光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

空気のように、動物はやって来る

2010-02-07 18:49:42 | 散策
  朝も少し、間延びしたと思われる、そうゆう時間、ふと窓から外を見ると、もう馴染
みといっていい、黒いネコがいた。完全に真っ黒かというのもわからない。わからないの
は非常に警戒心が強くすぐに逃げて、姿をくらます。そうゆう特技を持っているからである。で、
かつ体力というか、寒さにも強く、雪の上も平気で歩いて、あるいはジャンプしてゆく。そう
ゆうところ、を断片的に見ていて、それでしかしその姿をマジマジと見たことはない。出来ない
ので、ある。

  これだけ雪が降って、それでも元気そうにしている。ちょうど窓から見えたときは、
舌なめずりはしていなかった。ようだが、何しろ距離がある。その黒いネコかどうかもわか
らない。が、可能性は99%であって、それはこのネコしか、このいえの周りでは、最近
見たことがないから。
  それで、他にすることなく、かなり離れたネコを双眼鏡で、観察する。すると、完全
な黒という色ではないようで、足は少しだけ明るい、そうゆう色。毛が真っ黒ではないよう
で、しかし、そのときはネコは雪の上に座って、舌なめずりではなく、他のところをなめ
ていて、すぐに少しだけ移動した。誰かに見られている、と感付いたのか。さすがに、この
寒さもなんとも感じないし、雪の上はジャンプしてゆくし、また雪の上でも座りながら、
毛づくろいをする。そうゆうネコは、黒くて、雪に目立つが、しかし雪国ネコで、豪雪でも
耐えられる、そうゆう風に特化されたネコのようだ。

  しかしいつから来たか、というと、もう少し時間を遡って、恐らく12月の初めころ
だろう。それまではそうゆうネコは見かけず、他にいたが、またそれ以外に、たまに来る、
白と黒のネコに食べ物をあげていた、ということもあって、それは長くは続かなかった。
なんだか面白くはない、と私が思っているようで、その通りでもあるが、しかし強いネコと
いうのは、やはり強いので弱いネコはネコの社会の掟に従うのだろう。あるときから、もう
来ない。あるいは、他の方にいったのかも知れない。
  ネコのテリトリというのがあるのだろう。その、黒と白のネコを初めて見たのは、去年
の5月か6月である。もう子供でもなかったようだ。もともと、そのネコも突然空気のように
現われて、しかし、よく見かけるようになったのは、秋も遅いときだ。最初は、何か食べ
物を捨てていたから、それを食べに来たのだろう。それから多少は、可愛げなしぐさも
あって、餌をあげていたがしかし、シャイというか、怖がりであって、用心深くノラのまま
で、で、結局、その黒いネコと衝突して負けた、というときがあったようだ。それはその
後の黒いネコの行動力というものを考えると、子どものままの、ノラのネコが勝てるわけ
がなかったようだ。

  多少は思い込みもあって、このことを書きすぎた。黒いネコが、どうゆう風に雪の上
を歩きまわったか、それをすぐに調べたというか、辺りを見ると、ちゃんと雪の上を歩いて
いる、跡が結構見つかった。まったく、人も歩けないところをこのネコは歩くようだ。驚く
べき体力で、気力で、また判断力もあるのか、雪の中から食べ物を探したかの跡もあった。
そのネコは、朝は、しばらくして恐らく堂々と他のところへと出かけた。その尻尾が見えた。
まったく、あの黒いネコに勝てる、ネコはいないし、恐らく人もいないのではないか。

  晴れたということもあるのだろう。シジュウカラも1羽やって来て、それは鳴き声で
すぐわかった。が、シジュウカラも食べ物がないとわかるとすぐに飛んでいった。窓を少し
開けただけで逃げたような感じもする。まったく敏感。
  雪の上を歩くというか、走る雉も見かけたが、それはさすがに鳴かなかった。オナガも
来た。でもやはりすぐにいなくなった。
  ヒヨドリは朝から木の下に隠れるように飛んできて、雪がざっとこぼれるのもわかる
のか、またすぐに木の下から、音もたてず飛んでゆく。でも、大体ヒヨドリはいる。この
鳥は昼もすぎて、かなり暖かくなってモチノキの実をつついていたようで、そのときその
姿を見つけた。そのときは逃げていったが、もう少し時間がたって、ちょっと距離は離れ
たが、そのヒヨドリは窓から見ようが、カメさんで撮ろうが、ずっと太陽の方向を向いて
暖まっていたようだ。

