田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

夏休みこそ本を読もう  麻屋与志夫

2013-07-24 08:20:12 | ブログ
7月24日 水曜日

●夏休こそ本を読もう。
故郷のこの町で40年ほど小・中・高の学生を対象とした学習塾をやってきた。
一番感じることは、本を読む子がほとんどいなくなったということだ。
本を読まないための、弊害がいたるところにでている。

●まず、勉強をしない。
勉強の大切さを説明しても、言葉による心の情報、受ける側の心ができていないからとんでない誤解をされてしまう。
例えば励ましているのにバカにされたと思いこんでしまう子がおおい。
うかつに口をきけない。
なんどもおなじことをいって、説明しないと、こちらの思いが伝わらない。

●先生はおしゃべりばかりしている。
――とまで、いいだす始末だ。
英語の単語の一つ二つを覚えるよりも、勉強意欲を高めるような話の方がたいせつなのになぁ。

●新聞を賑わす青少年層の犯罪。
大人は、なぜこうしたことが起きるのか理解できないでいる。

●犯罪を犯した本人たちはケロッとしたものだ。
罪の意識がないのだから、怖い。

●読書することによって、昔はいろいろなことを学んできた。
今は、本を読まないのだから、どうしょうもない。

●国語教育を根本的にみなおさなければだめなのだ。

●昔、この町に戻って来たときに文学の同人誌をはじめた。
10人くらいすぐに仲間ができた。
今、読書会を作ろうとしている。
いくら呼びかけても反応がない。
寂しいな。

●図書館でも、優秀な人材がそろっているのだから、本の貸し出しだけでなく啓蒙運動に力をそそいでもらいたい。
読書会などは個人が作ろうとしてもだめらしい。



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