光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

散歩道の、好日

2009-10-15 18:44:14 | 植物・花(秋)
  小春日和と書いて、慌ててこれはおかしいとか思って、辞書を引く。その辞書には詳しく
説明がある。あるはずだが、小春は、陰暦の10月とある。それ以上はなかった。もっと、説明が
暦についてであるが、あるはずでそれを見た記憶があるが、探して見つからず、どう考えても、
今ごろに小春日和はないとの記憶もあって、その続きは止めた。それくらいに暖かさ、穏やかさが
あって、辞書の引き方も忘れたのは、納得がゆく。

  さほど気温が上がっていないのに、やけに暖かいというのもおかしいかも知れない。外の気温
と外のそれ以外の環境があって、うちの中には太陽光は入ってくるが、一部である。今頃が一番
過ごしやすいが、ときに外が寒くうちが暖かと言うのが多いはずで、それに気が付くのもだんだんと
鈍くなる。風とか、また日の当たりかたを見ても、わからないものがある。そのうちに、きっと外が
寒く、また凍てつくときが来る。
  そう思うと、今日は快適な一日で、記憶にあたいする一日でもあるかも知れない。冬がそこまで
来ていると思う。間違いなく、冬はそこに来ていて、これで雪が降ると、一体にどうなるか、
木の様子を見つめるのは、ちょうど頭の上が、その木で覆われるからで、夏こそ日陰になって
よかった。でも、雪が降ると、その木には雪が積もる。こうして木は倒れた、となると、いいような
感じはするが、それこそ頭の上から雪とか、木の枝が落ちてくると、大変である。
  夏はよく考えなくても冷夏で、それでも木の陰は涼しい。もしも例年の暑さがあったら、
木陰といえど暑すぎた。どこが北陸か、というわけである。きょうは、天気がよすぎた感じもあって、
反対に、怖い雪、大雪の景色というのも、脳裏をよぎったのである。なんでも、その反対という
のが、あるものだからだ。いざそうなると思うと、でもこの先は書くことも出来ない。そうゆう
ことは考えないようにする。

  台風18号が去って、というか、それがやって来て、散々な目にあって、それももう忘れ
去られた感があるが、毎度見ている木々の状態は、冷夏があり、また天候不順があって、
いい紅葉もないだろうと思ったものだが、それに加えての台風だから、生き物もおかしくなる。
かんたんにもとに戻らない。それも人もそうだし、他の生き物もそうだろう。が、これも
そろそろ忘れないと、気分だけでも落ち込まないように、今日の穏やかな散歩道も、それを
現わしているかのようである。

  そういえば、そこがなぜ草が生えてという場所は、空き地であり、また人のいなくなった
場所でもあり、放置田でもあるが、そうゆうところの草というのは、意外や元気である。草は刈られて、
また、薬も撒かれるが出てくる草はある。その草の名前こそ出てこないが、台風に負けない、
そうゆう強さが雑草にはあって、もっとも被害を受けるのは、落葉広葉樹の場合がひどく、
またお庭の花や、植木というのが多そうで、それもいくつか、程度の問題もある。台風くらいで
びくともしない、そうゆう庭の木や、花がある。反対に、コスモスなどは、今見ても、風に打ち
負かされたままというものがある。植物の運・不運、というのがあるのは、すべてのコスモスが
だめというわけでもない、ということ。

  こと、花に関して、咲く花は減った。花壇に咲いていた花は、もう咲く勢いはなくなって
いる。それでも今頃、出てくるものもある。いくつか、小さなチョウを探して、いつもと変わらぬ
状況も見ることが出来た。でも、花だけに限れば、その数は少なく生存競争は厳しくなるのは、
間違いない。





