一遍に厳しい冬から、春へとジャンプしたような感じがあって、いずれかそれを実感
出来るような感じがあるが、しかし、寒さはいつまたまたもとに戻るかも知れず、せいぜい早春
というときになった、というのがいいと思い、早春をタイトルに入れた。春でもいいし、4月
の陽気とか言ってもいいようなお天気があった。ようだが、いくらかしか体験せず、実感は
やはり早春で、あるいは春がどこまでか来ている、という信憑性に自信が持てそうな、で、まだまだ
わからない。でも、まー春らしいというのは、今日は間違いはなくこれをそのまま受け入れて
いいようだ。
朝は寒かった。氷が張って、いかに地上辺りは冷たいかよくわかるし、明るくなった空を
眺めて、その光が地表の氷を照らすから、光って見える。氷は薄いようで、しかし大体押し
なべて雪のような氷の溶けたその水をまた氷に戻す現象を明らかにする。それと生き物で、そこ
にじっとする植物の小さな葉っぱにも、びっしりと霜が降りていて、それはそれは冷たそう
な、感じが伝わって来た。ゴミを捨てに歩いたのだが、向こうからご婦人が来られて、挨拶を
しないといけない、と思って声を出したが幾分、小さいようなでこれも寒さのせいであろう。相手の
方の声はよく聞こえた。もう少し大きな声が出ないか、不思議に思うが、寒いからということ
にしておく。それで、ちょうど山々、高峰の頂、ちょうど北アルプスのある、窓の辺りから、
滲むように朝日がこぼれた、というのは大袈裟だが、なかなか日が出る瞬間を見る、外で、とい
うのもないもので、それはまさしく、太陽光がこぼれ落ちる感じがあって、寒さも絶頂の感じ
もあった。それから気温はかなり上がったようだ。
急いで、帰って時計を見ると、ちょうど6時50分くらいであった。日の出の正確な時間では
ないが、それが、もう6時50分よりも早いことは間違いないようで、それからいつもの定位置
の、あるいは定点観測のところ、自分のいるところに戻ると、なんだかまだ太陽は出たばかり
で、それで、これからキラキラと輝くような感じもあった。すると、その2、3分前のこぼれ落
ちる、太陽光のしずくは、言ってみると「点」でもある。そうでないとおかしいような気がして、
こじつけでもある。朝は放射冷却できれいに冷え込んで、辺りは氷の小さな粒で、包まれたが、
それもそのうち溶けたのだろう。
2月ももうおしまいだなー、とか考えて、また3月もすぐに来て、4月になればどうなるか。
それも同じようにどんどんと時計は進んで、夏になる。こうゆうことをあと何回経験できるかと
いう、一種の不安というのが生じるのは、これは大体誰でも考えることであろう。それはしか
し、誰も知ることが出来ず、残されたもののみそれを他者のものとして、実感する。なんだか、
春らしくなったのだけど、そんなことも思ってしまうというのが、春らしい恐怖の時間でも
ある。何もかもが、まだ凍っていて、それで最初に解凍されるのが、そうゆう「後どれだけ」と
いう恐怖というか、不安である。春は、イライラし、ムカムカし、それで暖かくなると、一定の
安定感も出てくるようで、それゆえ、後どのくらい自分はこの世にあり続けることが出来るのか、
など思うので、これも春の証左なのだが、いい加減こうゆうことを書くのも止めた方がいいと
思う。どっちにしても、それは誰にもわからないものであるからねー。
いいお天気で、それでもときにもう少し、例えばヒヨドリなど鳴けばいいのではないか。
それから、鳥だけでなく、蚊とかが辺りに蚊柱を立てていい。この蚊というのはしかし至極普通に人を
刺す蚊と同じかというと、違うようだ。蚊柱も見ない2月の後半があったか。あとは何だろうか。
いつもなら、小さな蜘蛛が、暖かい日差しのある、そうゆう方向にある、金属の枠に、小さな巣
を張る。そうゆう蜘蛛も見かけない。大きさというと、2、3mmか、あるいはもう少しあって、3、4mm
というもののようだ。そうゆうものもまだ現われない。
ここに昔からいる、キジバトはときどき見かけるし、また人がそばにいても滅多なことで
逃げることもない。まーキジバトも性格を理解しているようである。そのハトもいない。雉
もいない。この少し前に出した「雉」はきのうの写真である。雉も鳴かないし、姿も見せない。
それがなんだかおかしな感じもした。
歩いていて、暖かさはすぐに感じられたが、例えばそのとき気温が10℃以上あったらしい、
また最高は15℃くらいまで上がったようだが、その暖かさは、後者は特に感じられなかった。
それから、風も押しなべてゆるい。風はたしかに吹いて、でも春一番の感じというのはなか
った。
少しだけ、雪の残る地面を見て、それからちょうど南向きの、植物の生えている、そうゆう
ところを短くカメさんを持って見てまわった。一番の発見でもないが、
秋ごろにもう咲いていた、オオイヌノフグリがようやく長い雪の下から戻ったようで、
青い花弁を見せてくれた。わからない感じがあって、小さすぎるがどうにかそれを見逃す
