光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

大雪で、生き延びる動物は何か

2010-02-15 18:44:10 | 散策
  朝から、アホみたいな出来事で、少々気力も失せたので、その後はさっぱりである。朝
で、月曜となるとゴミ捨てだが、いつもこのようなものを捨てていいのか、という思いも
あるが、今はしょうがないと、そのものを持って、雪の残る道を歩く。雪は消えないもの
で、こうゆう雪はたちが悪い。それはいい。問題はゴミ置き場にあって、

  そこまでは、大した量もないゴミを持って、滑るように歩いた。で、ドアを明ける。
開けられるドアは、カギの付いている方で、その方面はすでにゴミはうずたかい。そこで、
反対方向へ捨てるが、うまくゆかず、カギのない方を開けた。するりと開いたのはよかった
が、頭にかぶっていた、帽子の「つば」が、何かに当たって水がこぼれ落ちた。頭の帽子に
当たる何か、というのもあるが、その辺りから水が降るというのも解せないが、理由はそこに、
頭の高さと同じ位置に「塵取り」があって、体をゴミ置き箱の中に入れた瞬間、それに当たっ
た。それくらいで、水が出たらマジシャンだが、これは誰にもわかる、タネがあって、塵取り
が上を向いていてそこに、雪があって溶けた。若干、上を向いて、漏れることなく水が溜ま
っていて、それを突付いたから、反動で水が頭の上から降って来た。びっくりとそれと
驚き、が同時に来て、その後に後悔した。恰好なんかどうでもよかった、ゴミの位置。
  しかし、さほどひどい目に合わなかったのは、これは何かの思し召しがあったからか。

  朝から、ネコの足跡が、どうのこうの書いて、こうゆうことしか思い付く話題はない。
ネコは去年の今ころは来ていることもなかった。他にいうと、その他の外で生きている
動物も大体同じで、一々人の目に付くところまでやって来る、変わっている、野生といって
いい生き物はいないか少ない。なぜか、
  答えは簡単で、雪がなかったからである。それゆえあくせくせずに、その辺りをあち
こち、歩いたり飛んだり、走ったりして、食べるものはあったようだ。今年は、まったく
の大雪といってよく、地面も雪に覆われて、食べられる植物も、その他のものもみな雪の中、
という状況で、これは人とまったく同じで、幸いか食べ物はあるのが人、ということにな
るが、いつの世もそうはならないのは、歴史が。

  カラスも、地のカラスがいる。通勤している気配のないカラスである。一人カラス、群れ
ないカラスもいるようで、そうゆう中に水浴びの好きなのがいて、こうゆうカラスは余り
にゴミとかに寄ってこないかも。あるカラスは寒さで、餌不足で雪の上を歩いていた。その
横を歩いていたのが私だが、逃げる気配もなかった。概して、これだけの大雪、厳しい冬
というものを前にすると、大型の生き物が、窮することが多そうで、
  鳥でいうと、しかし雉は違うようだ。雉は何でも食べそうである。おとなしい鳥という
感じもない。鳴き声がちょっと耳障りで、ドッキリする。しかし、カラスと違って、いくら
でもその足跡は雪の上にある。オスは狩猟の対象であり、まー気の毒と思う。人がどうゆう
ものを食べているか、こうゆうときは考えない。雉は普段何を食べているか、それこそわから
ないが、これだけ雪が多いと、食べられるものはみな食べる、という感じである。丸々として
いる。平気で雪の上を歩いたりもする。いくらでも勢いよく走るし、また空を飛ぶ。これだと
このくらいの雪で、個体数が減少するとかはなさそうである。

  カラスも書いたように、弱っているものもあり、しかしどうしても同情も出来ないの
は、利口であって悪さもするからだろう。でも、これがカラスの本能であって、学習能力も
すぐれている鳥はいない。でも、中に生き方の下手な、という鳥がいるのは間違いはない。
カラスといえどもいろいろ。
  中型の鳥、というとヒヨドリだが、この鳥も外に捨てる、果物の一部を餌にするくらい
で、かなり困窮している。また、不思議なのは、大好きのはずのモチノキの実が落ちている
が、これを突付かない。ただし色は緑のままである。緑に問題はなさそうだが。他の鳥も同じ
で、しかし中型というと、気が付くのはツグミくらいか。小鳥のほとんどはいなく、寒スズメも
珍しく、きのう見かけたが、数はまことに少ない。

  人の心の中に、沁みこんでくる動物というと、一つはイヌで、もう一つはネコだろう。
イヌはまずはみな飼い犬で、それでちゃんとご主人と一緒にいる。可愛いワンちゃんもたま
に日向ぼっこをする。人を見ると、初めて見たかのように、吠える。これも小さいから、許さ
れるが、大きいイヌとなると、今度は人を見ても吠えない。それはいいとして、
  問題はノラのネコだろう。黒と白のネコもただただ偶然に、ここに去年の春か、初夏の
ころにやって来た。そのことに付いて少し触れてもう書くこともないが、どうも雨とかは
いやらしく、そうゆうときに来ない。どこかに雨宿りというわけ。一度ネコの鳴き合戦があっ
て、それから、黒と白は、そうではないあるネコと鉢合わせをして、逃げたのは白と黒だ。
その後もしばらく来ていたと思う。だが、それっきり。この雪でネコははたして生き延びる
ことが出来たのか。ときどき、その顔を写真で見て、もう来そうにないネコの姿を、その辺りに
探したりする。しんみりとねー。


