ねこ庭の独り言

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愛国心 - 4 ( 反日の姜氏が語る愛国心 )

2020-02-08 08:14:17 | 徒然の記

 私には、確かに偏見があります。反日・左翼と、グローバリズムを語る学者には、無条件に反応いたします。姜尚中氏には、今回の本を読む以前から、新聞やテレビで反日の意見を述べる姿に、拭い難い嫌悪感を抱いています。

 元々氏は、テレビを通じて田原氏と親しい仲で、「朝まで生テレビ」にも出演しており、今回の対談相手に氏を選んだのも、田原氏ではないかと邪推しています。私の知る韓国人は、新聞やテレビで反日デモをする映像が多いので、喜怒哀楽の激しい人間たちだと思っています。姜氏は、そうでなく、常に静かで、冷静に語りますので、日本人にも人気があると言われています。

 偏見が先に立つ私には、そう言う姿も、偽善に見えてしまいます。だから息子たちに言います。氏に関する父のブログは、決して客観的でないから、再度自分たちで調べて判断してください。父がこれまでに聞いた氏の反日的言動を、もう一度ネットで検索しましたので、参考までに、順不同で転記します。

  • 「これからの日本は、日米関係でなく、」「日韓関係を外交の基軸にするべきである。」
  • 「日韓両国が、新しい時代に対応するためには、」「東アジア共同体を作るべきで、その中心をソウルに置くべきである。」
  • 「現在、日本には韓国に追い抜かれるかもしれないという、」「危機感が高まっている。この現象を「キム・ヨナ症候群」と呼ぶ。」
  • 「独島は、韓国が実効支配してるじゃないか。」「だから日本は、戦争をしない限り、独島を実効支配することは不可能です。」「日本が竹島だと主張しても、放っておいてかまいません。」「私達が、我々の領土を実効支配しているのだからね」

 

  • 「北朝鮮核問題や、拉致問題を取り上げて、北朝鮮を批判する日本の世論を、変えねばならない。」「在日同胞たちが、過去に日本に連れて来られたことに対しては、何も言わず、」「冷戦時代の拉致ばかり話すというのは、矛盾したことだ。」「私は横に、横田夫妻がいても、これを言うことができる」
  • 「日本が、拉致問題を理由に、北朝鮮を支援しない態度でいれば、」「国際社会から孤立してしまうので、経済支援をするべきである」
  • 「吉田茂、岸信介、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄といった日本のリーダーは、」「アメリカに、おむつを履かされた存在に過ぎないが、」「金大中は、おむつを履いた似非リーダーたちと戦った、」「真のリーダーであり、日本人は金大中を見習いなさい。」

 こうした忌々しい氏の発言は、主として韓国訪問時に、現地の報道機関の取材に答えたものです。平成24年の8月に、金大中氏逝去の記念式典では、李明博大統領の竹島上陸と、天皇陛下への謝罪要求について、次のように述べています。

 「特に、日王に対する発言が最も大きかった。」「独島問題だけでは、事態はこれほど大きくならなかっただろう。」「李大統領の独島訪問と、日王に対する謝罪要求は、」「韓国に友好的だった、日本国内の左派勢力の反発まで、招いている。」

 氏が使っている「日王」の呼称は、韓国内の小中華思想に基づいています。韓国人たちは、日本が独立国であることを今も認めず、韓国と同様に、中華王朝の属国であったと言う観点から、使っています。つまり「日王」とは、「天皇」と言う言葉の持つ意味を、意図的に格下げする呼称です。

 氏の反日的、侮蔑的発言はこの他にもありますが、面倒なので省略いたします。それでも、ここまで我慢して氏の発言を転記したのには、理由があります。

 1.   氏は日本人でなく、間違いなく韓国・北朝鮮人である。

 2.  在日二世の氏は、通名「永野鉄男」、国籍は韓国である。

 3. こんな氏が、どうして『愛国心』という本に登場できるのか。

 氏を選んだのが田原氏なのか、講談社なのか、あるいは「東大社会情報研究所」なのか、私は知りませんが、「大きな間違いをしているのではありませんか。」と、問うて見たい。・・・これが、氏の発言を転記した理由です。訪問される方々も、息子たちも、私の偏見を笑えるのかどうか、問うてみたい気がしない訳ではありません。

 ネットの情報を転記しますと、愛国心に関する氏のキャッチフレーズを、他の2氏と同じレベルで説明する必要がなくなりました。

 「愛郷心は、愛国心につながらない、」「むしろ相克し合う。」「愛国心を超えた、アジアの共同性を目指して。」

 在日として長く日本に暮らし、しかも日本を嫌悪していた氏に、愛する郷里があるはずも無いでしょう。韓国にも、日本にもないのですから、愛国心に繋がるかどうか語る資格が、もともとありません。「愛国心を超えた、アジアの共同性」と言う言葉は、まさに夢想の産物で、小中華思想とやらで行けば、「中国は親で、日本は韓国の弟」になるそうです。共同性どころか、日本は、利用されるだけの格下の存在でしかなくなります。

 田原氏も西部氏も、姜氏のこうした過去の発言や国籍、思想等につき、知った上で対談しています。それなのに二人は、姜氏に肝心なことを問い質していません。空論の愛国心を30時間も話す暇があったら、姜氏の韓国への愛国心と、日本蔑視や反感について議論すれば、これこそが愛国心の本音の討議でしょう。それをしないのですから、田原氏も西部氏も、ダメな日本人です。

 ここまでハッキリしますと、書評を続ける意味がなくなりました。本は最後まで読みますが、『愛国心』のブログは、今回で終わりといたします。単なる悪書でなく、悪臭を放つ、歪んだ本ですから、読後は、ゴミステーションに生ゴミと一緒に捨てます。

  (  追記 :  名前を呼び捨てにする人物について、本日から、訂正します。「私が呼び捨てにするのは、本多勝一、吉田清治、植村隆、田原総一郎、姜尚中という、反日・左翼とペテン師だけです。」)

コメント (8)
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