だらだら日記goo編

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それでも生きていく

2017-07-29 20:57:41 | 日記
聖マリアンナ医科大病院にかかった。
小野先生からは、「貴方は、発達障害の定型から外れており、統合失調症を考えざるを得ない」と言われ、「薬も私がみる」といきなり、薬を変えられ、今の主治医には手紙書いとくと伝えられた。
鑑定書も持って行ったが、少し読んで「統合失調症の否定の根拠は乏しいな」と。
要は、統合失調症も、DSMでは、統合失調症スペクトラム障害と、なったから、少しは入っているだろうということだろうか?
ウイングという学者の名前を挙げて「統合失調症と発達障害は見分けがつかないとウイングも言ってた」と。
しかし、統合失調症と診断するには、妄想、幻覚、幻聴の存在が必須なはずだが?
僕自身、統合失調症なんて思いたくはないし。
しかし、奇妙な人生ではある。
裁判所の鑑定で、「自閉症スペクトラム障害」とはっきりと診断された。
そうはっきり診断されて、良かった訳で、診断が付けば、対処も出来ると。
しかも、発達障害の専門家の小野先生、依存症の専門家の大石先生に診てもらっている。
我々の小さい頃は、障害者は特別支援学級に入れられたから、障害者と健常者が一緒に暮らし、相手を分かるということは難しかったし、今でも難しい。であるから、施設は減らない。
しかし、これ以上努力して生きる必要もあるのかと思う。
この歳になって、目指すところが分からない。
しかし、小野先生も、すぐに、声をかけていただき、まあ、慈恵医大の時代に「研究例にしたい」と仰られたから、昨日の様子を見ると、自分のどこかに戻ってきて、喜んでいるように思えた。
で、どうしたいか?と聞くから、「発達障害は先生に、依存症は今の主治医に」、まあ、餅は餅屋に、というから、と言ったら、冒頭の「薬も、私が」となったのだ。
まあ、小野先生を信じて、もう少し生きるか。

考えなければならないこと

2017-07-25 23:09:22 | 日記
下に書いたように、植松被告には、酌量の余地がないが、しかし、まだ考えなければならないことがある。
それは、通り魔が「障害者は要らない」と襲った訳ではなく、植松被告はこの施設で働いていた。その人が「障害者は要らない」と考えて襲ったということ。
すると、障害者蔑視の思想はどこで生まれたかというと、障害者と接しているうちに生じた。と考える他ない。
植松被告だって、この障害者施設に応募した時は、障害者と接したいと考えて応募したはずだ。まさか、ここなら採用してくれるからとか不純な動機だった。とは思いたくない。
それが、働いているうちに、言うことを聞かない障害者、何を考えているのか分からない障害者達に苛立ってきて、障害者など要らないと短絡的に考えるようになったのだろう。
施設で働いている時から障害者蔑視の思想を口にしていたというが、そういうふうに変わってしまった人をスタッフの一員として扱うには無理がある。この施設は、さっさと植松被告を解雇すべきだった。
しかし、言うまでもなく、人員不足で、なかなか解雇出来なかったのだろう。
すると、この施設の対応にも問題があることになる。
巷では、障害者団体が「私たちにも生きる権利がある」とかなんとか騒いでいる。
確かにそれはそうなのだが、やはり、限界がある。
植松被告をただ批難する人には問いかけたい。あなたには、重度の障害者をみる資格があるのか?
植松被告への批難は、すぐに自らにかえってくる。
重度障害者を見守ることが、如何に大変なことかを知らない無知な人間の戯事だと。
もちろん、植松被告を援護するつもりなどない。ただ、批難する資格もない。と申し上げます。

相模原殺傷から一年

2017-07-23 22:44:31 | 日記
経つ訳ですが、基本的に植松被告には、情状酌量の余地がない。
障害者差別の思想に、措置入院後の、又麻薬かなんかで、妄想状態に陥り、犯行に及んだ。というのは見やすい。
薬物が怖いのは、ドーパミンに働きかけて、統合失調症と似た妄想、幻覚を生じさせる所にあるから、刑罰も厳しくて、一回で、執行猶予刑になる。
で、障害者の問題がクローズアップされる訳だが、国の方針として、知的障害者も、精神障害者も、施設から地域へ。という流れだ。
流れだけど、地域へ戻っても、支援してくれる福祉士やらが少ないから、どうにも施設から出られない障害者が多い。
DSMでは、精神障害を、mental disorder、と書く。
disorderであって、disabilityではない。
そこには、適切な治療や支援を受ければ、障害は回復する。という考えがある。
例えば、自閉症スペクトラム障害の「こだわり」とは、健常者が持っているこだわりと、質的には違わず、量的に違うだけで、つまり、健常者の延長線上にある。
例えば、本を一巻から順に揃えなければ気がすまない。ある作家の作品は皆買わないと気がすまない。これは、健常者でも持っているが、本の◯巻がないので、見つかるまで延々と探すというと、いささか「量的に」過度であり、それが、自閉症スペクトラム障害者の病理的側面と言える。
しかし、健常者の延長線上にあるということは、適当な支援を受けて、そのエネルギーを別に回すことが出来れば、障害は解消する。ということを意味するので、disabilityではなく、disorderを使う。
で、思い出すのが、名古屋大の元学生の殺人。
死とか、薬物に、異常な「こだわり」を示した、やはり、発達障害な訳だが、仮釈放で20〜30年で、でてくるのだが、理解できないのは、出てきたら、また危ないことをするんじゃないか、という声。
長いこと、治療を続けりゃ、そのこだわりが解消する。ということが、何故か理解されない
名古屋大の学生だから、アタマはいい訳で、そのエネルギーを別のことに使えば、当然、社会に役立つはず。
しかし、今の健常者はそこが理解できないから、障害者は閉じ込めておけとなる。
植松被告と似た考えの人が多いとすれば悲しい。

