光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

キタテハ、の秋色

2009-10-03 18:55:09 | 虫、その他
  夕日を見ることなく、すでに沈んでその後に、結構赤い夕焼けがあるが、それも暗い
状態で、お天気は、その先はやはりわからない。東の空も晴れてはいるが、木星が見えて
月は、まだ見えない。雲がある、大きな雲で今頃出て来た感じがあるが、この辺りが秋の天気の
不安定さを示している。雲の
  合間から、線上のそれよりも少し太い切れ目が出来て、そこが淡く少し明るいものも
見えるから、この明かりが、中秋の名月の明るさ。太陽光を反射して、それを地球に届けて、
地球はその光を反射して、幾分月を照らしている。新月の少し後に、これがはっきりわかって、
真っ暗なはずの月の日の当たらないところを照らす光が見える。しかし、条件は違いすぎて、
月の光を反射するわけだから、それは限りなく弱い。月夜と快晴の明るさの違いがある。

  思いの外、天気の回復はよく、雨は朝方で止んだ。その時間の雨は強かった。回復の後は、
25℃くらいまで気温も上がって、朝はもしかしたら電気ヒータがいるとと思うくらいで、
その必要はしかしなかった。そとに出てみると、モンシロチョウが嘘のように飛んでいる。
それも、3、4羽すぐにわかった。それから、例の、どこからとなくフワフワと現われる、
ホタルガも飛んでいて、その先を追うと、暗い葉っぱの方へと飛んでいって、そこに止まったか
どうか。明暗の、チョウと蛾で、蛾にも真っ白はあるから、これまた明暗であって、
黒いチョウもいるから、なんでもあるのが、自然ということになる。チョウでいうと、
黒目のでも白い模様のある、アゲハクラスのチョウを一度だけ見ているが、このようなものは、
ずっと昔はほどほどにあって、今はそれは滅多にない。ホタルガのことだと知ったのが
最近だから、比べようがない。

  今ようやく、中秋の名月が、黒い雲の中に白い姿を現わして、不気味な感じもある。
これで、中秋の名月も観賞した。ま、この後もその姿をよりはっきり見せてくれると思う。

  モンシロチョウが舞っているのを見て、どうするか、雨の後の晴れ間、さほど変化は
期待できないが、チョウがいそうな、アベリアの花が咲くところに向かって、歩くことにした。
これは散歩にはならず、早歩きだと6、7分、これは短すぎるか、8、9分で端っこに着くだろう、
チョウのいそうなところへと急いだ。チョウはいてもいなくても、それなりに、見るものが
あるところ。でも、いつも予想が当たる、とは限らずおかしくなることもあるから、
自分でやっていて危ないなというものはある。依存症というと変だが、ここにいくといるはず
だがなど思うのはやっぱり変だろう。でも、そうゆうときはあるもので、それが中程度当たった。

  タテハチョウの仲間といっても数は多くなく、今日はアカタテハを久しぶりにまずは見て、
その後のほうで、キタテハに会った。キタテハはいないこともない。ここにもいるときがあるが、
どんなときでもチョウの気分というのが優先されて、それに従うしかない。大体、チョウの
機嫌がいい、つまりお腹を減らして、蜜を吸うことに必死だと、その姿を捉えるのは比較的
簡単で、ときにそれが幻想にもなる。
  キタテハは何羽かいて、数えると最低3羽、3頭とも言うようである、いた。みな、蜜を吸う
のに夢中のようで、モンシロチョウも、ツマグロヒョウモンも近寄って来たが、全く
意に介さずという感じで、つまりはずいぶんと長い間、そこにいたことになる。でも、
それがうまく撮れるかは別で、それなりに、いろいろバタバタしたが、何しろ最近はチョウが
いかにも「いい」ように思えるから、この作業もさほどでもない。
  
  いつまで、これが続くか、今日は幸いという日だった。

  中秋の名月が、完全に雲から出て来て、真っ暗な空に輝いている。






  右が、キタテハ。左に、モンシロチョウ。




  キタテハに特有の、「く」の字、あるいは「c」の字が見える。




  太陽と反対の方向を向いて、それでも少しずつ位置を変える。




  翅の表の様子が見えてくるが、ゆっくりだけと開閉して、タイミングが
  むつかしい。また、頭部に合焦させるのも困難。
  翅の表側は、裏側からは想像できない美しさがある。これにめぐり合うのが
  楽しみの一つ。




