だらだら日記goo編

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良いお年を

2012-12-31 22:39:16 | インポート
大晦日もあと一時間半。
今年は国会前の反原発デモにも行きましたが、安倍内閣は早速原発再稼働すると言う、民意とは何か、政治家の役割とは何か?

行けなくて残念な展覧会ベスト挙げておきましょう。

須田国太郎@神奈川県立近代美術館葉山
めるがっぱ@後藤純一さんが、須田国太郎、絵画を読む、を出版されて、せっかく送っていただいたのにー。
言い訳めくが、体調悪く、葉山は遠いな~と思っているうちに終わってしまったのでした。

もう一つの川村清雄@目黒区美術館
川村清雄の大規模回顧展が江戸博で行われ、それに満足してしまい時間がなかった。

セザンヌ@国立新美術館
これは大規模回顧展だが、そのうち券が入るだろうと思っているうちに終わってしまったのでした。券買えばなんてことなかったのですが。

総じて僕は、一日一展覧会主義で、じっくり観る。音声ガイドがあれば借りて、図録は買って、つまり展覧会のかけ持ちはしません。
すると必然的に、毎日展覧会行ける訳でもなく、体調の悪いことも相待って、行ける日数は限られてきます。
招待券があるところから廻りますが、今年はせっかく招待券入っても行けないという状況でした。つまりそれだけ体調良くなかった訳で、体調の悪さは当分続くでしょうから、少し来年は考えないといけません。
しかし、来年、もう、エルグレコ@東京都美術館、クラークコレクション@三菱一号館、書聖王羲之@トーハク、スタイケン@世田谷美術館、などは券が入っていますので、何とかクリアしたいところ。
新年は、江戸博、尾張徳川家の至宝、からスタート予定。2,3日は常設展が無料になり、こちらにある招待券は特別展専用なので。
皆さん良いお年をお迎えください。


来年は?

2012-12-27 23:24:03 | インポート
去年は母を失ったことからはじまって、ドタバタした。
今年は体調が勝れず、なかなか動けなかった。
年末のこんな時期でも微熱がぬけない。
それでも頑張って、美術館には行った。
今年は、成城大学名誉教授の千足先生の講座も朝日カルチャーでとった。
大エルミタージュ展とか、リヒテンシュタイン展などを今年監修された方である。
初めの講義に、いきなり受講者全員にセガンテイーニ展招待券二枚配って驚いたが、二時間立ちっ放しで、水をうまそうにのみつつ、講義する先生は面白く、来年新年そうそう、横浜朝日カルチャーに行くことにした。
今度は、何の券をくれますか。
そんなことはどうでもいいが、今年面白かった展覧会を。

まず、その千足先生監修の、リヒテンシュタイン展である。
リヒテンシュタインとは何処ぞとなるが、ヨーロッパの小国だ。
しかし、ルーベンスとか、お宝が沢山ある。
小豆島くらいの面積の国、お宝の国。
国立新美術館で開かれたが、天井画なども展示され、構成の妙が光る。

国立近代美術館、リニューアル、美術にぶるっ。も良い。
近代美術館が一新した、そのお披露目展だが、まず、近代美術館のお宝を4階から、2階までで一挙披露、一階は、第二部として、実験場1950と題して、近代美術館が開館した50年第を、絵画、写真、映像などで回顧する試みだった。

ブリヂストン美術館、ドビュッシー展も忘れ難い。
ブリヂストンは常設展を大事にする美術館だが、ドビュッシー展は、オルセーなどから、惜しげもなく借りて、音楽と美術の関係を探った展示だ。
ドビュッシーは、日本の浮世絵から影響を受けたとか面白い。

小さな美術館も健闘した。
多摩美術大学美術館、モノミナヒカル展は、年を越してまだやっているが、佐藤慶二朗という人の動くオブジェだ。
実験工房などで活躍し、作曲もやった人だが、会場あちこちでオブジェが動いている。佐藤の指示通りに動かすのは、大変だったろうと感じざるを得ない。
それから、ここでもあげた、松濤美術館の古道具坂田さんの展覧会だ。
雑巾を壁にかける、芸術の意味の問い直しだ。

残念ながら、今年はフェルメールイヤーと言われ、フェルメールの作品が上野などに来たが、もう少し落ち着いた環境で観たいとかんじた。
来年は、都美術館の、エルグレコに初まり、文化村のルーベンスだの、西洋美術館のラファエロだの、個人作家の展覧会が目白押しだ。
体調を整えて臨みたい。


