だらだら日記goo編

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僕は怪しいのか?

2014-01-29 23:19:03 | インポート
先日、多摩美術大学美術館というところに行った。
小田急の多摩センター駅から歩いて五分、今は観覧無料の竹尾ポスターの展覧会をやっている。
で、入るが誰も客はいない。
とりあえず展示を観るが、監視員の若い女性がついてきて、こちらをじろじろ眺める。
怪しい人物がやって来たと思われたか知らないが、こんなことは初めてだ。
監視員というのは、大体席に座って、見張っているか、立っていても、うろちょろしないものだ。
それがその女、展示室の奥で座って映像を見ていると、どうしたのか、覗きにくる。
頭にきて、短気な人なら、何じろじろ見ているんだと怒鳴りつけるところだ。
誠に感じが悪く、この美術館は、他の美術館の招待券やらチラシが沢山置いてあるので、今まではよく行っていたが、もう行かないだろう。
何か不祥事でもあったのか?
繰り返すが、多摩美術大学美術館です。

さて、上野では、日本美術の祭典、と称して、東京国立博物館と、東京都美術館で、三つの展覧会を朝日主催でヒライテいる。
国立博物館では、クリーブランド美術館展と人間国宝展、東京都美術館では、世紀の日本画展。
三つ共通の招待券を貰ったので、二回に分けて観賞。
今日は東京都美術館の、世紀の日本画に行って来たが、日本美術院が再興して、ちょうど今年で百年になったのを記念した展覧会だ。
この展覧会は、前期後期で、全作品が入れ替わる。
こういう展覧会は悩ましい。
全部の作品を観るためには、前期後期二回行かないといけないが、図録を買えば全ての作品が載っているわけで、図録で済ますということもできる。
僕は基本的に、一展覧会一回主義で、沢山展覧会があるから、時間には限りがあるので、できるだけ多く廻りたい、と思う。
中には酔狂な人もいて、お目当ての作品が展示される期間を調べて、その時に合わせて行くという人もいるが、僕はぶらり、気が向いたら出掛ける主義だ。
まあ人それぞれ。
明日からは、三菱一号館美術館で、唯美主義の展覧会も始まるし、二月になると、森美術館で、アンディ ウォーホルの大回顧展、世田谷美術館では、岸田劉生、麗子の展覧会、近代美術館では、工藤哲己とか、いろいろ始まる。
同じ展覧会に何度も行っている暇はないというところです。


さぁ都知事選

2014-01-23 23:03:44 | インポート
いよいよ、都知事選が告知された。
焦点は、脱原発だ。
脱原発で、細川元首相と、小泉元首相が、異例のタッグを組んだ。
自民党支援は桝添さんだ。
これまた、党を除名されたものを自民党は支援するという異例な展開だ。
今のところ、舛添さんが優位なようだ。
しかし、小泉さんが、表に出て、バンバンと演説したら、有権者はどう動くかわからない。
郵政選挙の二の舞ということも起こりうる。
勿論、都知事選に原発問題を焦点とすることに、異論はあろう。
しかし、今の内閣は、福島の事故の総括も何もしないで、原発の再稼働に道を切ろうとしている。
安倍内閣に国民は票を与えすぎた。
靖国参拝、秘密保護法、安倍内閣のやりたい放題なのだ。
しかも、議席を沢山持っているから、3年総選挙はないだろう。
安倍内閣に異議を申し立てる場は、今回の知事選くらいしかないのだ。
だから、脱原発を焦点とすることは、必ずしも間違っていないと考える。
都知事選の結果によっては、国政を動かす選挙となるのだから。
舛添さんも、母親の介護とか、いろいろ経験されている。
しかし、彼は、所詮、東大駒場の助教授という過去をもち、中沢騒動で、西部らが辞めた時も、自分は駒場に残って改革する、等と言っていたものだ。
それがいつの間にか政治家になった。この人の一貫性のない過去を忘れてはいけない。
所詮、細川ー小泉ラインからしたら、舛添等は子どもなのだ。
細川ー小泉ラインには、小沢一郎もついている。
これを見くびってはならない。
裏方として、小沢は選挙の現場を熟知しているから、他の陣営にとっては脅威だろう。
つまりは、今の段階での舛添優位は簡単にひっくり返る可能性がある。
どんな結末か、近来稀にみる面白い選挙だ。


スマホは便利だけど

2014-01-20 22:43:10 | インポート
歩きスマホ、が問題になるように、危険でもある。
この度、iPhoneを新調した。
ポケットWi-Fiなるものを使い、便利になることが予想される。
予想される、と、書いたのは、僕が使いこなす事ができるかが問題だからだ。
そもそも、写真すらも、blogに載せるすべを知らない。
いろいろなアプリがあるようだが、アプリを使おうという気持ちがおきない。
スマホ等、ネットに接続できて、メールが読めて、電話ができれば、宜しいと思っている。
だから、歩きながら、スマホを操作する必要も感じない。
電車の中で、通話している人もいる。
今、電車の中だから、等と断って、延々と話続ける。
人の生死に関わることなら仕方ないが、聞いているとくだらない話だ。
ここのところ、新規に上場する株が狙い目だと、証券会社からも僕のところに電話がよくかかってくる。
しかし、僕は、電車の中だと、スマホが鳴っても、とらない。
取らなければ、向こうは諦めて、電話を切るから、電車を降りたら、こっちから、履歴をみて、
先程電話を受けた者だが、電車の中だったからと、説明して、かけ直す。
なぜ、その程度の事が出来ないものかと思う。
電車ついでに、駆け込み乗車というのがある。
歩きスマホと同じく危険で、事故にも繋がる行為だが、何故か後を絶たない。
都会なら、一本電車を待っても、10分もすれば、次の電車が来る。
次の電車を待った方が座れる確率も高い。
なぜ駆け込むのか?
僕が言っている事は当たり前にすぎないと思うのだが、その当たり前を守れないごく一部の人の為に
わざわざ規則が厳しくなっていく。


