田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

戦後アメリカから贈られた「ララ物資」に感涙したのを覚えていますか?麻屋与志夫

2022-06-16 07:15:22 | ブログ
6月16日 朝のうちは曇り。暑くなるとの予報だ。
昨日の朝。
●「雨が降るとだせないのよ」
  半透明の特大のゴミ袋が四個。これも特大の掘りごたつのある部屋に積まれている」
 「後進国への救援物資か?」
  まだまだ着ることのできる衣服が詰まっている。
 「いまは、発展途上国への援助物資」
 「だから濡らしてはいけないのだな」
 「そうよ」
 「戦後の『ララ物資』、食べるものもない、着るものもない困窮の極みの日本だった」
 「なんとなく、覚えている」
 「アメリカから贈られてきた」
  まだ戦争はある。どうして……?
 
● 結局、雨がふって出せなかった。来月の第三水曜日までポリ袋はこの部屋に鎮座。
  昭和一桁世代が生きぬいてきた戦後の時代を、ポリ袋を眺めながら妻と話すことになりそうだ。

麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら

 

  今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。