田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

バラの庭にぼた雪のふる。  麻屋与志夫

2013-02-15 16:51:21 | ブログ
2月15日 金曜日

バラの庭にぼた雪のふる。

●雨音がとだえた。

もしかして……と期待し、はやる心をおさえて裏の廊下にでてみたら――やはり雪になっていた。

綿のようなふんわりとした大きな結晶だ。

剪定されたままで、芽吹くにはまだはやいバラの枝にまとわりつき、はかなくも溶け、水滴となっては大地にしみこんでいく。

春を呼び寄せる雪とこの地方では言われている。

春の淡雪だ。

GGなどは、淡雪といえばカチューシャの唄。

せめて淡雪溶けぬ間にという歌詞を思い起こす。

どうも記憶が心もとないので検索したらAKB48、秋元康の歌詞ばかりでている。

いやはや、やはりコッチトラ――GGだ。


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グアムの惨劇に思う。 麻屋与志夫

2013-02-15 11:25:50 | ブログ
2月15日
グアムの惨劇

●グアムの事件はなんとも悲惨だ。
それもGGの住む隣町の栃木の人が被害にあった。
お悔やみの言葉も出ない。

●アキバの通り魔事件と酷似している。
ドラッグをやっていたと報じられている。

●別にアキバの事件との類似点をここで列挙する気はない。
むしろ、いまの若者の精神的軟弱性について考えている。

●ある日の塾の教室。
キヤアッといって塾生が椅子の上に飛び上がった。
そのまま椅子からおりない。
顔面蒼白。
マジでふるえている。
椅子のしたにつややかなこげ茶色のゴキブリがいた。
「ゴキブリくらいで、おどろくな」
GGはスリッパで踏みつぶした。
たしかにすこし酷い仕打ちかもしれない。
でも、GGはなさけなかった。
腹立たしくもあった。
だって、ここまで読んで、椅子のうえでふるえているのは、女の子だと思うでしょう。
ところがちがうんだな。
運動部の男子生徒なんだから、驚くでしょう。

●いま鹿沼に東京にはでたが、故郷に戻ってきている子がたくさんいる。
就職はしたが都会の生活に適合できずに帰ってきている。
個々の不適合の実態についてはわからない。

●でも、体の疲労よりも心の疲れが原因であることは否めない。
ストレスに弱いのだ。

●いつから、日本の男はこんなに軟弱になりはてたのだろうか。
この栃木県は万葉に昔から、防人の時代から日本一強かったのだ。
那須与一だって野州育ちなのだ。

●戦時中の宇都宮の第十四師団の勇猛果敢な戦いぶりはもはや伝説なのか。

●GGが若かりし頃日光で通訳をやっていたころ、この近くの宇都宮に第十四師団があったというと。
観光にきていたGIが「オウ、日本刀」といって肩をすくめたものだ。
乱れ飛ぶ弾丸の中を、褌一本(読めない人は辞書をひくべし)で敵陣に切り込んだ猛者の話しを聞いていたのだろう。

●なにがいいたいのか逸脱してしまった。

●精神力を養うような教育に欠けている。
そうだ、スポーツで勝ち負けだけを目的とした教育を受けている若者の。
草食系の若者の。
脆弱性についてかきたかったのだ。

●あまり批判するとGGだから――といわれかねないのでこの辺で止める。

●暴漢に襲われたら、うしろから刺されるなんて惨めなことをするな。

●向う傷が男の誇りだ。

●なになに、向う傷の意味がわからない?

●もう、これ以上、古い日本男児のGGを嘆かせないでくれよ!!



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