  好日の時間、台風の傷跡もわからないか、消される。




  同じような、光景が続く。色も青空に緑に、虹のような、グラデーションが。




  アジサイというのも、今ごろになって、冬は葉っぱが落ちるか、また変色
  するかわからなくなる。冬、雪が降って思い出す。




  アジサイは、この少し細かいほうが、いいように見える。




  地面に緑があって、苔が生えている。それから、何か今頃、コスモスと
  反対に、出てくるものがある。クローバかも。




  光が強く、なかなか気が付かないが、淡いもも色は、日が落ち着けば
  もっと赤く見える。秋らしい、散歩道。

シジミの、紅。葉っぱの、紅

2009-10-15 16:25:04 | 散策
  何でか知らないが、非常にいいお天気。
  気温を見ていると、さほど上がっていない。午後3時までの
  最高気温は、21.1℃。似たような気温の日が続いて
  きょうは、まだ10月だから、小春日和でもないが、
  そんな感じで、暖かく一枚脱いで、薄めで大丈夫。

  きっとずっと日が出ているのと、風がほどほどだからか。

  晴れていて、風もほどほど。
  鳥の囀りが、まずはすごい。
  チョウのいくつかもその辺りを飛ぶ。
  モンシロチョウがいくらでも飛んでいる。
  それから、小さなシジミチョウも、朝から元気で飛んでいる
  ようだった。

  それなら、小さなチョウの様子も見ることが出来る、
  と思うのは当然のようで、しかし、花がないからか
  結果は、飛んでいるチョウがいて、それを見ているだけ。
  気の毒に思ったのか、ベニシジミだけが、少しだけ
  止まっててくれた。




  もと画像の、縮小のみ。近付くと、結構敏感。




  切り取り、拡大。よくはわからないがチョウの背の、胸部、腹部
  の色も、いろいろありそうである。




  もう少し、拡大。ベニシジミの体長は、20mmより小さく、大きくても20mm
  を少し超える程度だろうか。拡大で結構大きく見えているが、その中に
  奇妙な色が隠されている。
  それがいい。




  もういいだろう、とベニシジミは思ったか、とこかへ飛んでいった。
  たぶんすぐそばにいるが、秋の色の中で、これを探すのはむつかしい。




  ドウダンツツジだろう、植物が日を浴びていて、この色が、そういえば
  ベニシジミにそっくりだとか思うが、半分は当たっているかな。



 
  春の、花もいいが、秋の色付きも、あまり振り返ることもないが
  いいものがある。

うわー、冷えたなー

2009-10-15 06:48:30 | 植物・花(冬)



  朝のお天気は、快晴。雨予報が出ていたのに、雨は降らなかった。雷も鳴らなかった。いい方に外れたから、いいというわけ。快晴で、少し日の出の前は、空は赤く、またヒヨドリが前後左右に飛んでいる。日の出を待って、飛び交っている。風は南からで、穏やか。アメダスの6時の気温、10.8℃、冷えた。実際にこれに近いと思われる気温も体験。気圧は1018.4hPa、湿度は90%。室温は、17℃。

  きのうもそうだったが、朝に近い夜、丑三つ時より後。鼻がグジュグジュしてきて、最後には鼻水がたらりする。幸いかクシャミは出ない。多少寒いことも関係している。で、ときに、布団がずれているから実際に寒くて目が開くことがある。どっちにしても、あまりいいことはない。冬布団を出すのが一番。

  味覚の秋で、食欲の秋で、食べてないなというものは多い。でもものを食べていないことはなく、栄養は偏っていて、またやせることはない。筋肉が落ちて、脂肪に変わるというのがありそうで、あまりいい感じはしない。使わないと、ものみな衰えるというのは本当のようで、毎日運動しないといけない。
  秋の味覚でもないが、最近ポットの茶も、空っぽというときが多く、しかしお茶はあったほうがいい。沸かすのを習慣にすればいいが、ある程度時間がかかる。これは事実で、火を強くするとよく吹きこぼれる。あーまたやったという感じ。それで、ゆっくりと沸かすと、時間が過ぎるが沸く音もなかなかしない。いい加減、ムッとして、火を強くすると、やはりこぼれる。箸を右から左に移動するのも面倒なときもあるが、お茶くらい沸かす余裕がないとアカンなー、とか一人思う。


  写真:青空。きっと今日もこんな感じの空が広がるのでは。うまく
  一致するといいが。