今日は前菜に三越の「小倉遊亀」展に、メインディッシュ夜間開館のゴッホと決めていた。
まあそんなに込まないだろうと読んでいたのだがー。
まずは小倉遊亀だ。105歳まで生きて絵を描いた生涯現役の画家だ。
「一枚の葉っぱが手に入ったら宇宙全体が手に入る」と、師にいわれたごとく、確かに細やかなまなざしが光る作品が多い。
「虫かご」という作品の虫とか「岩たばこ」という作品とか小さな命への優しさが光る。
薬師寺に収められている「天武天皇」「大津皇子」などの作品も素晴らしいし、陶芸作品に花などを並べた絵も良い。
僕の興味を一番引いたのは「受洗を謳う」と題した昭和11年の作品だ。
少女たちの前で外人宣教師が聖書を広げている、英語で書かれているが良く観るとマタイ18章だ。
この画家はピカソ風の前衛的な絵も描いているがこの絵はなかなか面白い。
総じて晩年になるほど描写が細やかになる、花の絵もなかなかよい。
ということで会場をあとにして、半蔵門線で神保町へ、近代美術館まで歩く。
ゆっくりゴッホを観ようと思っていたが、近づくにつれものすごい人の群れ。
時刻は五時半を回っているが、入場80分待ちの看板!
80分あれば他所の美術館で楽しんだほうがいい、ということであっさり帰宅。
しかしタクシーは並んでいるは、屋台は出ているは、これが美術館の前とは!
東京新聞が無料チケットを配りすぎではないか、僕はおとといもらったが、会期最後でまだあまっているとは!
インターネットで検索するとゴッホに行ったというブログがぞろぞろ出る。猫も杓子もゴッホだ。
まあゴッホとかピカソとか集めればお金が儲かるというのは事実だろう。美術館も運営上やむをえない面もある。
この展覧会は名古屋大阪に巡回するがやはりこんなに込むのだろうか。
僕なんかはいつも地味な展示をする目黒区美術館や練馬区美術館のほうがよほど好きだがー。
まあそんなに込まないだろうと読んでいたのだがー。
まずは小倉遊亀だ。105歳まで生きて絵を描いた生涯現役の画家だ。
「一枚の葉っぱが手に入ったら宇宙全体が手に入る」と、師にいわれたごとく、確かに細やかなまなざしが光る作品が多い。
「虫かご」という作品の虫とか「岩たばこ」という作品とか小さな命への優しさが光る。
薬師寺に収められている「天武天皇」「大津皇子」などの作品も素晴らしいし、陶芸作品に花などを並べた絵も良い。
僕の興味を一番引いたのは「受洗を謳う」と題した昭和11年の作品だ。
少女たちの前で外人宣教師が聖書を広げている、英語で書かれているが良く観るとマタイ18章だ。
この画家はピカソ風の前衛的な絵も描いているがこの絵はなかなか面白い。
総じて晩年になるほど描写が細やかになる、花の絵もなかなかよい。
ということで会場をあとにして、半蔵門線で神保町へ、近代美術館まで歩く。
ゆっくりゴッホを観ようと思っていたが、近づくにつれものすごい人の群れ。
時刻は五時半を回っているが、入場80分待ちの看板!
80分あれば他所の美術館で楽しんだほうがいい、ということであっさり帰宅。
しかしタクシーは並んでいるは、屋台は出ているは、これが美術館の前とは!
東京新聞が無料チケットを配りすぎではないか、僕はおとといもらったが、会期最後でまだあまっているとは!
インターネットで検索するとゴッホに行ったというブログがぞろぞろ出る。猫も杓子もゴッホだ。
まあゴッホとかピカソとか集めればお金が儲かるというのは事実だろう。美術館も運営上やむをえない面もある。
この展覧会は名古屋大阪に巡回するがやはりこんなに込むのだろうか。
僕なんかはいつも地味な展示をする目黒区美術館や練馬区美術館のほうがよほど好きだがー。