だらだら日記goo編

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七夕の日に

2011-06-28 22:21:06 | インポート
いわさきちひろ美術館に浴衣もしくは和服で行くと次回招待券がもらえるそうだ。
この美術館にももう十年くらい行っていない。
上石神井にある美術館だ。
日本人はどういうわけか、マスコミの宣伝におどらされるきらいがある。
今でいえばトーハクの空海と密教美術だ。
もうガイドムックが何冊も出ている。
それもいいがそれだけでいいのかという話だ。
板橋区立美術館館長がかいていたが基本的に美術館は
常設の質で競い合うべきだ。
欧米諸国で展覧会といったら、基本的に所蔵品をみるためだろう。
我々がルーヴルに行くのはルーヴルが所蔵している名画をみるためだろう。
ところが日本では国立新美術館のように所蔵品を持たず企画展と公募展だけで成り立っている美術館がある、どこかおかしい。
板橋区立は所蔵品で展覧会を開くときはいつも無料だ。
美術館の前に、不便でゴメンとか書いてあるが何も恥じることはない。


そしてカラヤン

2011-06-21 22:12:03 | インポート
ディスクユニオン新宿にCDを預けて査定してもらっている時間に根津美術館に。
企画展は所蔵作品から、陶磁器だがここはいろいろ持っているので常設も見応えがある。
特にここの自慢は中国古代青銅器だ。
2009にリニューアルしたときも中国青銅器のために特別展示室を作った。LED照明が作品を照らす。
今回は音声ガイドも用意されていて企画展だけでなく展示全体をガイドが紹介してくれる。
中国青銅器ではここと類作が大英博物館にしかないものもあり、まぁ良く集めたものだ。
根津嘉一朗が美術館をつくるきっかけになったのは明治42に渋沢栄一らとアメリカを旅行してアメリカ人が資財を投じて美術館をつくるのに惹かれたことにあったそうだ。
そして美術館は昭和15に開館。今では7000の美術品を抱える。
であるから、展示室5では硯箱、6では雨を楽しむ、等という特集をやる。
それに仏教彫刻だのなんだの見せ方もうまい。
で鑑賞後には庭園散策、石仏にお客が5円玉とか置いていくのも微笑ましい。
すっかり満ち足りて、ディスクユニオンに。
お金を受け取ってまあ新たなCDを買う。
やはりカラヤンは凄いと思う。
いろいろ批判があるのは知っているがカラヤンは壮年期から晩年に至るまで音楽がほとんど変わらない。
ベームもショルティもバーンスタインも晩年になると極端にテンポが遅くなる、カラヤンにはそれがない。
何でも屋のようだが、ショスタコーヴィチは10番しかふらないとかやはり独特の考えがある。
しかし美術と音楽があれば大抵のことに耐えられるな。




安いのか高いのか

2011-06-15 23:09:49 | インポート
今日はディスクユニオン新宿がタイムセール、600円以下のCDが一律200円。
僕もベームのモノラル時代のモーツァルトなど求めました。
一方、学研が発売したけど、テノールだかバリトンだかの許可が得られずに慌てて回収した幻のディスク、ミュンシュ
な来日公演の第九は三万円でうっている。
しかし定評あるミュンシュがボストンを指揮した第九、RCA盤は200円均一に含まれるし、ミュンシュがボストンを指揮したライブのベートーヴェン全集は2000円程度で売られているから面白い。
ミュンシュの音楽は力強くて速い。
第九の第一楽章など14分台だ。
当時の指揮者の多くが16分以上かけているのとは対照的だ。
ミュンシュはその情熱でボストンのそして世界のファンを掴んだ。
だからそのあとを継いだラインスドルフの評価が低くなる。
真面目だが面白くないというのだ。
しかしラインスドルフのボストンを指揮した第九を聴いてほしい。
そこにはラインスドルフの個性がはっきり表れている。
ミュンシュと同じく豪快だが、ミュンシュのように情熱で押し切ることはしない。
すべては計算しつくされている。特にティンパニの使い方がうまく、第二楽章の強打はまねができない。圧倒される。
ラインスドルフはボストンとベートーヴェン全集を作ったが、第九の次は第七がよい。
第九は66分程度で駆け抜けるような音楽だが、第七はずっしりと重い。
ラインスドルフは曲の雄大さを敢えてゆっくり演奏して表現しようとする。
つまりラインスドルフは曲の性格にあわせて音楽を作っていく指揮者なのだ。ミュンシュのように何でも情熱で押し切ることはしない。
一筋縄ではいかない指揮者ともいえる。
そんなラインスドルフの指揮作品がなかなか手に入らないというのは惜しい。
一度発売になってもすぐ廃盤になってしまう。
ラインスドルフのベートーヴェンなど中古店でもまずみかけないのはなんとも惜しい。


めるがっぱさんのご著書ご紹介

2011-06-03 22:49:04 | インポート

ご無沙汰しております。

事情でパソコンも携帯も使えない不自由な環境にいました。

さて、このたびハンドルネーム「めるがっぱ」さんこと後藤純一さんが、須田国太郎に関する研究本をご出版されたのでご案内さていただきたく思います。

須田国太郎はもっと知られてよい画家だと感じていますが、どういうわけか、日本ではマスコミが大きく取り上げる作家や芸術家ばかりもてはやされ、地道な活動をする画家は展覧会でも閑古鳥が鳴く状態です。

それは同い年の岡本太郎と川端実を扱った下のブログ記事のとおりです。

そのような地味な画家をずっと研究されてきた後藤さんの姿勢には頭がさがります。

テクノネットという会社から出ています。

僕もまだ読んでおりませんが、届いたら早速またこちらでご案内したいと思います。

後藤さんのブログをご案内しますのでそちらをご参考に一人でも多くの方が購入されることを願っています

http://blog.goo.ne.jp/nah01413