  同じような角度。でも今一、すっきりとしない。このチョウは多分、
  ここを去るときもまだこの花の辺りにいた。

  横にも、キタテハはいた。




  アベリアが咲いている方で、多分その枝か何かに止まっている、別のキタテハ。
  最初からこの状態にあるようで、少し気が抜ける。あちこちそっと歩きながらの、
  チョウ探しというのは、結構神経を使わないといけなく、しかしこの私の姿は、
  ある方向からは、丸見えなので、なるべく何も知らないという顔をしていないと
  いけないのである。

中秋の、コスモスは満開

2009-10-03 16:14:01 | 植物・花(秋)
  天気は回復して、気温も上がった。
  晴れ、風少々、いい天気は短いとも思えるが
  いうことなしである。

  コスモスが、ほぼ満開で、どこもかしこも
  コスモスだらけ、コスモスだけでお腹が一杯という
  気持ちにもなれる。

  なるたけ、見るだけにするが、それでも
  コスモスは溜まる。ほぼ満開で、それもきょうは
  中秋の名月で、仲秋でもある。
  きっと月も見える。





  二日前のもので以下も同じで、ちょうど今頃、満開?。




  ほぼ満開のコスモス、その二。




  ほぼ満開のコスモス、その三。



  
  場所は道をはさんで、反対側。ここも、ほぼ満開で、きっと
  きょうは満開だろうなー。




  もう少し、込み合っているところもあるが、透過光のコスモス。




  ほぼ満開のコスモス、その六。足元も、コスモスだらけ。


雨も上がる、朝の空

2009-10-03 06:45:48 | 散策




  朝のお天気は、曇り。まだ雨がいつでも降りそうな、感じはあるが、天気は意外と早い回復がある。そのような感じが、空にあって、一気に明るくもなって来る。雨は、今日も結構降っていて、しかし雨の音が睡眠のじゃまになることはなかった。室温もそうは下がらず、晴れていたらぐっと冷えた。風はゆるく南の風。アメダスの6時の気温、18.4℃、気圧は1008.0hPa、湿度は、87%。室温は21℃で、安眠できる気温。

  朝が来るのは、まずは新聞配達の自転車の音でそれがわかることがある。ブレーキの音が、キュッという。これが聞こえるときがあって、今日はなかった。またたぶん冬になると、これは車の音になる。そのはずで、今は自転車。朝は新聞は、抜き取るだけ。でも、チラリと、リオという文字が出て、何のことだと思うが、しばらくしてオリンピックかと思う。ずいぶんと先の話しである。オリンピックは、4年ごとだからいい。毎年だと大変出し、毎月だと、ただの運動会になってしまう。
  まだ眠っている。ときどき水のぽたんポタン落ちる音が聞こえるようで、しかし水滴の落ちる音というと、ときに風呂に水を張るときそうゆう入れ方をするが、きのうの夜それは見たし、他の蛇口も閉めなおした。自分の心臓の音がそう聞こえるのかも。

  きのうも少々だけ、TVで映画を見た。『キングコング』だが、昔のそれとずいぶんと違うようで、しかしこの映画の原作とは何なのか知らないから、そんなことは問う必要もなかった。暗い映画というのは、結構多い。画面が暗いという意味で、他だと、例えば下水道とか、そうゆうのがありそうで、PCのゲームでも、そこから何かが始まるというのはあって、これが外国の映画で、外国の作品という感じ。
  映画というのも、長すぎる感じがあって、いいところだけ見るというのがよさそうで、そうゆう見方も出来ればなおのこといい。デジタルだとそれが可能な気もする。秋の夜長は、こうゆう映画もよさそうだが、目は疲れるし夢の中に、くらーい海を漂うというのが出ても面白くはない。幸い途中で切って、

  しかし夢のほうがずっと怖いという感じがあるのは、しょうがないか。夢はときどき信じられないものを見せてくれる。おそろしや。


  写真:フジバカマに似ている、真っ白な花。色の程度からいうと、これと、フジバカマ
の中間くらいの色のものも見ていて、特に珍しくはないものか。色素の合成がうまくゆかない、
という植物はよくある。葉っぱが緑だから、光合成はちゃんと出来て、生きることは
可能なのだろう。