前から書いているが、うつを患っている。
医者も診断書に、うつ病は決して軽いものではない、と書くように、まあ本格的なうつだ。
医者とはもう長い付き合いになるから、僕のことはよく知っている。
僕のうつは波がある。調子の良いときと悪いときを繰り返す。
今は調子の悪い時で、食欲もない。美術館にはたまに行くがはっきりいって、楽しくない。
展示が多すぎると、はやく終わってくれという気持ちになる。
好きなことだけは、楽しむ、いわゆる、新型うつとはまったく違う。
こちらも今がどん底でこれから登り調子になるとまあ解るから、なんとか耐えられるのだ。
うつは心の風邪というが、自殺につながる病気だ。軽々しく風邪とか言わないでほしい。
僕が精神科医にかかった頃は、精神科とは気違いの病気だと思われていた時代だ。
精神科にかかりたくなくて、心療内科にかかる人もいたが、心療内科は内科だ。内科の症状が出ない人を扱う訳にはいかない。
しかし精神科もポピュラーになったものだ。
僕がかかりだした高校時代は医者はわざわざ担任を呼んで説明してくれたが、今は待ち時間が一時間とかする。学生さんの患者でも担任を呼ぶ等ということはもうできない。
T大学は、入学前から精神的なことにうるさく、健康診断でも精神的なことを根掘り訊かれる。
僕が精神科医にかかっていると言ったら、名前を聞いて、ああITの先生ね、と大学の人が言ったのを覚えている。
僕の主治医は当時から、テクノストレスの時代が来ると予言していたのだ。
一昔前は良かったというと語弊があるが、医者の診療を受けずに薬だけポンポン貰うこともできた。
地震が起きたら診療もなくなるから、薬は多めに貰うのがよい。
しかし、精神科がポピュラーになり、薬を大量にもらって、ネットに流したりする馬鹿が出てきたおかげで、薬だけでも医者の問診、薬は月6週間までとなった。これからもっと厳しくなるかもしれない。
前にも書いたがその主治医、墨岡さんは詩人でもあり、医療法人名、風鳴会というのは、中原中也からとったそうだ。
しかし、墨岡さんが詩人であることを知る患者も少ないだろう。
さて、ゴールデンウィーク、僕はうつうつとしながら、できる限り美術館巡りをするしかない。
医者も診断書に、うつ病は決して軽いものではない、と書くように、まあ本格的なうつだ。
医者とはもう長い付き合いになるから、僕のことはよく知っている。
僕のうつは波がある。調子の良いときと悪いときを繰り返す。
今は調子の悪い時で、食欲もない。美術館にはたまに行くがはっきりいって、楽しくない。
展示が多すぎると、はやく終わってくれという気持ちになる。
好きなことだけは、楽しむ、いわゆる、新型うつとはまったく違う。
こちらも今がどん底でこれから登り調子になるとまあ解るから、なんとか耐えられるのだ。
うつは心の風邪というが、自殺につながる病気だ。軽々しく風邪とか言わないでほしい。
僕が精神科医にかかった頃は、精神科とは気違いの病気だと思われていた時代だ。
精神科にかかりたくなくて、心療内科にかかる人もいたが、心療内科は内科だ。内科の症状が出ない人を扱う訳にはいかない。
しかし精神科もポピュラーになったものだ。
僕がかかりだした高校時代は医者はわざわざ担任を呼んで説明してくれたが、今は待ち時間が一時間とかする。学生さんの患者でも担任を呼ぶ等ということはもうできない。
T大学は、入学前から精神的なことにうるさく、健康診断でも精神的なことを根掘り訊かれる。
僕が精神科医にかかっていると言ったら、名前を聞いて、ああITの先生ね、と大学の人が言ったのを覚えている。
僕の主治医は当時から、テクノストレスの時代が来ると予言していたのだ。
一昔前は良かったというと語弊があるが、医者の診療を受けずに薬だけポンポン貰うこともできた。
地震が起きたら診療もなくなるから、薬は多めに貰うのがよい。
しかし、精神科がポピュラーになり、薬を大量にもらって、ネットに流したりする馬鹿が出てきたおかげで、薬だけでも医者の問診、薬は月6週間までとなった。これからもっと厳しくなるかもしれない。
前にも書いたがその主治医、墨岡さんは詩人でもあり、医療法人名、風鳴会というのは、中原中也からとったそうだ。
しかし、墨岡さんが詩人であることを知る患者も少ないだろう。
さて、ゴールデンウィーク、僕はうつうつとしながら、できる限り美術館巡りをするしかない。