冷たそうな雨、きらりイソギク、微笑む白い小花

　　雨。


　　このごろの雨の降り方は、あまり驚くべきものでもないようだけど、

　　この程度の雨も、朝から降り続くと、なんとも身も凍るような感じになるから不思議だ。

　　雨は弱かったが、10時ころからはかなり強く、今はもうすぐ午後の1時になる時刻だが

　　北風に乗っている。


　　この雨ではさすがに傘では、それをしのぐことは出来そうにはない。

　　コタツをすることは簡単だが、その中に身体を突っ込むとずいぶんと窮屈なので

　　今は厚さ中間くらいの布団をかけて、寒さをしのいで、NHK-Eテレの将棋とか

　　囲碁講座を見ていた。

　　今はもっとしゃれた名が付いているが。


　　ただ気温的にはまだそんなに下がってはいない。雨ゆえの印象が

　　冷たすぎるのである。



　　イソギクは磯近くに咲くキクのようだが、そうゆう菊が磯とは関係まったくないところ

　　で咲いている。別に磯でなくても咲いていても不思議はない。

　　このキクは、花がずいぶんと密にぎっしり詰まっていて、キクの花らしさはないような

　　気もするが、見ていると元気が出てくる。

　　こんなところにという？花はやっぱりどこにでもあって、カスミソウでも、シジミバナでも

　　クジャクソウでもなく、花だけだとセージのあるものに似ている。

　　カメラもこのような花は、迷う。人の目は大丈夫だけど、細かい。

　　大きくすると、微笑んでいるようでも。


　　イソギク。



　　その一。黄色い花だから大丈夫かなと、でもやっぱり花は明るい。
　　これはこれ以上はイメージを変えることは出来そうにない。




　　その二。




　　その三。近付いて撮ったものは、花の細かな様子がはっきり。この葉っぱの
　　並ぶ様子もキクらしさ。葉っぱも花かな。




　　その四。もっと接近。これはこれ以上特にやりようはない。



　　白い小さい、セージのような細かい花が、たくさん付いたもの。



　　その五。これだと花の感じもわからないかな。




　　その六。もう少し大きくして、花の感じだとセージ。ただ茎とかが非常に細く入り乱れた
　　構造をしている。後のほうでわかるけど、全体は大きなものである。




　　その七。




　　その八。細く伸びている枝か茎は、ユキヤナギのそれに似ている。




　　その九。光の加減で白くなったり、ちょっと暗めだったり。




　　その十。もう一度、大きく。




　　その十一。ずっと引いて、これだとなんだかわからないという状態になる。


　　変わらず細かい雨。

　　木々の枝が今はゆっくりとだが揺れている。


　　富山地方気象台のアメダス、気温は12時で、15.0℃。

　　13時で、12.5℃に。

　　降水量は12時で10mm、13時で9.5mm。かなり強い雨。この雨で傘差していても、1時間もたてば

　　それこそ、身体は凍ってしまわないか。

　　歩いていても、ずぶ濡れになるし、それでも先ほどたしか自転車で走ってゆく、中学生くらい

　　の声。

　　そういえば、雨降っていても、傘差してチャリンコで通学しないといけないので

　　このくらいの雨は平気かな。　　


　　TVの画面の中では、大雨の中の駅伝かな、を中継中。

　　ただ若いのはわかるが、見ている方が寒さを感じる。

　　羨ましい、正直ねー。

強い南風、気温高め、秋小径

　　夜中から、風が強くなった。


　　回りに竹とかが生えているので、こうゆうもので風の音がかなり増幅される。

　　ただしそよ風で、そうゆうことはないが。

　　わかっているけれど、耳は夜はよく聞こえるので、この音は騒がしく

　　安眠妨げる。

　　寝すぎなのだけど。


　　きょうも時計は動いていて、朝が来た。室温17.5℃ある。

　　台所へといって、ドアを開けると、いつものお腹の出たネコが、

　　ボイラの上で寝そべっている。ここへ食べ物を持って来いという感じだが

　　眠いのかも知れない。


　　毎日、ほぼ間違いなく食べるものが出るので、ネコも来る。

　　どうもこのネコの顔を見ないと落ち着かなくなった。

　　ネコだけどね、近寄ると逃げるけどねー。シャーとも言う。


　　小さい柿の実が、光っていた。先始めの白いキク。













　　風がやけに生暖かい。

　　給湯のスイッチを入れたが、冷たい水で顔を洗う。

　　富山地方気象台のアメダス、気温、午前6時で19.8℃。

　　明日の朝は10℃以上下がらないといけない予報。

　　雨降ってきた。