光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

秋の緑とイチョウの黄色

2009-10-17 18:36:06 | 植物・花(秋)
  西の空が真っ黒に変わりつつあり、その前はきれいな、チリも埃もない空があってただ太陽
だけが輝いていて、なんだか恐ろしい感じもあった。その後に控える、より強い雨雲、雷雲が
いよいよ迫りつつあるようで、日はとっくの昔に沈んだが、その後の夕焼けはなく、ただただ
黒い空がある。多少はウキウキする気もあるが、あまりにひどい、雨降り、嵐はもういい。

  雨が風が、いつも吹いているわけでなく、平和なひととき、調和のとれたと思える、恐らく
そうゆうものを求めているから、言葉にもなるが、これも歳のせいもあって、もっというと
弱音かも知れない。雨も嵐もほどほどであること、脱線しないことが、いい。ときに、それは
はずれるだろうが、もう冒険とかもいいし、怖い話しも、ちょっとわからんなーという出来事
もいらない。TVで、見ているものでも、わからないものが多い。理解できない言葉、なに
言ってるのという感じで、TVを見ている。同じように、空も荒れ狂う感じがある。

  新聞の、回収というのが、割と頻繁にあるが、その準備も楽ではない。がさっとラフに
入れてあるから、最初からやり直しで、もしかして重要な書類とか、入っていないか、それから
個人データの印字してあるものも入っていないか、最後は、ビニルごと包まれた、通販の広告
もないか、調べる。幾つか、これは止めたほうがいい、というのがあった。それから、重くは
ないが、袋に入れてそれを縛る。慣れたとはいえない手つき。で、回収に来てくれるというから、
ありがたい。大した収入にはならないはずだが、恐らく手弁当で、それをやっているのだろう、
時代錯誤の時代で、それを飛び越えるものがある。負担にならないように、ちゃんと書いて
あるとおりにやる。それが一番、負担にならない、調和的なやり方。

  周りに木々があるが、段々と少なくなる。少なくなるのは面白くないが、しょうがない
という一面もある。でも、木は、少なくなると残る木は大きくなり、また他の生き物、似たような
タネから芽が出る木もあって、時間さえあれば、もとの、木の影に屋敷があるとか、いう状態に
戻るのではないか、ということも考えられる。草や木が生えないような、状態というのも、
いつの時代まで続くか、もともと、木も草も生えていてそれが普通だったというところ、だと、
それが生えないようにするのはむつかしい。
  アスファルトは、最大の石油の副産物というか、残骸で、また使い道は限られるようだが、
そのアスファルトの隙間から、草は生える。それを、切ったりもする。根性とかではなく、
アスファルトの割れ目がちゃんとある。そのアスファルトを突き破る力は、まだないような、
雑草が多い。それに対抗する、力のあるそうゆう植物が出て来るかも知れない。また、アスファルト
も減ってゆく。磨り減る。くぼみ、落ち込みもする。生き物とただの物との違いがある。

  でも、今は、周りの木々は減る一方で、紅葉散策し、また散歩に公園の道を歩く。

  秋の緑はまだあって、それから、イチョウの葉が黄色くなった。




  なんども出てくる景色だが、これで年々木は増えているのか、
  それとも変わらないのか。




  自然林というか、密林というか、そうゆうようにも思える。




  柿の木に、カラスウリ。ネコヤナギはなくなって、カラスウリはどこかから
  やって来た。




  柿の葉は、毛虫でやられて毛虫は、カラスウリの葉を食べず、この瓜も
  やがては枯れてゆく。




  いい眺めなんだけど、なんとなくだが違和感はある。「蔦の絡まる」では
  ないからか。




  日の当たる、イチョウ。黄色くなった。一部濃い緑があるが、黄色い
  イチョウ。




  このイチョウの葉も、やがて落ちて、山のようになるのか。一体いつも
  このイチョウの葉はどうなっているのだろう。

紫小菊の生長と、ユズ

2009-10-17 16:18:22 | 植物・花(秋)
  フェーン現象で、南風が強く、その風もおさまるころが来る。

  最高気温は、午後3時までで、25.5℃。かなり高いが
  きのうもたしか、24℃近くまで上がった。
  早めに、天気はくずれて、雨が降りそうな天気になって
  それは一度降った。
  今頃、また晴れて来ているが、この後の方に
  もう一つの大きな雨雲があり、それが来た後から
  冷えそうである。

