悪魔のような寒気があって、辺りをどぎまぎさせて、席巻している。
それでも、太陽の出る時間も長くなった。まずは日の出が、ようやく7時ころに戻って
いる。ようだ。ただし、あくまでも推測で、また山の頂から、見える太陽でもあって、これは、
理想の地平から出る、またその太陽の一番上側が出る時間とも違う。薄明の時間というのも
なかなかわからない。晴れていないと、これはわからないものがある。夕刻は、ずいぶんと
明るい。もう、12月の初めからいうと、それこそ2ヶ月と半分以上はたった計算になって、日の
入りの時刻は、今のところ限りなく、午後6時くらいに近付きつつあるようで、そのときの様子も、
これも残念なことに、よくはわからない。
でも、日が出ていると、夕方の明るさは、12月の半ば、1月になってからも、もう十分
明るさの度合いが違うことがわかる。あるときに、夕刻に晴れれば、雪のことも忘れて、
その方向を眺めるが、まだまだ日が出ている、それで、6時になっても明るい、というときも
あった。これだと、一番星もそろそろ期待出来る時間となるが、今は、金星は太陽の向こう側
にあって、いつに西の空に現われるか、これがもしかしたら、楽しみの一つかも知れない。
水星は、太陽に近すぎて、西に東に、つまり、夕刻に、朝方に行ったり来たりして、その姿は
なかなか見ることも出来ない。だから、金星が一番星として見えたりする。それに比較して、
木星はなかなか明るさを意識できない星であって、そのうちに朝方の少しそれでも遅い時間、
ようやく太陽に追い抜かれて、東の空に現われるはずだが、それも段々と位置を変えていて、
今はどの辺りか、それを考えるのも面白い。
それも、空が晴れての出来事で、ついつい忘れてしまう。寒さも手伝って、どう考えて
も温泉につかっている感じでもある、暖房のきいた部屋でぬくぬくしている、そうゆうもの
がいいようで、いかにも今日もそうだったが、今の季節は寒すぎるのである。体感の寒さも
あって、現実の、この社会の寒さが妙に厳しいものにも感じられるのは、これはどうしよう
もないか。
青空が出た。そうゆうときもある。すると太陽の高度も上がっているから、ここにある
梅の木にもどうにかその光が届いたようで少しは刺激となり、また蕾の数も増えないかと期待
する。それにしても、梅の木の塩梅もどうしたものか、花の数でいうと、この木は少なすぎ
る。それ、がんばれ、と声をかけてもだめなようで、ちょっと大きくなりすぎたのかも知れない。
ここの位置は、ものすごく悪くはなく、でも去年はほとんど葉っぱが虫に食われたようで、
そのこともあるのだろう、蕾の数は少ないようだ。
ちょうど雨と、風と、それから雪が降っていて、という時間もあれば、ぱっと晴れる、
そうゆうお天気もある。暖冬といわれて久しいが、冬型で大いに晴れてしまって、予想外に晴れる
と、気象協会の方も困ったような印象を述べられたことも思い出す。こうゆうことは珍しい
が、ごくごく普通になってしまって、しかし今のところ冬型で日本晴れというのは、ものすごく
少なく、今年は観測されているか、どうか。
あー出かけるときは雨。それで晴れたときに出かければいいと思うのだが、そうゆう
わけにもいかないのが時計のある生活の顕著なところでもある。大体、体も、この辺りは
ペットの愛犬と同じであろうと思うが、「むずむず」してというのはないが、しょうがなく今日
も雨に濡れながら歩いたのである。歩かないといけない。その何十分か前は今日は止めておくか、
などと思ったりもするが、時間なると足が勝手に動き出すような感じもある。ありがたいの
かどうか。
雨の状態も、さほどひどいものでなく、もしこれが本当にすごい雨で危険が伴うなら、
大仰な感覚の持ち主だから、方向をきりりと180度回転させて、帰って来る。そうでもなかった
ところをみると、考えるに大した雨ではなかった、ということ。一面、雪、というのが、またも
