光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

梅が見る、青空は早春か

2010-02-20 18:48:58 | 植物・花(冬)
  悪魔のような寒気があって、辺りをどぎまぎさせて、席巻している。
  それでも、太陽の出る時間も長くなった。まずは日の出が、ようやく7時ころに戻って
いる。ようだ。ただし、あくまでも推測で、また山の頂から、見える太陽でもあって、これは、
理想の地平から出る、またその太陽の一番上側が出る時間とも違う。薄明の時間というのも
なかなかわからない。晴れていないと、これはわからないものがある。夕刻は、ずいぶんと
明るい。もう、12月の初めからいうと、それこそ2ヶ月と半分以上はたった計算になって、日の
入りの時刻は、今のところ限りなく、午後6時くらいに近付きつつあるようで、そのときの様子も、
これも残念なことに、よくはわからない。
  でも、日が出ていると、夕方の明るさは、12月の半ば、1月になってからも、もう十分
明るさの度合いが違うことがわかる。あるときに、夕刻に晴れれば、雪のことも忘れて、
その方向を眺めるが、まだまだ日が出ている、それで、6時になっても明るい、というときも
あった。これだと、一番星もそろそろ期待出来る時間となるが、今は、金星は太陽の向こう側
にあって、いつに西の空に現われるか、これがもしかしたら、楽しみの一つかも知れない。
水星は、太陽に近すぎて、西に東に、つまり、夕刻に、朝方に行ったり来たりして、その姿は
なかなか見ることも出来ない。だから、金星が一番星として見えたりする。それに比較して、
木星はなかなか明るさを意識できない星であって、そのうちに朝方の少しそれでも遅い時間、
ようやく太陽に追い抜かれて、東の空に現われるはずだが、それも段々と位置を変えていて、
今はどの辺りか、それを考えるのも面白い。

  それも、空が晴れての出来事で、ついつい忘れてしまう。寒さも手伝って、どう考えて
も温泉につかっている感じでもある、暖房のきいた部屋でぬくぬくしている、そうゆうもの
がいいようで、いかにも今日もそうだったが、今の季節は寒すぎるのである。体感の寒さも
あって、現実の、この社会の寒さが妙に厳しいものにも感じられるのは、これはどうしよう
もないか。

  青空が出た。そうゆうときもある。すると太陽の高度も上がっているから、ここにある
梅の木にもどうにかその光が届いたようで少しは刺激となり、また蕾の数も増えないかと期待
する。それにしても、梅の木の塩梅もどうしたものか、花の数でいうと、この木は少なすぎ
る。それ、がんばれ、と声をかけてもだめなようで、ちょっと大きくなりすぎたのかも知れない。
ここの位置は、ものすごく悪くはなく、でも去年はほとんど葉っぱが虫に食われたようで、
そのこともあるのだろう、蕾の数は少ないようだ。
  
  ちょうど雨と、風と、それから雪が降っていて、という時間もあれば、ぱっと晴れる、
そうゆうお天気もある。暖冬といわれて久しいが、冬型で大いに晴れてしまって、予想外に晴れる
と、気象協会の方も困ったような印象を述べられたことも思い出す。こうゆうことは珍しい
が、ごくごく普通になってしまって、しかし今のところ冬型で日本晴れというのは、ものすごく
少なく、今年は観測されているか、どうか。
  あー出かけるときは雨。それで晴れたときに出かければいいと思うのだが、そうゆう
わけにもいかないのが時計のある生活の顕著なところでもある。大体、体も、この辺りは
ペットの愛犬と同じであろうと思うが、「むずむず」してというのはないが、しょうがなく今日
も雨に濡れながら歩いたのである。歩かないといけない。その何十分か前は今日は止めておくか、
などと思ったりもするが、時間なると足が勝手に動き出すような感じもある。ありがたいの
かどうか。

  雨の状態も、さほどひどいものでなく、もしこれが本当にすごい雨で危険が伴うなら、
大仰な感覚の持ち主だから、方向をきりりと180度回転させて、帰って来る。そうでもなかった
ところをみると、考えるに大した雨ではなかった、ということ。一面、雪、というのが、またも
やそれを覆すことになるか、と思うのだが、それはないのである。あるのは、ほとんど雪。
雪雪雪、でまずは間違いない。あーどこを見てもどこにいっても雪。まったくの雪で、どうしよ
うもない。この雪を溶かすのがこの雨のはずで、するとこれは歓迎しないといけない。
  途中、小さなネコがいた。茶トラ。写真に出ている、その茶トラではなく、二回りくらい
小さい。はっきりいって、小さいネコでもう大人であろう。恐らく、もしかしたら2、3回は
見ているかも知れない。他に何しろ見るような、というと怒られるが、そうゆうものはなく、
その茶トラは、すっと道を進もうとして、踵を返した。どこにいったか、まっすぐに進むと、
ちょうどいえの壁、ブロック塀の隙間というか、空きから、ちょうどそのネコは、通ることが
出来た、から顔を出していた。2度3度、ネコは顔を出し、またその奥へと移動して、顔を出した。
危ない、というのは、結構に車が多いことで、もうネコのご機嫌を損ねるのも何だから、さっ
さと歩いた。その向こうに、青空が出ていたが、小さなネコも運がよければこの冬を越せるのか
も、とある種の期待を持ったが、それにしてもせいぜい他にいるのは、なんだったか、なんに
もいなかったようなで、ときどき顔を見せてもらう、その二匹目のワンちゃんは気の毒に
思ったのか、こちらを向いてくれた。イヌも、暇なという時間があるのか。