ことはなかった。まったくの小さな、春の発見である。大袈裟だが、オオイヌノフグリも雪の
下で、長く時間を過ごした、ということでもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/1d/74f4b3eba307b94eb53ad1d06c5ace4b.jpg)
緑葉の明るさ。快晴で、緑が透けて見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/24/ad7bfef4ad8aef7b5c82bbc77aa3c522.jpg)
常緑の木々。緑が少しずつ、回復している。まだまだいつもの緑に
遠いような感じ。黒いのが実なのか、これから咲く花の蕾か、それも
わからなくなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c3/081ffee3515efc6f8e50ceb1fae34d16.jpg)
明るさ、と葉っぱのツバキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/4e/ff44f3d5c720e01e55811a6ad329cbe6.jpg)
まだまだ雪。残る雪は多く、消えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ca/e65ae2603f76c56f1dff81da9c11a212.jpg)
ユキヤナギ、だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/44/423c65e4b87c69af48904342f0378f1f.jpg)
花もチラホラ。それからツツジも、また白い花を付けている。一輪だけだが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a1/f1434ce28089b0d2fe9cab7d7eb168e3.jpg)
最初に、赤紫かという、オオイヌノフグリの色が飛び込んで来てようやく
その存在に気が付いた。明るすぎたのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4f/a5a26935fd0f12d70e2ab7a888a07e14.jpg)
いつもの、青の花弁も見つかって、いくらか花も群れて咲いているが
それは、一つ、また一つといった方がいい。
出来るような感じがあるが、しかし、寒さはいつまたまたもとに戻るかも知れず、せいぜい早春
というときになった、というのがいいと思い、早春をタイトルに入れた。春でもいいし、4月
の陽気とか言ってもいいようなお天気があった。ようだが、いくらかしか体験せず、実感は
やはり早春で、あるいは春がどこまでか来ている、という信憑性に自信が持てそうな、で、まだまだ
わからない。でも、まー春らしいというのは、今日は間違いはなくこれをそのまま受け入れて
いいようだ。
朝は寒かった。氷が張って、いかに地上辺りは冷たいかよくわかるし、明るくなった空を
眺めて、その光が地表の氷を照らすから、光って見える。氷は薄いようで、しかし大体押し
なべて雪のような氷の溶けたその水をまた氷に戻す現象を明らかにする。それと生き物で、そこ
にじっとする植物の小さな葉っぱにも、びっしりと霜が降りていて、それはそれは冷たそう
な、感じが伝わって来た。ゴミを捨てに歩いたのだが、向こうからご婦人が来られて、挨拶を
しないといけない、と思って声を出したが幾分、小さいようなでこれも寒さのせいであろう。相手の
方の声はよく聞こえた。もう少し大きな声が出ないか、不思議に思うが、寒いからということ
にしておく。それで、ちょうど山々、高峰の頂、ちょうど北アルプスのある、窓の辺りから、
滲むように朝日がこぼれた、というのは大袈裟だが、なかなか日が出る瞬間を見る、外で、とい
うのもないもので、それはまさしく、太陽光がこぼれ落ちる感じがあって、寒さも絶頂の感じ
もあった。それから気温はかなり上がったようだ。
急いで、帰って時計を見ると、ちょうど6時50分くらいであった。日の出の正確な時間では
ないが、それが、もう6時50分よりも早いことは間違いないようで、それからいつもの定位置
の、あるいは定点観測のところ、自分のいるところに戻ると、なんだかまだ太陽は出たばかり
で、それで、これからキラキラと輝くような感じもあった。すると、その2、3分前のこぼれ落
ちる、太陽光のしずくは、言ってみると「点」でもある。そうでないとおかしいような気がして、
こじつけでもある。朝は放射冷却できれいに冷え込んで、辺りは氷の小さな粒で、包まれたが、
それもそのうち溶けたのだろう。
2月ももうおしまいだなー、とか考えて、また3月もすぐに来て、4月になればどうなるか。
それも同じようにどんどんと時計は進んで、夏になる。こうゆうことをあと何回経験できるかと
