ねこ庭の独り言

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日航機123便墜落事故 - 2 ( 森永氏の経歴紹介 )

2024-07-03 15:19:41 | 徒然の記

  「今なぜ、日航機123便・墜落事故」の2回目です。長いシリーズになると予想しますので、今回からタイトルを変えることにしました。

 都知事候補の小池氏のように、周囲の状況に合わせ信念を変えたのでなく、タイトルを短くすると説明部分のサブタイトルがつけ易くなるからです。

 ベッラ様のブログに添い下記順番で、各氏の意見を紹介しますが、その前に「墜落事故」に関する「公式発表」を知っておく必要があります。

   1.  森永卓郎氏の動画     2.  深田萌絵氏の動画   3.  西田昌司氏の動画   

   4.  続・深田萌絵氏の動画     5.  三橋貴明氏の動画 

 〈 事故原因に関する「公式発表」 〉

 ネット上に様々な情報がありますが、信頼性の高さから下記二つを選びました。

   1.  運輸省・事故調査委員会の報告書

    事故は、後部圧力隔壁の不適切な修理に起因し、隔壁が損壊したことにより、 胴体後部・垂直尾翼・操縦系統が損壊し、飛行性能の低下と主操縦機能を喪失したために生じたと推定

   2. ウィキペディアの説明  

   原因は、機体尾部修理不良と設計上の欠陥であり、特に機体修理中に使用されたリベットの留め方が不適切だったことが明らかとなった。 この事故がきっかけで安全啓発センターが設置されるなど、航空安全および事故対策強化を求める動きを引き起こした。 現在でも本事故は航空安全対策の重要な教訓とされている。

 いずれも事故原因はボーイング社にあるとされ、ウィキペディアの説明では単なる整備不良でなく、同社の設計ミスであると断定しています。昔のことなので記憶が曖昧ですが、アメリカのポーイング社に全ての原因があったという報道がされていたことを覚えています。

 ・日本には何も責任がなく、全ては米国のボーイング社にある

 政府の公式発表がされて40年が経過します。森永氏が今回、「政府の公式発表は間違っているのではないか。」と爆弾発言をしたことから、騒ぎが始まっています。

 4氏については最初に経歴、その次に意見を紹介するというワンセット方式で進めようと考えています。その人物がどういう育ち方をし、どこでどういう思想を得たかを知りますと、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々の参考になります。

 そう考え森永氏の経歴を調べましたが、「ねこ庭」の予想が的中したとも言え、参考にならないとも言えるおかしな発見をしました。理由は森永氏が、保守の意見を述べたり、反日左翼の意見を主張したりし、いずれも本気であるという矛盾のためです。

