6月8日
幻のカレーライス
3
あの日あの時のことを日記につけた
「ここからこの日の彼女のことから小説を書こう」
彼女は、なぜ故郷にかえったのか
待っている男がいたのだろうか
いまだに彼女はぼくの小説にはあらわれない
ぼくはいたずらに肥厚しレストランのマスター
川澄さんの激辛のカレーライスをたべても
涙はうかんでこない
今日もぶじ
なにごともなく閉店することができた
なにもおこらなかった
それを幸せとする歳になっている
二階の照明を消して
階下への
階段を下りよう
完
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
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あの日あの時のことを日記につけた
「ここからこの日の彼女のことから小説を書こう」
彼女は、なぜ故郷にかえったのか
待っている男がいたのだろうか
いまだに彼女はぼくの小説にはあらわれない
ぼくはいたずらに肥厚しレストランのマスター
川澄さんの激辛のカレーライスをたべても
涙はうかんでこない
今日もぶじ
なにごともなく閉店することができた
なにもおこらなかった
それを幸せとする歳になっている
二階の照明を消して
階下への
階段を下りよう
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