やそれを覆すことになるか、と思うのだが、それはないのである。あるのは、ほとんど雪。
雪雪雪、でまずは間違いない。あーどこを見てもどこにいっても雪。まったくの雪で、どうしよ
うもない。この雪を溶かすのがこの雨のはずで、するとこれは歓迎しないといけない。
途中、小さなネコがいた。茶トラ。写真に出ている、その茶トラではなく、二回りくらい
小さい。はっきりいって、小さいネコでもう大人であろう。恐らく、もしかしたら2、3回は
見ているかも知れない。他に何しろ見るような、というと怒られるが、そうゆうものはなく、
その茶トラは、すっと道を進もうとして、踵を返した。どこにいったか、まっすぐに進むと、
ちょうどいえの壁、ブロック塀の隙間というか、空きから、ちょうどそのネコは、通ることが
出来た、から顔を出していた。2度3度、ネコは顔を出し、またその奥へと移動して、顔を出した。
危ない、というのは、結構に車が多いことで、もうネコのご機嫌を損ねるのも何だから、さっ
さと歩いた。その向こうに、青空が出ていたが、小さなネコも運がよければこの冬を越せるのか
も、とある種の期待を持ったが、それにしてもせいぜい他にいるのは、なんだったか、なんに
もいなかったようなで、ときどき顔を見せてもらう、その二匹目のワンちゃんは気の毒に
思ったのか、こちらを向いてくれた。イヌも、暇なという時間があるのか。
雪も降って、雨も降るが、春の遅いこの梅に、日が当たる。青空がある。
なんだかよくわからない、のがいいところ。蕾が少ない。虫に好かれる
梅。
さらに寄っても、梅の蕾は少ないが、日差しが届いているのは間違い
ない。
残る雪も多い。
もう少し、下から。傾いた。
今日の日差しで、緑が映えたところ。一体どこだろうか。
まぶしい光が、ときに疎になった木々の枝葉から、こぼれ落ちる。
最後には、ちゃんとお日様も入れて。こうゆう時間が続けば、
春はもうそこに来ているといえるのにねー。
短い、春散歩。
それでも、太陽の出る時間も長くなった。まずは日の出が、ようやく7時ころに戻って
いる。ようだ。ただし、あくまでも推測で、また山の頂から、見える太陽でもあって、これは、
理想の地平から出る、またその太陽の一番上側が出る時間とも違う。薄明の時間というのも
なかなかわからない。晴れていないと、これはわからないものがある。夕刻は、ずいぶんと
明るい。もう、12月の初めからいうと、それこそ2ヶ月と半分以上はたった計算になって、日の
入りの時刻は、今のところ限りなく、午後6時くらいに近付きつつあるようで、そのときの様子も、
これも残念なことに、よくはわからない。
でも、日が出ていると、夕方の明るさは、12月の半ば、1月になってからも、もう十分
明るさの度合いが違うことがわかる。あるときに、夕刻に晴れれば、雪のことも忘れて、
その方向を眺めるが、まだまだ日が出ている、それで、6時になっても明るい、というときも
あった。これだと、一番星もそろそろ期待出来る時間となるが、今は、金星は太陽の向こう側
にあって、いつに西の空に現われるか、これがもしかしたら、楽しみの一つかも知れない。
水星は、太陽に近すぎて、西に東に、つまり、夕刻に、朝方に行ったり来たりして、その姿は
なかなか見ることも出来ない。だから、金星が一番星として見えたりする。それに比較して、
木星はなかなか明るさを意識できない星であって、そのうちに朝方の少しそれでも遅い時間、
ようやく太陽に追い抜かれて、東の空に現われるはずだが、それも段々と位置を変えていて、
今はどの辺りか、それを考えるのも面白い。
それも、空が晴れての出来事で、ついつい忘れてしまう。寒さも手伝って、どう考えて
も温泉につかっている感じでもある、暖房のきいた部屋でぬくぬくしている、そうゆうもの
がいいようで、いかにも今日もそうだったが、今の季節は寒すぎるのである。体感の寒さも
