橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

セカンドインプレ その4(Tモードスイッチ)

2009-08-08 | SILVER WING 400

左ブレーキマスターシリンダー手前にある「MODE」と書かれたスイッチがTモードスイッチです。

メーカーによれば「ONにすると点火時期と燃料噴射量が変わり、低・中速回転域のトルクが増大。パワフルな走りを生みだす。」とあります。

そもそもシルバーウイングは600ccが先行販売されていました。
大型免許を持たないライダーのために、ボア×ストロークだけを変更した400ccが発表されました。
初期のシルバーウイング400は価格も車重も600ccと同じだったから驚きです(後のマイナーチェンジによって、どちらも600cc>400ccになりました)。
馬力は下がったのに、車重は変わらないハンディを克服するために、この装置を搭載したそうです。
(最終型では600ccにも搭載され、現在のGTに継がれています。)

ここ一番というときに押すと、ニトロまではいかないにしても、ぐっとパワーが増すスイッチと思っていたのですが、それほどのものではありませんでした。
通常走行ではスイッチをON・OFFしても変化は感じられません。
メーター内のランプが点灯するだけです。

上り坂で加速するときなどでは、若干効果が感じられます。
たとえるならば、古いオイルと新しいオイルに交換した後、程度のものです。
したがって、ぼーと運転すると気がつかないかも知れません。
OFFにしていると音も吹き上がりもジェントルですが、ONにするとどちらもがさつな感じになりますが少し速く走ることができます(かな?)。

山間部の主要国道のように、ハイスピード登りワインディングが続くときはONにして走行しています。

Tモードとは「ターボ」モードあるいは「トルク」モードの略と思っていましたが、「たいしたことない」モードのようです。

コメント (18)
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