  梅も咲かない、2月はまた一日過ぎた。




  お寺の梅で、撮ったのは土曜日だから、きのうの他のところの梅よりも
  古い。でも、蕾はこちらの方がよさそうである。紅梅。




  同じ。




  2枚目と3枚目で、全体の拡大。




  こちらは、白梅。




  雪で枝が広がって、また梅の全体の様子も変わってしまう。





  ぐるぐる回っているところ。

 


  雪があって、返って見やすいか。




  少し引いて、斜めから全体の様子。
  でも、わかりづらい。



放射冷却の、朝も青い。

2010-02-15 16:18:55 | 散策
  曇り、より小雨の時間が長く、
  ただ空に明るさがあって、今ごろ西の空に
  お日様がぼんやりと出ている。
  雲の流れもあって、お天気の変化は非常に
  敏感に、感じられる。
  ちっとも暖かくないのは、変わらないが、ときに
  日が出そうになるのは、いい。
  もちろん雪も降るかも知れない。
  しかし、たくさんは今のところ降らないだろう。
  祈るしかないが。
  
  2月は、28日しかなかった。
  1ヶ月といっても28日で、もう3月も半ばになる。
  そう考えると、早いかも知れない。


  きのうの日曜の朝、晴れて日の出前の空は青い。
  それから水滴の窓の向こう。




  太陽がある辺りを中心に、明るさの円は広がる。
  その中心は、段々と真東に近付いている。




  もう一枚。




  山の端での、日の出。出た瞬間からはしばらくたっている。




  足もとのほの暗さ。


  窓に細かい水滴が付いていて、南側は朝は凍っていた。
  だから開かない。




  ぼんやり。




  時間的には後だが、なんだかそこに人が写っているようにも
  見えて不思議である。




  まずは小さく窓をなぞる。




  もう少し大きく、水滴をなぞると、いつもの歪んだ風景が
  見えてくる。



早くも雨

2010-02-15 06:40:17 | 散策


  走るセントラム。
  今回、セント君は、信号が青で、スルスル動き出し、結局
  この先もゆるゆる動きながら、クルリ90度回転して
  南の方角へと消えていきました。



  朝のお天気は、小雨。天気の変化は早く、暖かい日は少ない。もう雨が降っている。雨の音を確認するため、外に出た。やはり、雨で、しかし小雨。窓に水滴はない。きのうと大いに違うが、感じるのは寒さだけ。明るさはない。

  アメダスの6時の気温、2.4℃。気圧は1023.5hPa、湿度は91%。室温は、6.1℃。積雪深は、22cmとあり、ほとんど溶けていない。こちらにも雪はあって、今回の水分の多い、重い雪は凍ってしまって溶けるのを忘れている。

  きのうは朝から明るさがあった。それで、もう十分日も当たった、という時間に外に出てみたが、思いの外雪は多く残っていて、一旦凍ってしまう、凍ってしまった雪はなかなか溶けないものであること、を認識した。このようなものが道の真ん中にないことに感謝した。
  朝から、鳥が来ていた。リンゴの蔕とか、芯とか少し中身の付いた皮を捨てると、もうヒヨドリが来ていて、それを突付いていたようである。凍傷で打撲傷のリンゴ、というのはもう食べられないので、丸ごと捨てる。すると、このリンゴも午後に半分に減っていて、それを食べるのは同じく、ヒヨドリや、他にカラスや、それから雉がいる。それだけ餌がない。自然界に棲む生き物の食べ物がない。キジバトは相変わらず、地面を突付いている。歩きながら、逃げていった。
  
  朝になって、いつものように台所のドアを開ける。すると、雪の上のネコらしき足跡が、きのうの夕刻よりだいぶ増えたことがわかった。来ているのは、恐らく一匹のネコで、黒いネコで、何度も来るのはわかっていて、きのうはしばらく玄関から、その姿を見た。
  ネコは逃げようという気はなく、それは離れていたから。毛が黒いはずが、少し灰色がかっている。足が細くなっているようなで、気の毒にも思える。同じようなネコが2匹いるか、この可能性はないことはない。しかしやはり同じネコ。このネコ、雪でも平気だ。それが、お腹をすかしている。こちらも、白と黒のネコを追いやった、と思われるこの黒いネコにいい感情はないが、鬼のような気持ちはここは捨てて、食べ物の一つも外に出した。他にしかし、ネコはいないというのは、本当かなー。