いう、一種の不安というのが生じるのは、これは大体誰でも考えることであろう。それはしか
し、誰も知ることが出来ず、残されたもののみそれを他者のものとして、実感する。なんだか、
春らしくなったのだけど、そんなことも思ってしまうというのが、春らしい恐怖の時間でも
ある。何もかもが、まだ凍っていて、それで最初に解凍されるのが、そうゆう「後どれだけ」と
いう恐怖というか、不安である。春は、イライラし、ムカムカし、それで暖かくなると、一定の
安定感も出てくるようで、それゆえ、後どのくらい自分はこの世にあり続けることが出来るのか、
など思うので、これも春の証左なのだが、いい加減こうゆうことを書くのも止めた方がいいと
思う。どっちにしても、それは誰にもわからないものであるからねー。
いいお天気で、それでもときにもう少し、例えばヒヨドリなど鳴けばいいのではないか。
それから、鳥だけでなく、蚊とかが辺りに蚊柱を立てていい。この蚊というのはしかし至極普通に人を
刺す蚊と同じかというと、違うようだ。蚊柱も見ない2月の後半があったか。あとは何だろうか。
いつもなら、小さな蜘蛛が、暖かい日差しのある、そうゆう方向にある、金属の枠に、小さな巣
を張る。そうゆう蜘蛛も見かけない。大きさというと、2、3mmか、あるいはもう少しあって、3、4mm
というもののようだ。そうゆうものもまだ現われない。
ここに昔からいる、キジバトはときどき見かけるし、また人がそばにいても滅多なことで
逃げることもない。まーキジバトも性格を理解しているようである。そのハトもいない。雉
もいない。この少し前に出した「雉」はきのうの写真である。雉も鳴かないし、姿も見せない。
それがなんだかおかしな感じもした。
歩いていて、暖かさはすぐに感じられたが、例えばそのとき気温が10℃以上あったらしい、
また最高は15℃くらいまで上がったようだが、その暖かさは、後者は特に感じられなかった。
それから、風も押しなべてゆるい。風はたしかに吹いて、でも春一番の感じというのはなか
った。
少しだけ、雪の残る地面を見て、それからちょうど南向きの、植物の生えている、そうゆう
ところを短くカメさんを持って見てまわった。一番の発見でもないが、
秋ごろにもう咲いていた、オオイヌノフグリがようやく長い雪の下から戻ったようで、
青い花弁を見せてくれた。わからない感じがあって、小さすぎるがどうにかそれを見逃す
ことはなかった。まったくの小さな、春の発見である。大袈裟だが、オオイヌノフグリも雪の
下で、長く時間を過ごした、ということでもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/1d/74f4b3eba307b94eb53ad1d06c5ace4b.jpg)
緑葉の明るさ。快晴で、緑が透けて見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/24/ad7bfef4ad8aef7b5c82bbc77aa3c522.jpg)
常緑の木々。緑が少しずつ、回復している。まだまだいつもの緑に
遠いような感じ。黒いのが実なのか、これから咲く花の蕾か、それも
わからなくなった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c3/081ffee3515efc6f8e50ceb1fae34d16.jpg)
明るさ、と葉っぱのツバキ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/4e/ff44f3d5c720e01e55811a6ad329cbe6.jpg)
まだまだ雪。残る雪は多く、消えない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ca/e65ae2603f76c56f1dff81da9c11a212.jpg)
ユキヤナギ、だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/44/423c65e4b87c69af48904342f0378f1f.jpg)
花もチラホラ。それからツツジも、また白い花を付けている。一輪だけだが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/a1/f1434ce28089b0d2fe9cab7d7eb168e3.jpg)
最初に、赤紫かという、オオイヌノフグリの色が飛び込んで来てようやく
その存在に気が付いた。明るすぎたのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/4f/a5a26935fd0f12d70e2ab7a888a07e14.jpg)
いつもの、青の花弁も見つかって、いくらか花も群れて咲いているが
それは、一つ、また一つといった方がいい。