ぐるっとパス、という魅力

2014-01-15 21:39:16 | インポート
どこかになくしたかと思っていた。
ぐるっとパス、という展覧会巡りに重宝なやつ。
東京都の美術館、博物館、動物園等が、無料で入館できたり、割引になったりするものだ。
無料になるか、割引になるかは、館の方針によって違う。
例えば、三井記念美術館、ブリヂストン美術館、相田みつを美術館、等は無料だ。
一方、国立近代美術館、江戸東京博物館、世田谷美術館等は、常設展を観るには、無料で、企画展、特別展を観るには、割引になる。
一方、東京都美術館、出光美術館等は、どんな展覧会でも割引、つまりはお金を払わないと入れない。
東京都の全部の美術館が加入しているわけではないので、加入していない美術館には、当然お金がかかる。
で、このぐるっとパス、有効期限は、最初に、使ったところから、二ヶ月間。普通に買えば、2000円だが、僕は新美術新聞というところで、プレゼントに貰ったので、ただだ。
運よく、全然使ってない時に、なくしたと思ってそのままにしておいたので、これから二ヶ月使えるわけだ。
早速、汐留ミュージアム、南部鉄器展と、泉屋博古館分館、木島櫻谷という京都の画家の展覧会に使わせて貰った。
どちらも無料で入館できる。
有料のところだけ、招待券を貰えば良いわけだ。
江戸東京博物館は、常設無料、特別展割引だが、この博物館は、特別展専用の招待券等を出したりするから、特別展は、招待券で、常設はこのぐるっとパスを使えば、まあ全部ただで観られる。
3月中旬まで、ぐるっとパスと、招待券を使って、寒いけど、展覧会巡りだ。


展覧会予習かわりに

2014-01-10 21:55:42 | インポート
何も知らないで、観ると、なんだこの展覧会は、と言うことになってしまうだろう。
抽象画が並ぶだけの展覧会、解説文もないから、観るに時間はかからない。
せっかくだから、web内覧会に招待していただいたので、この記事で予習していただきたい。
損保ジャパン美術館、クィンテットー五つ星の作家たち、1/11-2/16,500円。
女性の中堅どころ五人の展覧会
作家は
児玉靖枝
川田祐子
金田実生
森川美紀
浅見貴子

名前すら知らない方が多かろうが、学芸員さんいわく、十年くらい仕事を見てきて、クオリティが落ちていない人ばかりだと。

まず初めの、児玉さん。
1961生まれ、展示室に入ってすぐ飾ってあるが、ぐるりと春夏秋冬を表す作品が展示してある。
この人の技法は、デジカメで録ったものをアトリエで塗る。三層四層と塗る。
冬の作品は海だ。
神奈川県立近代美術館の前の海を描いたという。
ちょうど大震災が起きて、海等描いて良いのかと自問したそうだが、見事に乗り越えられた。

川田さん。1962生まれ。
20代にヨーロッパを旅して、抽象絵画にふれ、フラクタルという言葉を知り、座禅修行等で、万物同根の思想を知るとあるが、描くのは心象風景だ。技法はハッチングとスクラッチ、つまり、塗って削る。画面を見ると削った後が解る。

金田さん。1963生まれ。
デザイン、版画を専攻されたそうで、紙の上に油絵を描く。キャンパスではないから、描き直しができない、一回性の勝負だ。
文化庁の所蔵作品も出ている。

森川さん、1963生まれ。
旅の記憶を、イメージの底に絵を描いていると。
大変な登山家で、ヒマラヤなどにも登るが、仕事を四つも抱えていて、登山できるのは、せめて春休みの間くらいだとか。
その楽しい記憶を時間の経過と共に絵にしている。

浅見さん、1964生まれ。
日本画の専攻だ。
和紙の裏側から、墨で樹木を描く、表側に滲んだものが作品だ。
妙なことをやるが、きっかけは、学生時代のドーサ引きの失敗だったとか。
この辺りもう少し伺いたかった。
幸い、浅見さんのアーティストトークが、18日、午後二時からあるので、興味ある方は是非。

都内では、大型の美術展覧会が相次いで開かれ、このような展覧会はあまり注目されないかもしれない。
しかし、今の美術状況を知ることも、大型の展覧会を観ると同様に重要だ。
思うに、損保ジャパン美術館は、今は国立新に移ってしまったが、DOMANI明日とか、現代の美術状況を知らしめる展覧会を多く開催してきたし、今年からこの展覧会の後、FACE2014というやはり、現代の展覧会を開催する。
こういう努力には惜しみ無く、拍手をおくりたいし、皆さんが会場に足を運ばれることを願っている。