だらだら日記goo編

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どうしようもない私が歩いている

2017-09-14 15:03:08 | 日記
昨日も、依存症のミーティングに参加したが、なんかなあと。
一人の若い女性は、悪びれた様子もなく、「万引きが何故悪いのか分からない」と述べた。
あなた、そりゃ、窃盗症とは言わないよ。万引きが悪いと思わないなら、当然この人は、万引きを続ける。
そもそも、では、自分の物を盗まれて、頭に来ないのかという問題があるが、これは小学生のレベルだ。
自分の物を盗まれて頭に来るなら、他人が、商売しているものを盗まれたら、って考えないとしたら、病院に入って貰わないと。
他の若い女性は、裁判中で、「店の中で声をかけられた。店を出ていないのにおかしい」だとか、保護観察中の執行猶予中で、執行猶予は付けられないから罰金刑になってくれれば、とか言う。
あのね、窃盗罪は、店内でも、鞄に入れた時点で成立するの、開き直られて、鞄から戻されたら面倒だから、店員や保安官は、店外に出るまで、声をかけないだけ。
罰金刑も何も、保護観察中で、クリニックで、「治療」中なのに、また、万引きしたなんて犯情は誠に悪い。
例え、罰金刑になっても、執行猶予は、「裁量的」に取り消される。
執行猶予の取り消しも裁判だから、検察官が、取り消しを請求して、裁判所が認めれば、取り消される。犯情は悪く、執行猶予を与えた意味がないから、おそらく取り消される。
なんで、そんなことが分からない。
しかし、ミーティングで、教えあったり、諭したりしたらいけないから黙っていた。
どうしようもない。しかし、こんなミーティングに参加している自分もどうしようもない。
この前、東京地裁高裁の裁判を傍聴した。
立川で僕を裁いた裁判所は、東京高裁の右陪審になっている。
その裁判も併せて傍聴。判決、控訴棄却だったが、裁判官が、僕に気づいたのが分かった。
で、閉廷する時、裁判官に向かって頭を下げたら、退場しようとする時、その裁判官もかえしてくれた。
ぼくのこと覚えているだろうって、当たり前だろう。
何しろ法廷で、検察官が、あれこれこっちの証拠を不同意にする〜不同意にされたものは、裁判官の目に触れられない〜から、「一介の検察官が、国が認めた診断書まで不同意にするとは、国が刑罰与えるにおかしくないか。どこが公正な裁判だ」とか言うから、検察官は、怒って、ずっと下を向いて、その裁判官は「そういうものなの。分かる?」とか言われた。
今考えると、鑑定人の取り調べで、ある一節を聞いて、そうか、と納得したから、もう、新しい証拠は要らない。と思ったのだろう。証拠が必要なら、検察官に開示を求めるはずし、鑑定やったというのが「新しい証拠」になると。
こんなことも分からず、どうしようもない私が歩いている。