  秋の、小菊。紫色のものがあって、それはまだ蕾のほうが
  多かったが、今はほぼ満開。この菊は、畑のようなところ
  にあるが、菊はどちらかというと、お庭の中、それもなかなか
  見えないところにもあるようで、遠いところからチラリと
  それが見える。これもよさそうだが、近いと見えない。




  一昨日の様子。ちょうどこの道を歩いていて、思い出した。
  天気もよく、色も飛びがちだが、花の数は多い。




  まったくきれいな菊で、よく咲いてくれたというしかない。
  他にこれだけきれいなものはなし。




  これは今日。雨が降りそうで、まだだった。曇り空。




  菊の中にも、菊があるみたいな感じ。特に、密に咲いているところを
  選んでいる。当然かなー。




  ちょっと後ろに下がって、全体の様子。やっぱり隙間はある。
  それから、支柱と思われる、丸いものもあります。


  ユズの木に、実がなっている。少し早い。ユズにもいろいろある。
  ユズでないという可能性も、今考えると出てきた。でも似ている。




  晴れの一昨日。日の当たる方向から。




  曇りの今日。日は方向だと、左奥側から。ずいぶんと見た感じが違う。
  だから、思わずこれを撮ったというのも、うなずける。自問自答。

  再び、南風が強くなって来た。

茶色の、カエデの葉が散る

2009-10-17 06:46:19 | 散策





  朝のお天気は、晴れ。雲も多いながら、青い空もあり、まだ雨にはなっていない。ときどき、ガタゴト窓が揺れた、風が吹いている、南風のようで、その風も今は止んでいる。穏やか、明るさも今は十分。アメダスの、6時の気温、17.0℃、きのうより、8℃も高い。気圧は、1010.1hPa、湿度は、63%。南の風が6mとある。室温は、17℃。

  きのうの、最低気温は9℃台で初めてこの秋、一桁になったと思うが、今日は、6時で17℃もある。その割に、室温の変化はない。これも温室ガス効果。じゃなくて、温室効果。部屋の中と外とが同じ温度というと、昔むかしの時代より昔、窓もふすまもなく、空間だらけの建築様式を思い出すが、安普請のこのいえも外の気温に変化なく、緩衝作用を発揮している。それでも、冬は寒すぎるが。

  朝の時間が来た。起きた。無事、着替えも済んで、外に出てみる。たしかに生暖かさはある。それから、空気の臭いは焦げ臭い。どこかで、ゴミかイネの籾殻を燃やしている。懲りない人がいる。しかし知らん顔をしないといけない。
  コンクリートの上の落ち葉が、ぐっと増えて、まだ通常の明るさはないが、その葉はカエデの落ち葉で、色は薄茶色に見えた。枯れ葉だが、色の成分は抜けたようなである。まったくの枯れ葉で、赤い、紅、橙色、赤と緑の混じったの、はない。みな、チリチリと丸まって、それで茶色に退色して、落ちている。山の上のほうの、紅葉ももう終わりだが、赤やら黄色やらが目が覚める美しさがある。地上のそれは、本当の枯れ葉になってしまった。

  きょうはヒヨドリの、けたたましい囀りも少なめ。雨を予感しているのかも。

  写真:暗めだが、全身が、金属の光沢を持った、ブルーの甲虫。マメコガネ
  程度の大きさだが、色がまずは違う。これだけ、青いと気味の悪さがある。