だらだら日記goo編

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反対するのは簡単だ

2005-04-20 22:34:08 | まち歩き
前にも書いたように僕の住んでいるところは大学も近くにあり環七も近いので車の通行が多い。
しかし道が狭いため、常に車両混雑が起こり、ナントカしてもらわないとと常々思っていた。
ちょうど小田急の工事も進んでおり、新しい道の開通を願っていた。
そんなところに「週刊金曜日」を読んでいたら鎌田慧さんがちょうど小田急の高架化を取り上げていた。
「東京の住宅地を破壊する」と物々しいサブタイトルつきだ。
鎌田さんによれば僕の住んでいるあたりは「人間が住んでいた街がコンクリートの無機質の空間にされ、うるおいのないものとなってしまった」という。
まあ一見するとそんな感じもするが、それはまた工事がまだ完成していないためとも考えられる。
で結論は「いまやあまりにも異常な町並みである」から「高架をはずして地下鉄にしろ」ということらしい。
しかしすでに高架を走っている鉄道を地下にしろという主張こそ非現実的と思われる。
ついでにこの記事とは関係ないが、Save the 下北沢という運動がある。
下北沢のごみごみした雰囲気が好きだからそれを残したいというのだ。
http://www.stsk.net/

確かに下北沢はユニークな演劇集団でも知られる町でもあり、映画「ざわざわ下北沢」なるものもある。
愛着を持つのはわかるが、しかし人ごみで車はもとより自転車さえ通行できないという現実は直視せねばならない。
一番怖いのは災害だ、大地震が起こったら今のままでは地獄絵の世界になる。
緊急車両も通行できないという現実こそ第一にすべきだ。
ノスタルジーに浸る前にそのことを考えたい。
ビルの高層化が起こるというが、時代の流れというものだろう。
古くから住むものには耐え難いかもしれないが、今の若い人たちは道路が整備されたほうが良いと感じているだろう。
鎌田氏は小田急を地下にしたらその跡地に「緑の回廊」ができるというが言うまでもなくそんな保障はどこにもない。
高層ビルが建つ可能性のほうが高い。
夢想し、反対するのは簡単だ、しかし現実を見るべきだ。
いちばん大切なのは渋滞緩和と災害対策と思う。



音響用信号

2005-01-07 15:16:30 | まち歩き
家から母の病院までの間の横断歩道に二つの表記がある。
ひとつは「盲人用信号」もうひとつは「音響用信号」
どちらも視覚が不自由な人のための信号、つまりは同じことだ。
けど「盲人用信号」と書けばなんと寒々しくて、そっけない感じがする。
「音響用信号」と書いてもらったほうがずっと優しい感じがする。
ほんのちょっとした言葉遣いの違いだ。けどそれで世界は冷たくもなり暖かくもなる。
どうせなら暖かい世界のほうがいい。ネットでも現実でも暖かい言葉を心がけよう。
そんな風に思う。


信じられない光景

2004-12-15 21:27:26 | まち歩き
ボロ市を歩いた。
昔と変わらない人ごみだ。
しかし、昔と変わっていたことがある。
なんと人ごみの中で自転車に乗って通行しようという輩がいたのだ。しかもふたりも。
当たり前だが自転車など人ごみの中で迷惑になるだけ。
乗っていても人にぶつかってすぐ車から降りなければならないのは目に見えている。
今の若い人は、とはいいたくないが、やはりどこかずれている。


ボロ市

2004-12-14 22:43:45 | まち歩き
明日は世田谷のボロ市だ。
小さい頃父に連れられていったが最近はとんとご無沙汰だ。
何の縁か、母の入院している病院がボロ市通りに面している。
明日はボロ市を見ながら世田谷町歩きとしゃれこもう。
こんな時代だからこそ古いものの価値が見直されているのだから。