光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

真紅のダリア

2007-10-17 19:28:26 | 植物・花(秋)



  慌てていて、ナンテンの話しと一緒に、このダリアの花も出そうと思っていたのですが、忘れました。あかんたれ。
  このダリア、他の方の花の書き込みを見て、ダリアはこれだったのか、など思ったのですが、すでに一回出ました。
  最近の花は、長く持つものは、とてつもなく長く持って、このダリアも今頃また盛んに咲いています。でも、これが、原始のダリアの特性かも知れません。色が渋いので、それを出すのに難しさを感じます。また、花のピリッとした感じは、若干エッジを強くたたせないといけないようで、これは3枚目の調整のものです。
  もっとも、これを植えてくれた方に、一番感謝をしないといけませんが。

ナンテンが赤くなる時

2007-10-17 19:03:31 | 散策
  北からの風が日中いっとき弱くなったが、その後またかなり強く吹いて、その風に乗って黒い雲が南西の方角に流れてゆく。きのうの夕刻と同じパターンであるが、雨はなく、また雷もない。見慣れた、少しふっくらした月が、南の空に見え始めるが、それも雲で隠されてしまう。ちょうど、上弦の前後の月が見えていて、この月ほど見やすいものはないが、また、これを拡大して見るのもなかなか楽しいものであるが、そのチャンスも、この強い北風と雲によって消えてしまう。カタカタ、何かが鳴っている。
  窓から、その月が見えている。お月さんに、何かが伝わったのかも知れない。クシャミしている。目の前に、本箱が置いてあるが、金属製の昔ながらのもので、これにモニタも置いているし、また、その向こうが見えることになる。ちょうど、南南西の、さほど高くない位置に月がある。
  
  赤い実が目立つ季節だが、名前の知らないものは、9月ころからすでに赤く、ここにある、”モチノキ”も一部、赤いといっていい実をつけている。ピラカンサの小さめの実、これは庭木である、も赤くなっているのを見つけた。ピラカンサは、大きくなるし、またトゲも出るから、確かにあった、手入れは必要なようである。このトゲは確かに防御機能を持つが、逆に自分がそのトゲで怪我をする可能性がある。なんとも、世の中はうまく出来ている。あるいは、その反対。
  その点、ナンテンは、これは、柵の、あるいは垣の働きを期待するのは無理のようで、しかしこの実が赤く染まるときはかなり美しい。
  ナンテンの、春に出る新葉がまずいい。この緑はさわやか。それで、そのうち花も咲く。これも見ていて写真に撮りたくなるもの。その花の分布は長細い球状に、回転楕円体状になるから、撮るのには苦労する。かなりの花が咲いて、これが赤くなれば、これこそ目の前に見ることが出来る高さに成るから、その赤い球を見ると、宝石に近い気がする、ときもある。これは、この花の実を見た、第一印象がよかったからだろう。それで、このナンテンの実を見ることになるが、どうも宝石とはいいがたく、少し気落ちする。
  ナンテンの花の数は多い。しかし、結実するものは、花の状態にもよるが、あまり多くはないようである。



  実がたくさん写っていると、前書きはいらないのだが、どうも写真にあるように、この個体、実が成っているものは少ない。他にも見るが、まだ何ともいえないかな?。それに実の色がまだ、赤にあるいは紅色に遠すぎる。秋の色に染まる花や虫がいて、しかしナンテンは、まだのようである。こちらの気が早すぎるのかも知れない。


  きのう、オリオン座流星群について、国立天文台から、その詳しい情報が出ていることを書きましたが、その母天体といわれる、ハレー彗星は、一体、今はどの辺りにいるのでしょうか。

  ハレー彗星(1P/Halley)の位置は、NASAのNear Earth Object Programのサイトの、ORBIT DIAGRAMSのページから、知ることが出来ます。ここの空欄に1Pと打ち込めばいいのですが、すでに、その1P/Halleyの結果は、こちらにあります
  最初に、3次元空間で表示された太陽系が出てきますが、そのままでは、ハレー彗星は、表示されている外側にあって見えません。