第九が響く

2012-12-21 22:39:05 | インポート
年末である。
ということで、日本では、ベートーヴェンの第九の季節だ。
第九は、ヨーロッパでは、創造主を讃える歌だから、神聖でめったに演奏されないし、指揮者も特別の心構えで臨むのだが、日本では、年末の風物詩だ。まあ悪いことではない。
僕の気にいっている第九は
フルトヴェングラー指揮したのと、ミュンシュがボストンを振ったやつ、ミュンシュの後任のラインスドルフがやはりボストンを振ったやつ、ワルターがコロンビアを振ったやつ、イッセルシュテットがウィーンフィルを振ったやつなどだ。
フルトヴェングラーは誰も異論ないだろう、1942のナチス演奏会とか、1951のバイロイトとか、1943のストックホルムとか、何種類もありそれぞれに素晴らしい。フルトヴェングラーの音楽は生成する音楽だ。初めはぎこちなくはじまっても、ラストになると圧倒的な迫力を産む。
ミュンシュの第九はとても情熱的だ。何しろテンポが速く、全体60分強。フルトヴェングラーが大体75分くらいかかるのと正反対だ。
ラインスドルフは日本では、人気がないが、ボストン最晩年のこの演奏を聴くと圧倒される。
ミュンシュの情熱に理知的な要素を加えた演奏で、特にティンパニーの最強打、弾むようなリズム感に圧倒される。第九は重々しいと思っていると、それと正反対の解釈を貫いた演奏、こんな演奏が1969に実現していたとは。
ワルターは声楽部が弱いのが残念だが、強い意志を感じる第一楽章、夢見るような第三楽章とやはり老練の技が光る。
イッセルシュテットも地味な指揮者だが、ウィーンフィルの弦の優しさを巧みに操り、そこに意志の力を加えて充分聴かせる。
最近の指揮者の演奏は古楽器の影響か何か知らないが、せせこましく、第九のイメージを損ねているように思う。
さて今日は誰の第九を聴きましょうか。


何が争点なのか?

2012-12-12 22:54:19 | インポート
いよいよ、今度の日曜日は総選挙だ。
僕の住む世田谷区では、衆議院小選挙、比例、都知事、都議会補欠、最高裁判事と五つも投票しなければならない。
でもって、総選挙は大三極なるものができたが、雑誌や新聞の予想では、自民圧勝の勢いだという。
しかし、この選挙は何が争点なのか、よく見えない。
日本は課題が、山積みだ。
本屋の倒産は当たり前で、今は食べ物屋も潰れる。
であれば、経済対策を最優先にという声もわかる。
しかし、また大地震が襲ったら、経済どころではないのも事実だ。
確かにこの総選挙は、311後初めての総選挙だ。
卒原発を掲げる政党ができたのも故なき事ではない。
しかし、問題を原発にのみ絞るのもどうかともおもう。
憲法を改正しろという政党も出てきた。
確かに、現在の憲法に問題があることは否めないが、もっと世の中が落ち着いてから、憲法のことは議論すれば良いのではないか。
その他、福祉、教育、日本の問題は多岐に渡る。
争点が絞れない選挙なのだ。
小泉さんの時は、郵政民営化これ一つに絞った。
今回は何が争点なのか、よく判らないまま、もうすぐ投票となる。
実際、僕も誰に入れるか全く決められない。
決められないまま、投票日を迎えることになろう。
さて、選挙の結果はどうでるか?


Twitterは人を繋ぐか

2012-12-03 22:39:50 | インポート
Twitterをやっているが、今ちょっとした、ていぱーくブームが起こっている。
きっかけは、ていぱーく、つまり、逓信総合博物館の呟きだ。
要旨を書くとこんな具合。
聞こえますか----逓信総合博物館です-----あなたの心に直接訴えています----今、スロヴァキアの切手展をやっているのですが----展示場がとても寂しくて-----
まあこんな感じなのだが、これが他のユーザーの眼に止まって、今確認したところ、10000以上のリツイートが生まれた。
リツイートすることによって、リツイートした人のフォロワーの眼に触れ、フォロワーがまたリツイートしてこんな数になったのだ。
呟いたのは、ていぱーくの学芸員さん、しかし、さみだれ式に呟きが広がり、ていぱーく、はお客さんが入っていないようだ、頑張って欲しいと言う気持ちからか、ホームページへのアクセス急増、ついには、Twitterを観て、ていぱーく、に来ましたと言うお客さんやら、ていぱーく、に行くにはどうしたら良いでしょう、と質問するお客さんが出てくる始末、かくして、ていぱーく、の、Twitterは、人気になったのだ。
展示場が寂しい、と素直に告白するていぱーく、なかなかだが、それに応じるユーザーまた良い。
美術に関心のないユーザーまで巻き込み、目白に行けば良いんですか?などと質問する人、それは、切手の博物館、ていぱーく、は大手町です。と答える学芸員さん。
結局人は優しいんだろう、ネットと言う場でこんな人助け?行為ができる。
ていぱーくTwitterはすっかり人気になり、夜も遅くまで呟いてます。