  雪も降って、雨も降るが、春の遅いこの梅に、日が当たる。青空がある。




  なんだかよくわからない、のがいいところ。蕾が少ない。虫に好かれる
  梅。




  さらに寄っても、梅の蕾は少ないが、日差しが届いているのは間違い
  ない。




  残る雪も多い。




  もう少し、下から。傾いた。




  今日の日差しで、緑が映えたところ。一体どこだろうか。




  まぶしい光が、ときに疎になった木々の枝葉から、こぼれ落ちる。




  最後には、ちゃんとお日様も入れて。こうゆう時間が続けば、
  春はもうそこに来ているといえるのにねー。

  短い、春散歩。



早春の、雪雲の色

2010-02-20 16:10:52 | 散策
  運がいいと、ほぼ快晴のお天気で
  なるほど気分はいい。
  でも、運が悪いと、大体雨か、それに風が加わる。
  ミゾレもあるし、最後には、吹雪もあるかも知れない。
  いや見ている限りこれは吹雪だ、というのはあった。
  今日くらいクルクル変わるお天気というのも
  知らないので、まったく、うんざりする。

  それでも、早春であろうか。
  最高気温はいつ出たか不明だが、アメダスの午後3時までの
  最高気温は、7.7℃もある。本当だか、信じられない。
  場所も違うが。
  ほとんど、3℃から、5℃の間の、気温と思える。
  歩いているときは、雨が降って、濡れたが、終わりに晴れ間。


  朝は、雪も降った。雪が降る前に、雪雲が現われる。
  この色が太陽が出そうな感じもあって、なかなかよかった。




 
  早めの朝。起きたときは、多分ミゾレ。




  しばらくすると、空に穴が開いたように、晴れ間が出る。




  空気も澄んでいて、きれいな色も現われる。




  西の空。地面から這い上がるように、雪雲が近付き始める。




  雲の高いところに、スポット光のように、太陽が当たる。それで、
  面白い光景が見えることになる。神秘さはないが。




  早春色の雪雲。




  印象的。




  少し間が開くが、日が出て、あるところより向こうは、かなり黒い雪雲に
  完全に覆われて見えない。
  この雪雲もせいぜい、10分くらいでなくなってしまう。すると、また
  晴れ間が出そうになる。で、晴れる。
  これでは、ホント、病気になる。



ミゾレか、雪か、あとは風。

2010-02-20 06:43:32 | 散策


  虫を思い出す、ポートラム。車輪が見えない、そうゆう虫。
  ポート君、港へと向かう。ここの先は、昔の富山港線へとつながる。
  だからポートラムが、愛称になった。



  朝のお天気は、暖かな快晴、と書きたいが、残念ながら毎度の、ミゾレのような雪が舞う、ジトジトしたお天気。弱い冬型で、雪が降った跡がある。風があって、朝の寒い時間の風は寒さを何倍かにする。雪かミゾレが止むと、当然晴れて来るが、この時間の短いこと。

  アメダスの6時の気温、1.7℃。気圧は1018.7hPa、湿度は87%。ちなみに積雪深は、20cm。こちらの屋根の上の積雪は、多く見て4cm、少ないところは0cm。室温は、4.9℃。お天気は、今は晴れの領域に入った。木々の枝葉が揺れる、明るさがある。

  早々ウィンドウズから、ファイアウォールが有効でない、と指摘されて、久々にこの警告の画面を見るが、ちゃんとNIS2010は、働いていて、2010からの、有効ではありませんや、例の燃えるようなアイコンは出ていない。再起動して何もなかったかのように、いつもの状態になるが、これはコンピュータも寒い思いをしているからか。この間、約2分何もしないで待っているというのも、寒いもので、考えていたものがどこかへと吹っ飛んでいった。適当な言い訳が思い浮ばないが、これが一つはある。

  ときどき古いカメラで、これは高かったなど思いながら、ちょっと様子をみようなどすると、飛んでもないことになってしまう。こうゆうことはやらない方がいいが、それをやってしまった。古いカメラは、最新のカメラよりいい感じがする。使わないからで、使い出すと、また今のものがいい、ということになってしまう。封印するものは、そのままで、二度と開けないくらいの覚悟がいるが、しかしやってしまって、後悔する。高いお金を払った。高過ぎて、使う時間は短かった。後悔は必ずする。今日は、それで目がショボついて、どうにもこうにもならない状態。

  朝からいいお天気で、って、起きたときは暗く、薄い白いものが舞っていた。それが今は快晴。あー、一番ひどい雪がいつだったか、そうゆうファイルを探してみたい気にもなる、時間があって、これは危険。