だらだら日記goo編

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新聞屋も大変だ

2012-10-28 22:15:40 | インポート
東京新聞を取っている。
口座からの引き落としだから、集金と言うのがない。
展覧会チケットなどは電話してお願いすることになるが、今月電話したら、講談社野間記念館のチケットしかない、これからは、一ヶ月に一つ程度しか入らなくなるそうだ。
つまり、東京新聞主催の現代美術館、アートと音楽、の招待券もないわけだ。
けど、電話に出た人は、okiさんの趣味が、美術館だということは、メモしてありますから、等と感心する事を言う。
お客様皆の趣味をメモしていたら、大変だろうと思うが、新聞宅配と言う日本独自の制度の賜物だろうか。
東京新聞は、今日の社説、人をつなぐ文字、言葉。のような事を書くから辞められないのだ。
被災地で、子ども達と書を書く、プロジェクトが始まったことを伝えてこう書く。

子どもたちだけではありません。311の爪痕のあまりの大きさに、日本中が言葉を失いました。
政治は混迷、経済は低迷、勇気や元気はだれかにいただくものになりました。
原発がなくなったらどうするの。これ以上経済が落ち込んだらどうするの。この国を誰に導いてもらえばいいの。
途方に暮れて声だけ大きな人たちの、空虚な言葉に身を任せようとしています。

自分だけの言葉を思い出してほしいから、私たちは、うつろう時間と季節の中で繰り返し、繰り返し、紙面に刻み続けます。
あなたのこと忘れません。

この新聞だけは繰り返し、繰り返し原発を検証し、311の事を紙面に載せる。
思い起こせば、311の次の日の新聞の社説が、私たちは助け合う。であり、震災からちょうど一年後の新聞の社説が、私たちは変わったか?であった。
僕は皆スクラップして、保存してある。
出来れば、社説を書く人ではなく、若い記者たちの原発と311についての意見を連載で読みたいと思う。
他の大新聞は展覧会チケットを何枚も用意しているのかもしれないが、東京新聞が好きだから、チケットが乏しくても我慢しよう。


核への問いはないのか?

2012-10-24 22:50:03 | インポート
今、国立近代美術館で、美術にぶるっ、という展覧会をやっている。
国立近代美術館開館60年を記念した展覧会で、美術館自体の改装をやって、リニューアルした美術館のお披露目の展覧会だ。
美術にぶるっ、というのは、美術に震えたことはありますか?という一種の問いかけみたいなものだ。
展覧会は二部に分かれていて、一部で、MOMATコレクションスペシャルとして、近代美術館の名品を展示、二部で、実験場1950として、他所の美術館からも借りて、美術館が開館した1950年代を検証するという展示だ。
一部には別に文句はない。名品が揃っているということだ。
問題は二部の展示で、自己完結してしまっているのだ、今への問いかけがないのだ。
展示は土門拳と川田喜久治の原爆を扱った写真からはじまる。
原爆に関する情報が、ようやっと出てきたのが1952頃だという。
そして基地闘争だ。砂川闘争は、現代美術館のよく知られた中村宏の作品、内灘闘争も出てくる、ビデオも流れる、流血の記憶砂川。
しかしそれで終わり、基地は今でもあるのに過去の記録のようだ。
で、国土の再編、として、芸術家の眼が、東北に向けられた、とする。
木村伊兵衛、濱谷洪らの写真家の眼が、東北に向けられたとする。東北といって何も連想しないのか、企画者は?
そして安保だ。ビデオがまた流れる、岸よ、平和の足音をきけ、いやだ、戦争はいやだ。
そして展示は細江英公が1960に作った、へそと原爆、なるビデオ作品で終わる。
原爆ではじまり、原爆で終わる、それで自己完結していて、今への視点がないのだ。
東北と聞けば、誰もが311と福島を連想するが、そこに全く繋がらない。
原爆のことが、7年後になって日本人にはっきりした、では、福島原発のことは何時になったらはっきりわかるのか?
基地問題は日本に相変わらずある。
砂川で繰り広げられたデモが、平和的にではあるが、原発を巡って繰り広げられている。
1950年代の問題は今の日本で解決しているようには全く見えない。今への視点を無視して良いのか?
これはガッカリした展示だ。美術にぶるっ、というか、美術にぶるぶる震える。