 東大生によくある知能の高さのせいで、どの意見を聞かされても一理あります。どうしてこのようなことが可能かと言いますと、答えは簡単です。

 ・危険を顧みず意見を主張しているが、それでも結果として知的ゲームにすぎない。

 ・氏に欠けているのは、日本人の心 ( 魂 ) である。

 予定が狂い、今回は氏の経歴の紹介だけになりますが、「ねこ庭」の土台を揺るがし兼ねない意見であり、発信源が氏ですから手抜きができません。 

  〈 森永氏の経歴 〉

     ・東京都目黒区出身、昭和32年生まれ、66才 父親は毎日新聞記者

 ・父親の米国留学と異動に伴い、小学一年ボストン、4年ウィーン、5年ジュネーブを海外で過ごす帰国子女だった

 ・昭和51年 東京大学教養学部理科二類入学

 ・昭和51年 東京大学経済学部卒業後  日本専売公社 (  現在のJT ) 入社

 ・昭和57年 日本経済研究センター総合計画局へ出向し、研究員として従事。

 ・昭和59年 経済企画庁へ出向し、調査員として従事。

 ・昭和61年 JTに帰任し、同年に三井情報開発・総合研究所へ出向。

 ・昭和63年 1月末付でJTを退職し、同年2月、三井情報開発株式会社総合研究所に移籍し、副主任研究員

 ・平成3年 株式会社三和総合研究所に移籍、

 ・平成16年 父親が毎日新聞社退職後、教鞭を取っていた獨協大学の特任教授に就任

 ・平成18年 経済学部教授に就任 以後、大学教授の肩書きでタレント活動を開始

  〈 金融政策に関する意見 〉

   ・デフレ脱却のため、日銀が100兆円単位の国債を大量購入することで、市場にベースマネーを大量供給することを主張

   ・森喜朗政権の時から、日銀および大蔵省 ( 財務省  ) の政策を一貫して批判

   ・週刊誌のインタビューで「私を日銀総裁か財務大臣にしてくれたら、半年で景気回復させます。もしできなかったら死刑になってもいい」と豪語

   ・第二次小泉内閣以降の小泉・竹中路線のメイン政策の1つであった聖域なき構造改革に反対

   ・新自由主義や市場原理主義は、構造改革の名を借りた弱者切り捨てだと強く批判 

  〈 移民受け入れ政策に関する意見 〉

   ・日本経済団体連合会による移民受け入れ政策には、「亡国の政策」であるとして反対

   ・もしこの施策が実行に移された場合、もっとも不幸なのは日本にやってきて働く外国人である。受け入れ態勢が十分に整わないまま、単なる低賃金労働者として移民させられれば、ありとあらゆる差別が起こるのは目に見えている、と危険視

  〈 外交政策に関する意見 〉

   ・戦争を否定しており、軍事力を重要視する価値観に対しても否定的

   ・日本国憲法第九条の改正や、いかなる戦争にも反対

   ・平成17年には、次の発言をしている。

    「私は丸腰戦略というのを提唱しています。軍事力をすべて破棄し非暴力主義を貫くんです。」

    「仮に日本が中国に侵略されて国がなくなっても、後世の教科書に『昔、日本という心の美しい民族がいました』と書かれればいいんじゃないか。」

  〈 安全保障に関する意見 〉

   ・絶対反戦平和主義を貫いているため、仮に外国勢力から攻められても座して死するべしと主張

   ・武器ないし装備品を持つ事に対しても、否定的

   ・第二次世界大戦時の日本国内の民間人向けの自活兵器や、ベトナム戦争時ののベトコンと同じく竹槍で立ち向かえばいいと主張

  〈 自由民主党政権批判 〉

   ・小泉政権時代の小泉純一郎並びに竹中平蔵に対し、反政権批判を貫き通している。

   ・小泉政権時代は発言内容が過激であったため、森永の発信を公安調査庁が定点観測

   ・本人が公安調査庁に呼び出され、発言内容のスクラップファイルを見せられた経験を、平成28年元日にテレビ朝日が放送した番組で明かしている

    ・第二次安倍内閣以後も反自民発言をした

     ・海兵隊は占領にいく部隊だから、海兵隊が日本を守ることはありえない。

     ・日本がアメリカに逆らった時に、日本を占領するために常駐していると思っている

     ・リベラル派を自称するコメンテーターが、ワイドショー、討論番組のオファーが減り干されており、その原因が安倍政権のプレッシャーだと主張

 金融、移民政策については「ねこ庭」の意見と似ていますが、外交と安全保障政策は夢想の意見です。氏の頭の中には、大人と幼児の思考が同居していると見えます。

 外国と戦争になったらどうするかと質問された時、氏は「私は一人で、逃げる」と答えています。「家族を捨てて、そんなことがどうして言えるのか ? 」と、「ねこ庭」の過去記事で疑問を述べたことがあります。

 略歴で省略しましたが、子供二人を無視して多忙な活動に走る氏は、自己中心的な生活態度を妻から責められ離婚騒ぎになっています。こういう人物だから、普通の国民が持つな家族愛が薄く、敵が来たら自分だけ逃げるという意見が言えます。

 スペースをオーバーしましたが、この経歴を参考にしながら、次回の氏の意見を読んでもらえたらと思います。

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