

このあと大垣を経由して、自宅へ帰りました。

この日の走行距離219km、燃費は31.1km/Lでした。

コメント (16)
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