やったね、栗山さん

2012-10-19 23:24:52 | インポート
昔から日本ハムファイターズのファンだ。
東京ドームにはよく行った。
このチームは不思議なチームで、二位になり、次の年は優勝かと思うと、5位とか最下位になる。
それを繰り返すチームだった。
集客力もなく、東京ドームは閑散としていた、これではいけないと北海道移転を決めて監督にヒルマンを持ってきた。
監督は与えられた人材で、野球をする、どういう人材を採るかは、ゼネラルマネージャーをはじめとするスタッフの仕事となった。
ヒルマンは見事にチーム改革を果たして、優勝へと導いた。
後を受けた梨田も良い成績を残した。
で、今年から指揮を任されたのが、栗山だ。
他のチームで、指揮者の経験がない、コーチは梨田が使っていたコーチそのまま、しかもチームの大黒柱ダルビッシュが抜けた、開幕前の評判は低かった。
しかし、日本ハムはパ・リーグ一位となり、クライマックスシリーズでも、ソフトバンクに一敗もせずに、今日優勝を決めた。
ダルビッシュが抜けたが、前半は斉藤裕が、後半は吉川が、ピッチャーとして上出来の仕事をした。
元々日本ハムはピッチャーは良い。
打線も繋いで、最小限のチャンスをモノにするチームだ。
二位と最下位を繰返していた、大沢や上田監督の時代とは、かなり違ってきたが、北海道移転とヒルマンの意識改革が大きかったのだろう。
栗山は負けた時のフォローが凄く上手いようだ。勝たせてあげられなくて悪かった、とピッチャーに言うという。
ピッチャーは良いわけで、打線が働かなかったわけだから、ピッチャーは意気に感じる。
それは、上田が監督の時、敗戦投手に、あれはピッチャーではない、等と言ったのとは正反対だ。
さて、日本シリーズ、中日が来るだろうが、どこが相手でも、このスタイルを貫けばよい。
いささか、稲場とか、金子誠とか、中心選手の高齢化が気になるが、来期、栗山が、どんな選手を発掘するか、楽しみにしている。


けっこう忙しい

2012-10-12 22:25:34 | インポート
芸術の秋です。
行かないといけない美術展がたまっています。

東京都美術館、メトロポリタン美術館展
東京国立博物館、特別展出雲、特別展中国の至宝
西洋美術館、手の痕跡
サントリー美術館、お伽草子
国立近代美術館、美術にぶるっ
汐留ミュージアム、ジョルジュルオー アイラブサーカス
出光美術館、世田谷美術館、神奈川県立近代美術館鎌倉、山種美術館等も招待券があります。今年はもう招待券要らないかも。

行った美術館
国立新美術館、リヒテンシュタイン展
小豆島ほどの面積の国リヒテンシュタイン、ここに、ルーベンスはじめ、お宝が眠っている。
そのお宝が日本にやってきた!
リヒテンシュタイン家は、ハプスブルク家とつながっていたから、こんなにお宝が集まったが、ナチスの迫害を怖れ、お宝公開中止して、2004年に公開を再開したとか。

江戸東京博物館、川村清雄
内覧会に行きました。お陰で図録はただ。
川村清雄と言っても、知らない人が多いでしょうが、勝海舟溺愛の画家にして、ヴェネチア等で研鑽を積み、フランス人が彼の作品をフランスに飾りたい、として描かれたのが、建国。
天の岩戸伝説をモチーフにしながら、鶏を大きく描く。鶏はフランス国家のシンボルの1つでもあり、日本とフランスを繋げようという意図があるのか。

太田記念美術館、月岡芳年
血みどろ芳年、しかし国芳の門下に入ったのは12歳で、デビューは15歳。
時代は江戸から明治へ、神経症にかかったりしても復活、明治の新聞や西南戦争に題材をもとめ、教訓物にまで手を染める。
血みどろ芳年とは似つかわしくもないが、それだけ幅広いということ。
狭い美術館故に、前期後期で全作品展示換え。





展覧会の宣伝です

2012-10-06 00:11:45 | インポート
展覧会を紹介、宣伝すると招待券が貰えると言うので。
紹介する展覧会は、パナソニック汐留ミュージアムの
ジョルジュルオー アイラブサーカス展
開催日は10/6-12/16
ここは、水曜日が休みなので注意してください。
公式サイトは
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/121006/

です。
この美術館は、ルオーを得意としていて、何度もルオーの特別展をやりましたし、常設で、小さなルオーギャラリーも作ってます。
僕の印象に一番残っているのは、ルオーと白樺派、と言う展覧会。
今回はサーカスと言うことで、興味あります。
アクセスも容易で、新橋駅から、徒歩五分、パナソニックの四階にあります。
ビデオも何時も流れていて、係員も親切で、で、メモをとっていると、必ず下敷きを貸してくれます。
またアンケートに答えると、ルオーのポストカードが貰えます。
是非興味持たれた方は汐留に!
一般800円、詳しくは公式サイトを

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