光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

やけに、静かな夜の時間がある

2009-10-07 18:45:31 | 散策
  朝から、北風が吹き、意識しないといいつつ、台風が近付く感じを味わう。似た様な
天気というのは、いろいろあって、それを足したり掛け算したりすると、台風に似た感じと
いうのは再現されるが、それもやっぱり本物の台風とは違う。何年か前の大きな台風で、
周りの杉の木が倒れて、倒れに倒れたといっても間違いないが、その他、屋根の瓦やらが
飛んだとか、その他もう少し大きなものもひっくり返った、ということも、やけに身近に思い
出される。だから、この台風もばかにも出来ないし、かなり損害を受けたと言うことにもなる。
それの修復にはお金!がかかる。そんなことがあった。そうゆうことにならないように、お祈りを
しないといけないが、昔の4、5年前の台風のときは結果としては、お祈りの意味はなかった。

  ただ呆然としているわけにはゆかない。ちょうど、母のある薬もなくなるころで、これも
はやめに準備しないとと、強風の中、近くにある歩いていくことの出来る医院に行く。すると、
朝は早いからか、他に誰もおらず、それはそれでいいようだが、なんだか台風を意識している
のは自分だけかという気にもなる。その割にというと妙かも知れないが、このところ近くで、
救急車の警報音をよく聞く。朝も多く、夜は記憶はないが、目も開くことがあって、列車の音は
しないが、救急車のサイレンの音はよく聞くし、それが接近する。このところ本当2日に一回
くらいは、その警報音がそばで聞こえるから、なんだかおかしくももなる。

  気にしすぎか、と思って、母の薬を取ってきて、まずは一安心というところだが、母は
「どこに行っていた」というから、それはもう慣れたが、なかなかいい感じはしない。それから、
片付けでもないが、必要なものを所定の位置に戻してというときに電話が鳴る。今どきの
固定電話にかかるものに、ろくなものはない。大体、昼間はつながらないようにしている
ご家庭も多い。でも電話はそばにあるから出ると、遠方の叔母からの電話である。滅多にかかって
こない。そうゆう叔母だけど、その兄が私の父なので、これはしょうがないかという気にもなる。
そうゆう時期だなと思うが、こちらも特に、話すこともない。それで、元気なのか!という、
そうゆう話しにもなる。
  父方の叔母というと、昔は、ここに、こんな田舎に住んでいてというのが実に不思議に思える。
これが信じられないのである。私はここで生まれたのではないが、叔母は二人いるが、若いときは
ここで育っていて、それでここから
  ある時期に出て行った人なのであって、私が生まれたときは、恐らくもうここにはいな
かった。よくはわからないが、そんな感じだ。でも、私が学生のころ、祖父母に会うためと
いうのと、遊びにというときに、その叔母に会うことはまったくなかった。だから遠方であり、
またあまりの時期のずれもある。

  叔母は、もうかなり前にご主人を病気でなくされていて、その看護にも疲れ果てたという
話しは昔聞いたが、今日の電話だと結構元気なようで、そうゆう話しになると俄然、自分の意見を
はっきり
  という。父の死も、長生きし過ぎなのよという。なるほどねー、こうゆう話しと
いうのはご自身の子供さんとも出来ず、ある種妙な関係である、叔母と甥だから、そうも
なるのだろう。人はいつでも死ぬことが出来るのよとも言う。あまりこうゆうことも書くべき
ではないようなので、もう書かないが、たしかにそうかも知れないなーという気はする。
それだけ、ご主人の看護のために力を尽くして、やれることはやってというと、そうゆう境地に
達するのも当然かとも、思う。それでも、兄が亡くなって、そろそろある時間になるというときに、
電話もかけないとというのは、これは話しは別か。

  電話でこのような話しをしていると、楽しくなってくる。あまりに生き方が違うようで
あって、しかし、人はある面で共感できるのである。もう一人の叔母ともたまに話しをするが、
最後は噴き出す感覚がある。これも、相手はだらしのない甥だからというものもあり、片方で
気の毒な叔母だという気持ちもある。こうゆうものは貴重で、私はもしかしたら祖父母と、
父にさらに感謝しないといけないかも知れない。