時は流れず

2017-07-22 20:26:31 | 日記
って、大森庄蔵の本にあったけど〜。
寝てばかりいるから、出かけると全てやってしまおうとするから疲れる。当たり前。
昨日は、まず、近くの内科で、睡眠時無呼吸症候群の検査の結果を聞く→東京ステーションギャラリー「不染鉄」→横浜の主治医→帰宅と。
で、無呼吸症候群の検査の結果は、「無呼吸」ではなくて、「低呼吸」。
で、精神的な面が大きいと思われるので、聖マリアンナに行くなら、脳波検査してもらってください。と。
で、執行がまた延びるというか、執行できない状態が続く。
聖マリアンナの精神科は、不祥事があった為に、新患の受け入れ制限をしているそうだが、僕は、予約が取れた。
小野先生も僕の事覚えていらっしゃるだろう。研究例にしたいと慈恵会医大病院の時に仰られたから。
小野先生は、当然、大人の発達障害の専門医で、睡眠障害の専門医じゃないから、別の先生にも、お世話になることになり、脳波検査は、1泊2日だから、また時間がかかる。
別に執行を故意に伸ばしている訳ではない。
拘置所に行って、睡眠障害で苦しくなったり、起きられなかったりで、すぐ、病棟やら、医療刑務所に行っては仕方ないから、体調を整えて、執行を受けたいだけなのだ。
検察も、分かっているようで、何しろ、もう、事件から2年半経つから、遅くなってもいい、と考えておられるようだ。
要は、自閉スペクトラム症だからちゃんとやりたい。
慈恵会医大病院で、心理テストを受けた時は、ロールシャッハテストの認知の歪みやら、バウムテストで、木にみえない木を描いてる事から、精神病圏の障害、と判断されたけど、要は、心理士が未熟で解釈出来なかっただけなのだ。
バウムテストは、いきなり、木を描け、しかも、三枚続けて描けと言われて、動揺しただけで、木を描くなら、根や葉っぱとか、いろいろ描くのが仏教だけど、慌てて、描かなかった。ということで、今思えば、自閉スペクトラム症の症状だろう。
精神病圏の障害と言っても、妄想、幻覚、幻聴はないから、鑑定書にあるように「統合失調症を患っているなら処方されている薬で顕在化しないのがおかしい」というのが正しいだろうと。
で、つくづく思うのは、人は人を理解出来ない。未熟なと言ったが、簡単な心理テストで、精神病圏の障害、と簡単に半出来ないということ。
人と人とは、根底的に通約不可能、そこからはじめるしかないと。
このブログを読んでいる方も、こんな、精神鑑定だ、クレプトだと書き連ねる人物の心理は了解不可能だろうと。
一日寝てばかり。時は流れず。大森さんの考えも理解出来ないけど、通約不可能性からはじめるしかないと思う。

聖マリアンナ医科大病院へ

2017-07-19 21:08:37 | 日記
27日に予約を。
大人の発達障害の専門家の小野和哉先生に受診するわけだが、ここは予約の入れ方が変っている。
紹介状をしたためた医院と聖マリアンナの間でやり取りして、予約を入れるのだ。
で、今の主治医のところで、聖マリアンナの精神科とやり取りして貰って、水曜日と金曜日の午前中が、小野先生の初診診察日だが、金曜日、つまり、27日の午前と決まった。
紹介状に加えて、もう、予約票が、今の主治医のところに届いてるそうで、それ持って、ついでに、立川の精神鑑定書と、鑑定医の証人尋問の速記録を持って、伺うことになる。
小野先生は、慈恵医科大病院で診ていただいた時、「アスペルガーの場合は刑が軽くなるだけ」とおっしゃられたけど、判決はその通りになった。
判決文では、「行動制御能力に支障があったとしても、完全責任能力を有している」というもので、「行動制御能力に支障があった」なら、「完全責任能力」を認めるというのは、普通に考えておかしいけど、それが、判例なのだ。仕方ない。
まあ、聖マリアンナには、司法精神医学を専門にする精神科医もおり、安藤久美子という人は、精神鑑定医のリストに入っているようだから、その先生とも相談したい。
今の主治医のところは、依存症の専門医だからいろいろ不満がある。
しかも、人事移動で、臨床心理士の資格を取得したばかりの者が沢山入って来て、当然の如く、そんな経験のない者に診て貰いたい患者などいるわけなく、こりゃダメだと。
しかも、依存症なら何でもやります。性依存症も、ネット依存症も、クレプトもやりますよ、などという心理士は、要は、専門性に欠ける中途半端だと理解できるから、ますます信頼できないし、依存症患者の心理が分からなければ、適切な指導が出来ないのは当たり前だ。
しかし、今の主治医のところは、生活保護を受けて、依存症で金を使うだけという者ばかり。
横浜市中区というのは、ドヤ街の側なのだ。
すると、高度な話しをしても分からないから、テキストを読むだけとなる。
これでは、テキストに文句をつけるような、僕みたいな患者は困るだろう。
ミーティングで、院長は間違っている。とか、はっきり言うから、他の参加者はどう思ってる?
という訳で、専門性のある大学病院を受ける。
生憎、睡眠障害が続いているけど、27日は、タクシー呼んででも行かないと〜。