  Orbits:の欄から、All Orbitsを選んで、冥王星(Pluto)まで、表示させ、さらに、Zoom:のボタンを左に移動させて、全体を縮小させます。これで、ハレー彗星は、天王星(Uranus)の向こう側、海王星(Neptune)の手前に、現在は位置していることがわかります。
  これ以外に、現在の位置なども算出してくれますが、長くなるので、ここで一旦ストップ。

時雨と明暗

2007-10-17 07:30:55 | 散策
  朝の天気、小雨か、晴れか、よくわからないお天気。風は弱いが、方向は定まらないようである。室温17℃、これは普通。
  西の空は、真っ黒な雲が下のほうまで垂れ込めているが、少し手前のものには日が当たって、例えば、電線の鉄塔などに、それが、スクリーンに写る映像のように映える。 
  時雨というと、なんか風流で、しかも滑稽な感じもする。時雨も春雨も似たような気がするが、時雨は、冬の始まりと考えるべきで、きっとその寒い雨に打たれた人が、悩んで考えて、佃煮を思い出し、この言葉がなぜか、冬の小雨に合うとでも思ったのではないか。
  きのうの夕刻から宵の雨は、かなり局地的なもののようで、でも、その雨は、今もときどきパラパラ来る。雷もなって、この辺りでは、それを表わす言葉がちゃんとあるが、ただ、まだあの程度の雷では誰もその言葉を使っていないようである。

  午前は0時からスタートするが、ほどほどに自然現象で起きることがあって、窓を開ける。こうして星空が見えれば、なかなかいいものである。夕方から、宵、それにその日の午後の遅くというのも、星は見えているが、なぜか、ちょっと空気もにごっているし、自分の頭の中も雑音で反響している。これに比べて、一眠りした脳は少しは透明になり、星の美しさが、ストレートに、単純に伝わってくる気がする。
  今日の午前も、雲の合間から、お馴染みの星ぼしが見えているが、雨を降らす雲があって、今ひとつ、ピリッとした、針穴のような、それに、見えているのか、見えていないのか、そうゆう際どい明るさを持った、しかし面積は持たない、そうゆう星は、見えていないようである。
  また、星空も一旦その位置がわかると、この星は何座のα星であるか、もういいと思ってしまうが、ここでしばらく眠気と寒さを我慢すると流れ星の一つも見える可能性はある。人工衛星も見える時もある。流れ星に関していえば、特に、流星群というものが出現する時間帯ではなくても、それはそれで、見えるものであると私は思っている。これは経験からで、何々流星群が、その軌道と地球の軌道が交差しているはずの時に、その流星は見えなくて、という事はよくある。でも、冬で空が晴れる可能性の高い地域では、特に冬は流れ星が見えやすいと思う。
  この流れ星以外に、地球の周りには色々なものが、人工衛星と一緒に回っていることになっている。特にその正体を記すこともないと思う。これも、だんだんではあるが、地球を回る軌道からはずれていって、最後には大気圏に突入する。流星と同じ原理で、大気との摩擦で高温になり、燃えると同時に発光もして、目で見える。

  でも流れ星が見えないから、といって、嘆くこともないと思う。こうゆうものは、ほどほどに見えるからいいのであって、毎日、夜になればいつでも、そこら辺で、光が、真っ黒な天球を走るというのも不気味なもので、寝てもいられない。やっぱり、一月に一回、あるいは半年に一回、あるいは1年に一回見えるか見えないか、それくらいで、この星を眺めるのが、遭遇するのが一番と思われる。
  流れ星など、見たことがない、そうゆう方も多くおられると思われるが、それが普通であると考える。でも、まー、たまには星空を見て、真っ黒けの世界に、白いあるいは、青白い不気味な輝きを見るのも、これはまた結構なことである。