あって、現実の、この社会の寒さが妙に厳しいものにも感じられるのは、これはどうしよう
もないか。
青空が出た。そうゆうときもある。すると太陽の高度も上がっているから、ここにある
梅の木にもどうにかその光が届いたようで少しは刺激となり、また蕾の数も増えないかと期待
する。それにしても、梅の木の塩梅もどうしたものか、花の数でいうと、この木は少なすぎ
る。それ、がんばれ、と声をかけてもだめなようで、ちょっと大きくなりすぎたのかも知れない。
ここの位置は、ものすごく悪くはなく、でも去年はほとんど葉っぱが虫に食われたようで、
そのこともあるのだろう、蕾の数は少ないようだ。
ちょうど雨と、風と、それから雪が降っていて、という時間もあれば、ぱっと晴れる、
そうゆうお天気もある。暖冬といわれて久しいが、冬型で大いに晴れてしまって、予想外に晴れる
と、気象協会の方も困ったような印象を述べられたことも思い出す。こうゆうことは珍しい
が、ごくごく普通になってしまって、しかし今のところ冬型で日本晴れというのは、ものすごく
少なく、今年は観測されているか、どうか。
あー出かけるときは雨。それで晴れたときに出かければいいと思うのだが、そうゆう
わけにもいかないのが時計のある生活の顕著なところでもある。大体、体も、この辺りは
ペットの愛犬と同じであろうと思うが、「むずむず」してというのはないが、しょうがなく今日
も雨に濡れながら歩いたのである。歩かないといけない。その何十分か前は今日は止めておくか、
などと思ったりもするが、時間なると足が勝手に動き出すような感じもある。ありがたいの
かどうか。
雨の状態も、さほどひどいものでなく、もしこれが本当にすごい雨で危険が伴うなら、
大仰な感覚の持ち主だから、方向をきりりと180度回転させて、帰って来る。そうでもなかった
ところをみると、考えるに大した雨ではなかった、ということ。一面、雪、というのが、またも
やそれを覆すことになるか、と思うのだが、それはないのである。あるのは、ほとんど雪。
雪雪雪、でまずは間違いない。あーどこを見てもどこにいっても雪。まったくの雪で、どうしよ
うもない。この雪を溶かすのがこの雨のはずで、するとこれは歓迎しないといけない。
途中、小さなネコがいた。茶トラ。写真に出ている、その茶トラではなく、二回りくらい
小さい。はっきりいって、小さいネコでもう大人であろう。恐らく、もしかしたら2、3回は
見ているかも知れない。他に何しろ見るような、というと怒られるが、そうゆうものはなく、
その茶トラは、すっと道を進もうとして、踵を返した。どこにいったか、まっすぐに進むと、
ちょうどいえの壁、ブロック塀の隙間というか、空きから、ちょうどそのネコは、通ることが
出来た、から顔を出していた。2度3度、ネコは顔を出し、またその奥へと移動して、顔を出した。
危ない、というのは、結構に車が多いことで、もうネコのご機嫌を損ねるのも何だから、さっ
さと歩いた。その向こうに、青空が出ていたが、小さなネコも運がよければこの冬を越せるのか
も、とある種の期待を持ったが、それにしてもせいぜい他にいるのは、なんだったか、なんに
もいなかったようなで、ときどき顔を見せてもらう、その二匹目のワンちゃんは気の毒に
思ったのか、こちらを向いてくれた。イヌも、暇なという時間があるのか。
雪も降って、雨も降るが、春の遅いこの梅に、日が当たる。青空がある。
なんだかよくわからない、のがいいところ。蕾が少ない。虫に好かれる
梅。
さらに寄っても、梅の蕾は少ないが、日差しが届いているのは間違い
ない。
残る雪も多い。
もう少し、下から。傾いた。
今日の日差しで、緑が映えたところ。一体どこだろうか。
まぶしい光が、ときに疎になった木々の枝葉から、こぼれ落ちる。
最後には、ちゃんとお日様も入れて。こうゆう時間が続けば、
春はもうそこに来ているといえるのにねー。
短い、春散歩。