  空気の中にいる、鳥はようやく太陽の光を浴びて、よみがえるようだが、その数も
これだけ雪が多いと、段々と減ってくるような気がする。ネコもいくらかの、顔を覚えて、
その行動範囲はかなり広いこともわかった。
  黒いネコも他のかなり離れたところで見かけた。同じ時間ではないが、茶のトラも
同じところにいた。強いネコだけ、そうゆうことが可能なようだ。また、鳥もそうだが、
鳥に縄張り争いがあるのか、というと、そうゆうのはヒヨドリに関しては、ないのでは
ないか。


  色のある、植物。他に、ツララなど。



  雪があって、太陽も出ていて、何がどうなってという、サザンカの
  状態。




  梅である。どう考えても、まだ花は先。2月で暖冬だと咲き始めるかも。
  また、鉢の小梅の花というのは、植物愛好家のご家庭で、花が咲いて
  いるのは見かけた。




  ツバキ。期待できない。




  日の当たる庭は、それほど空中の雪はもうなく、枝葉が折れる心配も
  ない。きれいなものである。




  ツララ。少しだけ成長して、先に書くとこれらはすでに折れたか、落ちた。




  その二。




  その三。




  その四。長さは30cmか40cmくらいで、ガラスを突き破るくらい成長せず、
  日が出て暖かくなって、その途中でポキッと折れたようで、また全体の
  雪が落ちたようだ。雪が落ちると、ガターン、という音がする。何度聞
  いても嫌な音。




4回目の大雪の印象

2010-02-07 16:05:28 | 散策
  このままだと、体が石になってしまう感じもして
  足は棒のようだが、少し外の様子を見てきた。

  お天気は大体晴れ。風もなく、穏やか。
  もう一日このお天気が早かったら、という思いが強い。
  丸三日、雪が、断続的だが降り続いた。
  この冬、4回目の、この大雪が、積雪も一番多いはずである。

  気温は午後3時までで、最高気温は6℃。でも晴れていて、
  室内の気温は上がるし、外に出ても日が当たるところ
  では、午後であるが、ポカポカとする。あー、これがきのうなら、
  また思った。




  田んぼなどの、平地は雪は降っても段々と減ってゆく。
  あまり大雪の感じはない。この田んぼの積雪はどのくらいか
  しかし予想は付かない。




  それで、寄せて、集められた雪はというと、このようになる。




  道路の端っこに、雪がうずたかく積まれ、またひしめきあっている、
  というと大袈裟だが、このような光景も珍しくないか。
  



  溶ける雪。残る雪。青空。道の真ん中には雪はない。




  より広い、雪置き場というべきか。この高さは今まで見たうち
  で、最高である。




  繰り返すけど、田んぼとかの開けているところの雪は見た感じ
  もう少ない。




  美しいかも知れない。空は青いし、空気はきれいそうだし。で、除雪を
  されている人もおられる。ので、ミニカメで撮っている。一眼をぶら
  下げる勇気なし。




  こうゆうところの雪は、まことに美しい。こうゆうところに雪はたくさん
  あっても、いいようで、やっぱり住宅地に60cmを越える雪は、いらない。


  少しずつ屋根の雪が、またその下の屋根に落ちる。ドスンという、
  かなり大きい音とそれと振動がある。今日はこのまま晴れ続きだろう。
  夜も雪が溶けるかも知れず、なんだか恐ろしくて。きっと玄関は、また
  雪で通せんぼ状態になるなー。


 

曇り空

2010-02-07 06:37:22 | 散策


  お寺に、あるもの。
  雪ねー、寒そうだなー。




  朝のお天気は、曇り。雪が降ったか、今日になっては、不明。ただ、感じとしては、ごく少量か、降っていない。きのう夜遅くから今日にかけて、雪は降っていないようで、その兆候はきのうの夜もあった。

  アメダスの6時の気温、マイナスで、0.2℃。気圧は1026.2hPa、湿度は92%。ペケ印がある。積雪がそうで、50cmくらいか。室温は、3.7℃。寒い。

  さっさと眠って、それで朝が来た。あーいい感じはない。雪の「あと」のほうが、怖いものが待っている。って、もう雪は降らないとは限らないが。でもよく降ってくれたと思う。その割に何もやらなかった。やらないだけでくたびれた。雪の恐怖感はすごい。緊張を強いられる。しかし、
  そのあとのほうが、緊張を必要とされる時間は続く。ここでこけるのが最低。それがあったら、と思うと、またゾッとする。

  朝のTV。日曜だからか、静かである。冬祭り。越前大野の風景。ここもアメダスで見るしかないが、雪深いところ。寒そうで、しかし、有名だ。
  で、灯篭が立っている。雪灯篭。古風である。寒い部屋でそれを見ていると、余計に寒くなって、効果は抜群だが、でも、あーゆう光景を見ると、それでは行ってみたい、越前大野にこそ、行ってみたいと思う人が多くいておかしくはないし、自分もその一人だったりする。