だらだら日記goo編

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酷暑

2010-08-25 23:11:35 | インポート
暑くて夏バテ気味だ。
でもなんやかやで展覧会には行っている。
展示品保護のため美術館の中は相当寒い。
国立新のマンレイなんて酷く、会場を歩いているうちは、そんなに寒さを感じないが、座って映像を見ているとふるえがきた、夏用スーツを着ていてもそうだから酷い。
この残暑というか酷暑はまだまだ続くようなので用心しないといけない。
さて今日三菱一号館美術館の招待券というか鑑賞券が入った。この新しい美術館は評判悪く、入場口にもいろいろ設けている。
招待券は広場側入り口から入場して入場用チケットと引き換えてくださいとある。面倒だが仕方が無い。
さて丸の内界隈にはいろんな美術館というかデパートも揃っていてはしごができる。
とりあえず考えているのは日本橋高島屋の小泉淳作展とのはしごだが、他にも三の丸尚蔵館のように楽にみられるところとはしごしたい。
今日は松屋銀座のアールヌーヴォーのポスター芸術展に行ってきたが、展示55、ミゲルウトリリヨとはモーリスユトリロのことだとか、展示91、西洋美術館での回顧展も記憶に新しいフランクブラングウィンとか出ていて面白かった。展示品はウィーン分離派ポスターからはじまるが、シーレは会員ではなかった、第49回分離派展は非会員ばかり集めたとかいろいろ面白かった。


嘘をついていたのはー

2010-08-13 00:12:16 | インポート
ハローダイヤルに電話すると今回の展覧会では図録を作らないとの情報をいただいていますといわれたが、先週の
週刊読書人では展覧会カタログ表紙と出ていてつまり図録を作ることになっている。
ブリヂストン美術館はヘンリームーアの展覧会だ。
要は美術館ホームページのミュージアムショップに図録情報を速く出さないのが悪いわけだが、図録はどうでもよくなり、速く展示をみたいので美術館に足を運ぶ。
結論から言うと図録は作っていた、テーマ展示なのでコンパクトに1200円。
さて展示は6つの彫刻と素描からなる。
彫刻はブリヂストン所蔵が二つ、あとは芸術大学、富山県立近代美術館、福島県立美術館、菅野美術館のもの。
ムーアの回顧展が開かれないのでおさらいしておくと、この人は1898生まれ、1919にリーズ美術学校に入学するも彫刻の教師おらず、志願して翌年採用してもらい彫刻科唯一の学生になったそうな。
時は流れ、第二次世界大戦、ムーアは地下鉄防空壕に避難した人や、炭坑労働者を素描にして人間存在を見つめなおしたとか、今回の展示は1970年代が中心でその頃の展示はないが、ムーア作品の原風景になったのだろう。
1946に娘が産まれる、それまで女性や母子像を描いてきたムーアだが、男性も加わり家族像になる。
今回展示されている素描、ファミリーグループのための習作は1950だが夫婦が子どもを抱いて、当時の幸福な環境が反映されているのだろう。
あと以外なのはストーンヘッジの連作をムーアが手掛けたことだ。
はじめてストーンヘッジに行ったのは23歳だが、やはり1970年だになってから表現意欲がわいたという。
図録解説によるとそのきっかけはムーアが所蔵していたスーラの素描のおかげだったという。
1986に世を去ったムーア、その片鱗を見せてもらった。
さてテーマ展示なので、あとはブリヂストン誇る所蔵作品を見せていただく。
その数約130点、今回は日本人作家の作品がやけに少ない。
その代わりテーマ展示と連動して、彫刻家の素描と版画というコーナーが設けられている。
そして新所蔵作品、ロートレックの、サーカスの舞台裏とも対面。
シカゴ美術館の、サーカスの曲馬師と双璧をなすそうだ。
楽しませていただきました。


これは行かないとー

2010-08-05 23:27:11 | インポート
今日、小田急電鉄に乗っていたら、展覧会の広告がでていた。
小田急百貨店町田でやる、白洲次郎と正子の世界展の広告だ。
やるというより、4日からもう始まっている。
町田の近くには武相荘もある。
僕は小田急のカード会員だが、小田急は会員でも無料にしないで割り引にするようだ。
何はともあれ情報が全然無かったので検索したら、この展覧会全国を巡回しているようだ。
しかし町田は穴場だ。以前も東急で山下清のかなり大規模な展覧会をやったことがある。
もはやデパート展覧会は銀座日本橋のデパートやこういう町田あたりで突発的に開催されるものに限られてきた。
日本橋三越はもうすぐ、マザーテレサをやる。松屋銀座は、水木しげるゲゲゲ展、それが終わると、アールヌーヴォーのポスター展覧会だ。
さて今日は出光美術館に行ってきた。
日本美術のヴィーナス、つまりは美人画だ。
出光所蔵の浮世絵から、上村松園、小杉放庵までの近代画で展望するが、菊池契月がよかった。
京都からの借り物3点だが、描かれた女性の凛とした表情に惹かれた。