だらだら日記goo編

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見果てぬ夢の地平を透視するものへ

2011-09-05 22:13:13 | インポート
僕の主治医である成城墨岡クリニック院長の墨岡孝先生の詩論のタイトルだ。
先生は詩人でもある。
高校のとき僕はうつを患って自殺を考えた。
高いビルから飛び降りようとした、すると下に真っ暗闇がみえた、怖くなって家に戻り両親に話した。
驚いた両親は次の日、国立病院の精神科に僕を連れて行った。精神科=気違いと看做されていた時代だ。
国立病院の医師はお前は登校拒否だ、このままなら廃人になるからここでみてもらえ、と紹介されたのが成城墨岡クリニックだった。
クリニックを訪れた僕を先生はだまってじっとみて話を聞いて一言辛かったろうね、とおっしゃった。
その時僕はああ救われた、この人にまかせればーと思った。
人は一つの言葉で傷つき、また救われるのだ。
これは単なる精神科の医師としての振る舞いだろうか、いや先生が詩人として全人間的に関わってくれたからだと思う。
先生はすぐにカウンセラーをつけ、学校の先生まで読んで話をしてくれた。
それが何時の頃からか、口コミやネットの影響で成城墨岡クリニックはこみはじめ、待合室は人で一杯、立ってまたなくなければならなくなり、入り口には警備員が在中するようになった。
そこで墨岡先生は長年診察したところを9月に閉めて新しい場所で診察することになった。
近年の墨岡先生はどうも忙しさから事務的にみえる。
詩人としての人間的対応を取り戻してもらいたいと思うのは僕だけではあるまい。
なお墨岡先生の詩論は墨岡クリニックのホームページでみられますので是非。


久しぶり立川

2011-09-01 21:53:31 | インポート
今日は八王子夢美術館行ったかえりにちょっと立川で途中下車。
母のホーム行っていた時はここからさらに多摩モノレールを使う。
で、母のところいくと立川で雑誌の立ち読みするのが習わしとなっていた。
立川というとオリオン書房だ。
駅北口のビルもオリオン、南口のビルもオリオン、中間にある駅コンコースから一般道に降りる途中の階もオリオンだ。
あまり時間なくて少ししかみられなかたが、Art Journalとか都心でもあまり見かけない本も置いてある。東京西部の人はまぁ立川に出れば都心と同じ暮らしができる。
しかし本屋もみんな画一的では面白くないと考える亭主もいる。
立川から多摩モノレールで10分、西武拝島線と交わる玉川上水に光進堂という個性的な本屋がある。
ここはベストセラーを並べるのではなく亭主が読んで面白いと感じた本をひたすら宣伝する店だ。
本屋には亭主手書きのポスターが貼られ、知られていない亭主が面白いと感じた本が紹介されている。
まぁマニアックな店ともいえるが、いわゆる衝動買いを誘う店だ。
確かにこれからの本屋の生き残り戦略の一つだろう。個性化。