田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ラブレターの代筆をする夢をみた。

2021-09-15 07:58:54 | 夢見るGGの夢占い
9月15日 水曜日
夢見るGGの夢占い24

おかしな夢をみた。
若者のためにラブレターを代筆することになった。
紙とちびた筆を若者が近所のおばさんから買ってきた。
なんでここで、駄菓子屋のおばさんがでるのだ。
「便箋と筆記具、封筒がなければダメダ」
ところが、かれには便箋、封筒という言葉がつうじない。
そうか、携帯のEメールで愛をコクル時代だものな。
わたしは変に気を回しながら、それでもかれのために手紙をかいてやっていた。
直ぐそばを、かれの背後を――定期便のトラックがビュンビュンとばして通過していく。
トラックはどこをめざしているのだろう。

なんでこんな夢をみたのだろう。
ぼくが青山の下宿にいたのは、東京タワーの基礎工事がはじまったころだった。
「三丁目の夕日」よりも少し前の時代背景だ。
夢がさめてから、ほろ苦い青春の思いでにひたった。
夢判断をするどころではなかった。
あのころ、ぼくに想う人がいたのだろうか。
……と考えているところで目がさめた。

夢のまた夢をみていたのだ。

目の前の本棚には井上雅彦の「異形コレクション『帰還』」が読みかけのままおいてあった。




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