橋本屋吉次郎電子日誌

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江戸城(前編)

2011-08-20 | お城巡り(日本100名城)

家族旅行を利用してのお城巡り第二弾は、江戸城です。
江戸城は、扇谷上杉氏の家臣太田道灌が築いたことに始まります。
近世に徳川氏によって段階的に改修され、徳川家の居城、江戸幕府の政庁となったことは皆さんご存じの通りです。

西ノ丸および吹上庭園は皇居になっていますが、江戸城の中心部である本丸・二ノ丸と三ノ丸の跡は皇居東御苑として開放されています。
また、南側の皇居外苑と北側の北の丸公園は常時開放されています。

【皇居外苑】

江戸時代には西の丸下とよばれてところで、重臣の屋敷が置かれていました。


中央は二重橋、左に皇居正門かつての西の丸の大手門、右に伏見櫓
これより、奥へは通常入ることができません。


坂下門


隣から宮内庁が見えます。


楠木正成像

観光バスの定番コースなんでしょうね。
団体客とりわけ外国からの方がすごく多かったです(中国からの観光客もかなり復活してきているのではないでしょうか)。


楠公レストハウスで百名城スタンプを押しました(他に、和田倉休憩所・北の丸休憩所で押すことができます)。

【皇居東御苑】
江戸城の本丸・二ノ丸・三ノ丸部分は、皇居東御苑として無料で開放されています。


桔梗門


巽櫓(桜田櫓)
桔梗門と巽櫓の近くは立ち入り禁止になっているので外から眺めるしかありません。

東御苑は大手門・平川門・北桔橋門のいずれかから入園できます。
入場料は要りませんが、物々しい警備です。


江戸城の正門であった大手門から入場しました。
どの門も、2つの門から成り立っています。
正面の高麗門、これを通過すると枡形になっており、


90度曲がったところに渡楼門というパターンです。


大手門の屋根にあった鯱

大手門は入ってすぐが三の丸です。


三の丸尚蔵館
皇室に関する美術品が展示されています。

本丸へ行くためにはさらに二つの門を通過しなければ行けません。


中之門跡


中雀門(書院門)跡

上記二つの門に前後して、番所が三つもあります。


大手門に近い方から、同心番所


百人番所


大番所
で奥に行くほど格は高くなります。

いよいよ本丸へ


江戸城遺構で唯一残った三重櫓の富士見櫓
明暦の大火(1657年)で天守閣を焼失してからは、この櫓が代役を務めていました。
残念ながら立ち入り禁止です(登楼すると宮殿を下に見ることになるのじゃないでしょうか)。


松の廊下跡


本丸御殿跡


富士見多聞


石室
食料貯蔵庫の役割をしていたとか


天守閣跡
今まで見てきたどの城よりも大きいです。


天守閣から見た大奥跡


宮内庁書陵部の前を失礼して


梅林坂を下りると、二の丸です。


二の丸庭園


都道府県の木が植えてあります。
写真はフェニックス(宮崎県の木)


雑木林
昭和天皇のご発言により失われゆく雑木林を残しています。これは先進的な考えです。


再び大手門から外に出て、堀沿いを進みました。


平川門


北桔橋門

これだけ見てまわるのに、一時間以上かかりました。
しかし、これは江戸城の一部でしかありません。
後編に続きます。

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コメント (14)
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