  10月のヒガンバナ。




  赤いコスモス、その一。




  赤いコスモス、その二。




  小柄の、秋のバラ。




  セイタカアワダチソウの、子供のようなもの。赤く見えるのはテントウムシ。




  スイフヨウ、赤いのも咲くような、その一。




  紅白のスイフヨウ、その二。

アカタテハ、久しぶり。

2009-10-07 16:16:51 | 虫、その他
  台風の通り道に近いようで、緊張感が高まってくる。
  すでに風が午前から吹いていて、結構強い。
  雨はまだ降らないが、
  明日の朝頃、上陸するとすると、ちょうどそのころに
  この辺りでは、一番風が強くなるのではないか。
  上陸すると、風は多少はおさまるだろうが、  
  それから雨が強くなりそうで、まーいいことはないだろう。


  アカタテハ。久しぶりで、キタテハを撮ったときと同じ日。
  かなり時間がたった。ヒメアカタテハに比べて、あまり見ない。
  動きも敏感で、黒い感じが強く、目立たない。
  たまに、こうして花の蜜を吸うとき、そうゆうときに
  限って、その様子がわかるようだ。





  アベリアの花に、いる。蜜を吸うようで、動きは結構あり、花の
  上でも回転、上下もあれば左右もある。




  その二。




  光の当たり方で、また光の強さの違いで、翅の色も、模様も違って
  見える。まるで、マジシャンである。




  この日は、チョウは多く、そばにヒメアカタテハが来て、なぜか
  アカタテハは移動した。
  アベリアの花というのも、美しい花である。




  ちょうど、翅の裏の様子がはっきりわかる状態になる。上下左右前後、
  チョウは動き、うまく光が当たるというのは、なかなかないようで
  イライラするときもある。




  ISOは暗いと、最低から一段だけ上げる。しかし間違って、ホワイトバランスの
  ボタンを変えてしまった。蛍光灯である。




  見た感じ、そう悪くもないので、これを少し明るくして、出してみた。 

強風と、黒い雲

2009-10-07 06:45:49 | 散策




  朝のお天気は、曇り。かなり強い風があって、雨はない。風が強く、これがときに乱風になり、大きく木々の枝が揺れるときがある。大きな雲の筋、タコの腕のようなものが、台風18号の方向へと動いていて、もう十分に台風18号の影響がある。それがだんだんとこちらに近づいている感じがする。台風にエンジンはないから、なにかそれを導くものがあるのだろう。アメダスの6時の気温、19.1℃。気圧は1017.1hPa、湿度は、82%。室温は、20℃。暗い。

  眠っているときは、まったく台風のことなど忘れている。いろいろ考えても、結局杞憂で終わるのではないか、そうあって欲しいという気持ちもあるが、そうはいかないだろう。それでも、なにも知らない感じで眠っていて、妙な夢を見ている。そうゆうことと、台風は関係がなく、まったく人の脳のやることは理解が出来ない。ちょうどいい気温で、いくらでも眠れるし、でもそれをやると、余計に疲れそうである。

  ヒヨドリが、結構大きな声で鳴く。わずかに残る、柿の実を食べるようで、それで隠れているのは、モチノキ。モチノキは常緑で、雪が降ろうが、雪に埋まろうが、大体緑でしかしその傷痕はずっと残っている。派手に、大きくなったところが切られてしまう。相当、モチノキは人に、自然に痛めつけられている感じだが、文句も言わすに生きている。見習わないといけないところがある。

  いよいよ台風18号が、接近して、こちらが吸い寄せるように、こちらにやって来そうである。TVの気象情報を見る。やっぱりか、その向かう方向は、気圧の下がる方向は、北から、北東へと変わっていて、これが極端に東に変わって、上陸しない、というのはないようである。気圧は、少しずつ上がっていて、大型から、大型の中程度に変わっていそうだが、気圧の変化は相当な速度で行なわれているようで、今日午後から、明日一杯は、なにがどうなるか、考えると眩暈もしそうで、やめて置く。
  台風というのは、そこにもう来ているというときに、気象の変化はなしというときもあり、いろいろ肝を冷やしてくれるものだが、いい加減元気もないから、昔と違うから、そんなものどってことない、など強気の発言は出来そうもない。


  写真:咲いている花。赤ちゃんのベッドの上で回るカラカラと
  いう音をたてる玩具を思い出す。